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【動画】横浜マラソン:サイクルポリス導入 ランナー目線でテロ警戒

 15日に行われる横浜市初の市民参加型フルマラソン大会「横浜マラソン2015」で、県警は自転車に乗ってランナーと並走しながら警戒に当たる「サイクルポリス」を導入する。東京マラソンで警視庁が取り入れた「ランニングポリス」も採用し、ランナー目線からテロ警戒に当たる。

 県警警備課によると、機動隊員の中からサイクルポリス5人、ランニングポリス16人を選抜。それぞれ青いゼッケンに白い文字で「POLICE 神奈川県警」と記された“制服”を着用する。

 サイクルポリスは集団の先頭、中間、後部に分かれてランナーと並走。緊急時に備えて撮影した画像を本部に送れる携帯端末のほか、無線機、警棒などを携行する。ランニングポリスは2人一組の8グループ編成で、10キロごとに次のチームにバトンタッチする。

 県警は、サイクルポリスについて「ランニングよりも体力が温存でき、緊急時にも現場に急行できる」と説明。サイクルポリスを務める男性警察官は「市民の安全を守るため、沿道に目を凝らして頑張りたい」と話した。

【神奈川新聞】