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LA 警察が黒人男性に発砲し死亡させる
3月3日 12時04分

アメリカで警察による容疑者への対応が過剰だという反発が強まるなか、西海岸、ロサンゼルスで複数の警察官が、強盗の疑いで拘束しようとした黒人男性に発砲して死亡させ、対応に行き過ぎがなかったか議論を呼んでいます。
ロサンゼルス中心部で、1日昼ごろ、警察官が、ホームレスの黒人男性を強盗の疑いで拘束しようとしたところ、もみあいになり、抵抗を続ける男性に発砲して男性は死亡しました。
近くにいた人が一部始終を撮影した映像では、複数の警察官と男性がもみ合うなか、連続して5発の発砲音が聞こえ、男性が倒れたあと、「丸腰だったのに」などと叫ぶ人の声が記録されています。
警察は、3人の警察官が発砲したことを認めたうえで、「男性が警察官の銃を奪おうとしたため撃った」として、対応に問題はなかったと説明しています。
一方、地元の人権団体などは警察の対応に行き過ぎがあった可能性があるとして、一連の対応が適切だったか検証するよう求めています。
アメリカでは、去年、警察官が容疑者などを死亡させるケースが相次いで黒人社会を中心に反発が強まり、大統領の指示で信頼を構築する方策を検討する特別委員会が設置されていただけに、今回の警察の対応に行き過ぎがなかったか、メディアが大きく報じるなど注目が集まっています。

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