実はクルマ好きにもオススメ!?映画「ジャッジ!」
2014年02月13日 11時00分
華やかな広告業界のドタバタ劇を描いたコメディ映画「ジャッジ!」。公開から1カ月が経ち、すでに観に行った人もいるだろう。実はこの映画、クルマ好きな人だけが楽しめるポイントがいくつかあるのだ。今回はGAZOO読者に向けて「ジャッジ!」のおすすめポイントをご紹介しよう。
「ちくわCM」を入賞させなければクビ!?
GazooSection01Text01
主人公は、広告代理店「現通」に勤める落ちこぼれ広告マン・太田喜一郎(妻夫木聡)。年に一度、世界中の一流クリエイターが集まって最高のCMを決める「サンタモニカ広告祭」の審査員を命じられる。しかも、どう考えてもレベルの低い自社CMを入賞させなければクビ! というミッション付き。太田は仕事のできる同僚・大田ひかり(北川景子)とタッグを組み、自社の「ちくわCM」をアピールするが……というストーリー。
監督は、あのクルマCMを作った人物
GazooSection02Text01
この映画の監督は、ダイハツ工業の企業CM「日本のどこかで」シリーズを担当した永井聡氏。脚本は、トヨタ自動車の企業CM「ドラえもん」シリーズを担当した澤本嘉光氏だ。どちらのシリーズも大いに話題になったので、GAZOO読者の中でも続きを楽しみにしていた人が多かったのでは? この2人がタッグを組む映画となれば、おもしろくないハズがない。
「日本のどこかで」第5話
Re BORN(ドラえもん)のび太の籠屋篇
GazooSection02Text02
澤本氏は「ジャッジ!」公式サイトで、「いままでいくつもの世界の広告祭の審査員をした時に経験して来た、CMの賞とりレースでの不思議で信じられないように面白い出来事を、真実50%、フィクション70%で描いてみたら100%をかなり超えてしまいました」(原文ママ)とコメントしている。
STAFF(ジャッジ!公式サイト)
ちくわのライバルはトヨタ
太田の前に立ちはだかる強力なライバルが、同じく日本の広告代理店・白風堂の木沢はるか(鈴木京香)。心から推薦することのできない自社のちくわCMを「入賞させなければ」と行動する太田に対し、木沢は「入賞させたいのは、授賞式にトヨタの人が来るからじゃない。わたし、このCMが好きなのよ」と話す。そのCMがこちらだ。
実はこれ、単なる劇中CMではなく、2006年に開催された第53回カンヌ国際広告祭のフィルム部門銀賞など、実際にいくつもの広告祭で賞を獲得したトヨタの企業広告なのだ。登場するクルマはベルタ、カムリ、ポルテ、クラウンだと見て取れる。ベルタはすでに販売が中止されており、ほかに登場する車種も一世代前なので、CMを鑑賞すると懐かしい気分になるかもしれない。
ここまで「クルマ好きに響くポイント」をまとめてみたが、もちろん誰が見てもおもしろい本作品。個性豊かな役者たちが繰り広げる広告バトルに、ついクスっとさせられてしまうハズだ。筆者が鑑賞したときは、館内で何度も大爆笑が起こっていた。すでに公開1カ月がたっているので、劇場で鑑賞したい人はお早目に!
(田島里奈/ノオト)