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中国 環境保護相に名門大学学長を任命2月27日 23時42分
中国で環境行政のトップに名門大学の学長だった専門家が任命され、指導部には環境対策や汚職に対する国民の不満を和らげたいねらいがありそうです。
中国の全人代=全国人民代表大会の常務委員会は27日、名門の清華大学の学長だった陳吉寧氏を環境保護相に任命する人事を決定しました。
公開されているプロフィールによりますと、陳氏は51歳。清華大学で土木環境エンジニアリングを専攻し、その後、環境科学を専門とする学部の学部長などを経て2012年から先月まで学長を務めました。
中国ではPM2.5の問題をはじめ、環境汚染が深刻化していますが、共産党は去年11月から12月に行った調査で、環境行政の怠慢や腐敗などの問題を数多く指摘していました。
陳氏の行政手腕は未知数ですが、中国の指導部としては、陳氏の専門性と清新さを印象づけ、環境対策や汚職に対する国民の不満を和らげたいねらいがありそうです。
公開されているプロフィールによりますと、陳氏は51歳。清華大学で土木環境エンジニアリングを専攻し、その後、環境科学を専門とする学部の学部長などを経て2012年から先月まで学長を務めました。
中国ではPM2.5の問題をはじめ、環境汚染が深刻化していますが、共産党は去年11月から12月に行った調査で、環境行政の怠慢や腐敗などの問題を数多く指摘していました。
陳氏の行政手腕は未知数ですが、中国の指導部としては、陳氏の専門性と清新さを印象づけ、環境対策や汚職に対する国民の不満を和らげたいねらいがありそうです。