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 王毅外相、国連安保理の公開討論会を主宰

2015-02-24 11:32:48     cri    

 中国の王毅外相は23日、アメリカのニューヨークにある国連本部で安全保障理事会の議長として、「国際平和と安全」をテーマとする公開討論会を主宰しました。

 王毅外相は、演説の冒頭で「今年は国連創設、ならびに世界の反ファシズム戦争勝利70周年を迎える。これは記念すべき年で、先人の事業を受け継ぎ、未来を切り開く歴史的な時期でもある。安保理の議長国として、中国は今回の公開討論会の開催を提案した」と述べました。

 王毅外相はまた「70年前、世界の反ファシズム戦争が勝利をおさめたことは世界を大きく変えた。歴史を反省し、未来を考える過程で国連が創設された。『国際連合憲章』は、国際社会が戦争をなくし、平和を永久に保つ固い信念を表し、現代の国際関係の基本的な準則を確立した。70年後の今日、『憲章』は依然として時代に相応しいもので、われわれは、『憲章』の精神を改めて学ぶだけでなく、時代に合わせてさらに充実させるべきだ」と強調しました。

 王外相は、さらに「中国は戦争勝利のために大きな犠牲を払い、重大な歴史的貢献を果たした。国連の原加盟国および安保理常任理事国として、『憲章』の精神を一貫して守り、国連の役割を支持し、世界の平和と安定を維持していく。習近平主席は協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係の構築を提唱した。これは『憲章』の趣旨と原則を継承した上での、重要な刷新と発展でもある」と述べました。

 21世紀の国際関係について、王毅外相は「第一に、平和を大切にし、衝突しない。第二に、協力し、対立しない。第三に、公平性を求め、覇権に反対する。第四に、ウィン・ウィンを追求する」という中国側の主張を述べました。(藍、林)

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