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ウクライナにガス供給停止の警告2月26日 5時39分
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ロシアのプーチン大統領は、ウクライナが東部の親ロシア派の支配地域へのガスの供給を止めたことについて、「集団虐殺のようだ」と非難するとともに、ウクライナに対してガス代金を支払わなければ、数日後に供給を停止すると警告しました。
ロシアのプーチン大統領は、25日、モスクワで記者会見し、ウクライナ政府側が東部の親ロシア派の支配地域へのガスの供給を止めたことについて「およそ400万人が、冬の間、ガスのない状況に置かれている。集団虐殺のようだ」と述べて非難しました。
そして「ウクライナ政府が東部を自国の領土だと考えるのであれば、すべての責任を負うべきだ」と述べ、親ロシア派の支配地域へのガスの供給を再開するよう求めましたまた、ロシアからウクライナへのガスの供給について、「ウクライナが前払いした分のガスは、あと3日から4日分しか残っていない」と指摘し、さらに代金を支払わなければ、数日後に政府系のガス会社が供給を停止すると警告しました。
そのうえで、ウクライナへの供給が止まった場合、「当然、その先のヨーロッパへのガスの輸送も一定のリスクにさらされる」と述べて、ヨーロッパへのガスの輸送にも影響が出るとの見方を示し、対立を深めるヨーロッパ諸国にも揺さぶりをかけるねらいがあるとみられます。
そして「ウクライナ政府が東部を自国の領土だと考えるのであれば、すべての責任を負うべきだ」と述べ、親ロシア派の支配地域へのガスの供給を再開するよう求めましたまた、ロシアからウクライナへのガスの供給について、「ウクライナが前払いした分のガスは、あと3日から4日分しか残っていない」と指摘し、さらに代金を支払わなければ、数日後に政府系のガス会社が供給を停止すると警告しました。
そのうえで、ウクライナへの供給が止まった場合、「当然、その先のヨーロッパへのガスの輸送も一定のリスクにさらされる」と述べて、ヨーロッパへのガスの輸送にも影響が出るとの見方を示し、対立を深めるヨーロッパ諸国にも揺さぶりをかけるねらいがあるとみられます。