ニュース詳細
ノバルティスファーマに業務停止命じる2月27日 13時05分
K10057919811_1502271706_1502271726.mp4
大手製薬会社ノバルティスファーマが、抗がん剤などの副作用を定められた期限内に国に報告していなかった問題で、厚生労働省は会社に対して、来月5日から15日間薬の販売を禁止するなど業務を停止するよう命じました。
厚生労働省によりますと、副作用の報告を巡って業務停止処分が行われるのは初めてだということです。
厚生労働省によりますと、副作用の報告を巡って業務停止処分が行われるのは初めてだということです。
この問題は、大手製薬会社ノバルティスファーマが販売する抗がん剤などの治療薬について、営業担当の社員らが重い副作用の症例を把握していながら安全担当の部署に伝えず、定められた期限内に国に報告していなかったもので、報告を怠っていた患者は3200人余りに上ります。
厚生労働省は去年7月、ノバルティスファーマに対し業務改善命令を出しましたが、去年12月に公表された会社の調査結果を受けて、「報告を怠った副作用の件数が多く、中には14年以上報告していなかったケースもある」として、27日、医薬品医療機器法に基づいて、ほぼすべての薬の販売を禁止するなど業務を停止するよう命じました。
厚生労働省によりますと、副作用の報告を巡って業務停止処分が行われるのは初めてだということです。
業務停止の期間は来月5日から15日間で、会社はほかに代替できるものがない免疫抑制剤など5つの薬と、市販薬を除くすべての薬を販売できなくなります。
厚生労働省から業務停止処分を受けたことについて、ノバルティスファーマは「処分を真摯(しんし)に受け止め深く反省し、より一層再発防止に取り組むとともに、患者や医療関係者をはじめ、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけすることを心よりおわびします」などとコメントしています。
厚生労働省は去年7月、ノバルティスファーマに対し業務改善命令を出しましたが、去年12月に公表された会社の調査結果を受けて、「報告を怠った副作用の件数が多く、中には14年以上報告していなかったケースもある」として、27日、医薬品医療機器法に基づいて、ほぼすべての薬の販売を禁止するなど業務を停止するよう命じました。
厚生労働省によりますと、副作用の報告を巡って業務停止処分が行われるのは初めてだということです。
業務停止の期間は来月5日から15日間で、会社はほかに代替できるものがない免疫抑制剤など5つの薬と、市販薬を除くすべての薬を販売できなくなります。
厚生労働省から業務停止処分を受けたことについて、ノバルティスファーマは「処分を真摯(しんし)に受け止め深く反省し、より一層再発防止に取り組むとともに、患者や医療関係者をはじめ、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけすることを心よりおわびします」などとコメントしています。