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消費者物価指数 20か月連続の上昇2月27日 9時05分
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先月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いて20か月連続の上昇となりましたが、原油価格の下落を受けて上昇幅が縮小しました。
総務省の発表によりますと、物やサービスの値動きを示す先月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、平成22年を100とした指数で102.6となり、前の年の同じ月を2.2%上回って20か月連続の上昇となりました。
ただ、原油価格の下落でガソリンや灯油が値下がりした影響で、上昇幅は去年12月と比べて0.3ポイント縮小し、去年6月以降、縮小傾向となっています。
日銀の試算では、消費税率の引き上げで、全国の消費者物価指数は2%程度押し上げられるとされていますが、今回これを当てはめた場合、増税分を除いた上昇率は0.2%程度とみられ、1%を下回る状況が続いています。
一方、今月の東京都区部での消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いて前の年の同じ月を2.2%上回り、22か月連続の上昇となっています。
総務省は、「下落が続いていた原油価格は今月に入って底を打っているとみられる。その影響は、ことし3月ごろの消費者物価指数に表れ、上昇幅の縮小傾向も止まるのではないか」と話しています。
ただ、原油価格の下落でガソリンや灯油が値下がりした影響で、上昇幅は去年12月と比べて0.3ポイント縮小し、去年6月以降、縮小傾向となっています。
日銀の試算では、消費税率の引き上げで、全国の消費者物価指数は2%程度押し上げられるとされていますが、今回これを当てはめた場合、増税分を除いた上昇率は0.2%程度とみられ、1%を下回る状況が続いています。
一方、今月の東京都区部での消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いて前の年の同じ月を2.2%上回り、22か月連続の上昇となっています。
総務省は、「下落が続いていた原油価格は今月に入って底を打っているとみられる。その影響は、ことし3月ごろの消費者物価指数に表れ、上昇幅の縮小傾向も止まるのではないか」と話しています。