町田消防署

わが町の防火防災日記
~高めよう!地域の防災力~

     

2月17日 東急電鉄の協力で、電車車両を活用した救助訓練を実施

 当署は東急電鉄協力のもと、2月17日(火)東急電鉄長津田車両工場で、解体予定の実車両を使用しての救助救出訓練を実施しました。この訓練には町田消防署を含めた7署及び第九方面消防救助機動部隊、相模原市消防局、大和市消防本部、東急電鉄から計152名が参加しました。
 はじめに東急電鉄職員による電車車両の構造説明及び救助活動時の注意事項等の講義を受講しました。その後、東急電鉄から提供された実車両を使用して、踏切での電車人身事故を想定した救出・救助訓練を実施しました。訓練には東急電鉄の運転士や車掌も参加し、消防隊と連携した活動を行うなど、よりリアルな訓練となりました。続いて東急電鉄職員指導のもと、電車の持ち上げ訓練や車両の切断、破壊訓練を実施し、参加した職員から「実際にエンジンカッターを使用しての車両切断や破壊活動を初めて経験した。」などの声が多く聞かれました。
 訓練後の講評では深瀬八郎町田消防署長から「実際の車両を使用させていただき、大変貴重な訓練ができました。電車は都民の貴重なライフラインであり、事故が起きてしまった時は迅速な人命救助と早急な復旧ができるように備えたい。」とのコメントがありました。
  
  

2月3日 幼稚園の節分イベントに参加~災害は外!安全は内!~

  当署は2月3日(火)町田市高ヶ坂5-5-19にある高ヶ坂幼稚園にて、節分の豆まきイベントに参加し、消火器の使用方法や火災予防について指導を行いました。  鬼をモチーフとした町田消防署のオリジナルキャラクター「ペキータ」が両手に炎の絵を持ち園児に近づくと、園児は「オニはそとー!」と大きな声を出しながら豆をペキータにまき、ペキータ退治に大いに盛り上がりました。先生は豆でなく消火器を持ち、ペキータの持つ炎に向け「火事は外ー!」と園児と一緒にペキータを退治し、一年間の無病息災を祈願しました。  最後には火災予防の指導を行い、子供達と火遊びをしないことを約束しました。
  

迅速な初期消火で延焼阻止!

  今年1月に町田市内にある飲食店で発生した火災で、付近に努めている宇野康生さん(写真)平塚覚さんが飲食店の換気扇から火が出ていることを発見し、 職場にある消火器4本を使用し、危険をかえりみず迅速に消火しました。勇敢な行動により被害を最小限に食い止められたことに感謝の意を伝えるため、 町田消防署長より感謝状を贈呈しました。

1月25日 背中で語るファイヤーランナーたち

1月25日(日)野津田競技場(野津田町)において開催された「第67回武相駅伝」において、東京版救急受診ガイド#7119の広報活動を行いました。
 駅伝大会には町田消防署からも5チーム20名の職員が参加し、選手宣誓を行い、町田消防署長の号砲で各チーム勢いよくスタートしました。
 当署のランナーは「#7119」「火の用心」の広報メッセージを背中にプリントした消防車カラーの赤いTシャツを身にまとい、参加する他のランナーや沿道で応援する方に対し、熱い背中で広報活動を行いました。
  

1月21日 観光バスの中で救命講習

1月21日(水)町田市鶴間1701番1号にある、中央交通有限会社にて、運転手に対し普通救命講習を行いました。
 講習は観光バス運行中に急病人が発生したことを想定し、実際に大型バスの車内で心臓マッサージや人工呼吸、AEDの使用訓練を実施しました。補助席を座席につなげ、急病人を寝かせるスペースを作る等工夫を凝らした訓練を額に汗を流しながら熱心に取り組む姿からは、人の命を預かる運転手のプロ意識が見えました。
 訓練に参加した運転手は「バスの車内という狭いスペースで行う難しさを実感した。走行中であれば車両を止める場所に配慮する必要もある。実際にバスの車内で行ったことでよりためになった。」と好評のうちに講習を終えました。