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 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から4年になるのを前に、朝日新聞社は福島放送と共同で、福島県民を対象に世論調査(電話)を実施した。原発事故に対するこれまでの政府の対応については「評価する」は14%にとどまり、「評価しない」は71%にのぼった。

 調査は2月28日と3月1日に行った。事故の半年後、1年後、2年後、3年後にも同様の調査をしている。

 過去4回の調査でも政府の対応を問う質問をしたが、「評価しない」はいずれも7~8割だった。事故後4年を経ても、県民は政府に厳しい目を向けていることが分かる。