毎日新聞は3月2日付朝刊で、追悼記事「悼む」のコーナーで、作家の故・三浦綾子さんの夫で、三浦綾子記念文学館館長だった故・三浦光世さん=昨年10月30日死去=を取り上げた。その中で、夫妻について「ともに敬虔なカトリック信者」と記載していたが、2人ともプロテスタントの信者で、日本基督教団に属していた。日本報道検証機構が三浦綾子記念文学館と教団に問い合わせ、確認した。
日本基督教団の出版局は、三浦彩子さんと光世さんの本を何点か出版しており、教団には現在も三浦綾子の作品を読み継ぐ読書会がある。
悼む:作家・三浦綾子の夫、三浦綾子記念文学館長・三浦光世さん=昨年10月30日死去・90歳
◇三浦文学の伝道者
小説「氷点」などで知られる作家の三浦綾子(1999年に77歳で死去)の夫として、妻への献身ぶりは多くの人に「彼なしに三浦文学は成立しなかった」と言わしめた。晩年、取材で苦労話を尋ねた時には、「もっとしてやればよかった」と天国にいる妻の存在を強く意識した言葉が返ってきた。夫婦の絆の強さと深い愛情を感じた。…(中略)…ともに敬虔なカトリック信者で、作品の根底に流れる信仰を同じ信者として理解した。協力者のレベルを超えた共同制作者ともいえ、自身も詩集や妻との思い出をつづった著作を多く残した。…(以下、略)
毎日新聞2015年3月2日付朝刊5面(毎日jp)
- 「三浦綾子 信仰と文学」 (日本基督教団出版局)
- 三浦綾子読書会 (日本基督教団 東京山手教会)
- (初稿:2015年3月3日 11:30)
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