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中国大使館 5月の大規模訪中団に期待2月27日 23時31分
日中関係の改善を後押ししようと、ことし5月に日本から3000人規模の訪問団が中国を訪れることになりましたが、東京の中国大使館の報道官は27日の記者会見で、日中の相互理解が深まることへの期待を示しました。
中国大使館で27日開かれた定例の記者会見で何振良報道官は、最近の日中関係について、「一部の交流や対話が逐次、再開されている。よい方向に発展していくのではないか」と述べました。
そのうえで、ことし5月下旬に民間企業の幹部や地方自治体の関係者ら3000人規模からなる訪問団が中国を訪れることについて、「双方にとっていいことだ」と期待を示し、「日本からもっと多くの若者たちや各界の皆さんが、中国を訪問して交流し、相互理解を深めることを希望している」と述べました。
一方、何報道官は「日本政府が侵略の歴史に対してどのような態度を取り、どんなメッセージを発信するか、中国だけでなくアジアの隣国、そして国際社会が注目している」と述べ、安倍総理大臣が、戦後70年のことしに発表する「総理大臣談話」を注視していることを強調しました。
そのうえで、ことし5月下旬に民間企業の幹部や地方自治体の関係者ら3000人規模からなる訪問団が中国を訪れることについて、「双方にとっていいことだ」と期待を示し、「日本からもっと多くの若者たちや各界の皆さんが、中国を訪問して交流し、相互理解を深めることを希望している」と述べました。
一方、何報道官は「日本政府が侵略の歴史に対してどのような態度を取り、どんなメッセージを発信するか、中国だけでなくアジアの隣国、そして国際社会が注目している」と述べ、安倍総理大臣が、戦後70年のことしに発表する「総理大臣談話」を注視していることを強調しました。