2015年3月3日13時10分
東京都千代田区の高層区営住宅で2日にあった火災で、火元の部屋に住む20代の男が警視庁の事情聴取に対し、「自分が火をつけた」と話していることが神田署への取材でわかった。署は、現住建造物等放火の疑いで調べている。
署によると、火災は2日午前8時半ごろ発生。千代田区西神田2丁目の「西神田コスモス館」(25階建て)の20階の一室約70平方メートルが焼けた。男は顔や腕にやけどを負って入院したが、命に別条はないという。男は両親と3人暮らしで出火当時は1人だった。
建物は7~25階が区営住宅で、低層階には保育園などが入っている。東京消防庁によると、住民や園児ら約230人が避難した。
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