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ポーランド大統領 停戦合意に疑念2月27日 23時24分
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日本を訪問しているポーランドのコモロフスキ大統領は、隣国ウクライナ東部の情勢について、「停戦合意が守られるか疑念を持っている」と述べ、親ロシア派が合意を守らなければEU=ヨーロッパ連合がアメリカなどと連携して、ロシアへの制裁を強化すべきだと主張しました。
ポーランドのコモロフスキ大統領は27日、安倍総理大臣との首脳会談を前に、都内でNHKの単独インタビューに応じました。
この中で、コモロフスキ大統領は、停戦合意が結ばれたあとも散発的な戦闘が続く隣国ウクライナ東部の情勢について、「安心できず脅威に感じる」としたうえで、「停戦合意が守られるか疑念を持っている」と述べ、親ロシア派が焦点となっている重火器の撤去を進めるか、楽観視できないという認識を示しました。
そのうえで、親ロシア派が停戦合意を守らなければEUがアメリカやカナダと連携してロシアに対して、経済分野での制裁をさらに強化すべきだと主張しました。
さらに、コモロフスキ大統領は、ロシアがウクライナへの天然ガスの供給を停止すると警告し、ヨーロッパ諸国にも影響が出ると指摘したことについて、「ロシアはエネルギーを武器にEU加盟国の団結を壊そうとしている」と非難し、EUとしてロシアとの間でエネルギーの価格交渉を行う必要があると強調しました。
この中で、コモロフスキ大統領は、停戦合意が結ばれたあとも散発的な戦闘が続く隣国ウクライナ東部の情勢について、「安心できず脅威に感じる」としたうえで、「停戦合意が守られるか疑念を持っている」と述べ、親ロシア派が焦点となっている重火器の撤去を進めるか、楽観視できないという認識を示しました。
そのうえで、親ロシア派が停戦合意を守らなければEUがアメリカやカナダと連携してロシアに対して、経済分野での制裁をさらに強化すべきだと主張しました。
さらに、コモロフスキ大統領は、ロシアがウクライナへの天然ガスの供給を停止すると警告し、ヨーロッパ諸国にも影響が出ると指摘したことについて、「ロシアはエネルギーを武器にEU加盟国の団結を壊そうとしている」と非難し、EUとしてロシアとの間でエネルギーの価格交渉を行う必要があると強調しました。