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      幼稚園不発弾事故の記念碑建立

      幼稚園不発弾事故の記念碑建立

      41年前の2日、那覇市にあった幼稚園の近くで不発弾が爆発し、3歳の女の子を含む4人が亡くなった事故があり、幼稚園で事故を語り継ぐ石碑が完成し式典が行われました。
      41年前・昭和49年の2日、当時那覇市小禄にあった「聖マタイ幼稚園」の近くで、下水道の工事中に、沖縄戦当時の不発弾が爆発し、3歳の女の子を含む4人が死亡、34人がケガをしました。
      幼稚園は、その後、隣の豊見城市に移転しましたが、戦後70年のことし、この事故を語り継ぎ、平和の尊さを発信していこうと石碑が完成し、2日、幼稚園で式典が行われました。
      式典には、事故当時の園の関係者や現在の園児などおよそ80人が参加し、事故当時の園長、鬼本照男さんが「ひな祭りの歌が終わろうとしたときに大きな音がして、泥に埋もれた子どもの手が見えた。
      あっという間のことだった」と当時を振り返りました。
      参加した人たちは、全員で石碑の前に花を手向け、平和への祈りをささげました。
      沖縄には現在も2000トンを超える不発弾が地中に埋まったままとされ、その処理にはあと70年以上かかるといわれています。
      聖マタイ幼稚園の真栄城美子園長は「碑を通して、このような事故があったことを記憶し続け、平和に向けてみんなが心を1つにするきっかけになればいい」と話していました。

      03月02日 19時09分