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 国の補助金の交付企業からの政治献金問題が、現職閣僚に広がり続けている。3日には甘利明経済再生相と林芳正農林水産相も献金の事実を認めた。

 甘利氏は3日の閣議後会見で、自身が代表を務める「自民党神奈川県第13選挙区支部」が2013年5月に国土交通省の補助金の交付決定を受けた企業から、月額1万円の寄付を得ていたことを明らかにした。政治資金規正法は、補助金の交付決定通知から1年以内の政治献金を禁じている。甘利氏は「弁護団からは『グレー』の回答だった」と述べ、1年分の12万円を返金する考えを示した。

 林氏が代表の「自民党山口県参議院選挙区第2支部」は、農水省の補助金の交付決定を受けた大手広告会社から10万円、経済産業省の補助金交付が決まった大手化学メーカーから50万円の寄付をそれぞれ受けていた。林氏は返金について「検討したい」と話した。