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最終更新:2015年3月3日(火) 14時35分

1月の実質賃金1.5%減、19か月連続の減少

 1月の実質賃金が前の年の同じ月と比べて1.5パーセント減り、19か月連続で減少したことがわかりました。

 従業員が5人以上いる事業所を対象に行った厚生労働省の調査によりますと、働く人1人あたりの平均賃金を示す1月の現金給与総額は27万2779円で、前の年の同じ月に比べ1.3パーセント増えました。ただ、物価の上昇を考慮した1月の実質賃金は前の年の同じ月に比べて1.5パーセント減り、19か月連続の減少となりました。

 厚労省は「実質賃金の減少幅は小さくなってきているが、まだ物価の上昇に賃金の上昇が追いついていない」としています。(03日11:14)

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