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英のイスラム教徒 4分の1が「共感」2月26日 4時44分
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先月、フランスでイスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を掲載した新聞社が武装した男らに襲撃された事件について、イギリスのイスラム教徒の4分の1が犯行の動機に共感するとして、一定の理解を示していることが最新の世論調査で明らかになりました。
この世論調査は、イギリスのBBCなどが今月20日までのおよそ4週間、イギリスに住むイスラム教徒1000人を対象に行ったものです。
それによりますと、先月、フランスでイスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を掲載した新聞社が武装した男らに襲撃され12人が死亡した事件について、「風刺画に強い不快感を感じた」と答えた人は78%に上りました。
また、「犯行の動機に共感できるか」という質問に対して、▽「できない」と答えた人は62%で、▽「できる」と答えた人も27%に上りました。
BBCは、イギリスに住むイスラム教徒の多くは、今回の事件について暴力に訴える行為には反対しているものの、犯行に及んだ男らの気持ちには一定の理解も示していると分析しています。
イギリスには人口の4.4%に当たる280万人余りのイスラム教徒が暮らしていて、ヨーロッパでイスラム教徒によるテロ事件が相次ぐなか、イスラム教徒との共存が大きな社会問題になっています。
それによりますと、先月、フランスでイスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を掲載した新聞社が武装した男らに襲撃され12人が死亡した事件について、「風刺画に強い不快感を感じた」と答えた人は78%に上りました。
また、「犯行の動機に共感できるか」という質問に対して、▽「できない」と答えた人は62%で、▽「できる」と答えた人も27%に上りました。
BBCは、イギリスに住むイスラム教徒の多くは、今回の事件について暴力に訴える行為には反対しているものの、犯行に及んだ男らの気持ちには一定の理解も示していると分析しています。
イギリスには人口の4.4%に当たる280万人余りのイスラム教徒が暮らしていて、ヨーロッパでイスラム教徒によるテロ事件が相次ぐなか、イスラム教徒との共存が大きな社会問題になっています。