トップページ社会ニュース一覧光点滅 ガイドライン抵触で再発防止要請
ニュース詳細

光点滅 ガイドライン抵触で再発防止要請
2月27日 21時35分

総務省は、ケーブルテレビなどで放送された音楽番組の一部に、健康被害を防ぐためのガイドラインの基準を超えて光が点滅する映像が使われていたとして、放送事業者など230社と業界団体に対し再発防止を要請しました。番組を巡っては、視聴者の一部から体調不良の訴えがあったということです。
総務省によりますと、去年12月1日から24日にかけて、ケーブルテレビなどで放送されたミュージックビデオを流す5つの音楽番組の中で、健康被害を防ぐために定められたガイドラインの基準を超えて光が点滅する映像が使われていたということです。
番組を見た母親と子どもが体調不良を訴え、病院で光の点滅が原因の発作症状と診断されました。その後、症状は回復したということです。
総務省は、これらの番組を放送し、ガイドラインに抵触していたと報告があったケーブルテレビの放送事業者など230社と2つの業界団体に対し再発防止を要請しました。業界団体の日本ケーブルテレビ連盟と衛星放送協会は「要請を真摯(しんし)に受け止め再発防止に努めたい」とコメントしています。

関連ニュース

k10015811581000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ