バルザーニ政権に近い筋として知られる、クルドのニュース・ポータルサイト『ルダウ』のインタビューを受けたモスル知事のエスィル・ヌジェイフィ氏は、「トルコは、モスル軍事作戦に参加の決定を下した」と述べた。ヌジェイフィ氏は、「トルコが作戦に軍事支援と物資配給などの後方支援を表明し、武器や軍需物資を送ることになる」と主張した。
エスィル・ヌジェイフィ氏の兄弟であるイラク副大統領ウサメ・ヌジェイフィ氏は、最近、トルコを訪問し、エルドアン大統領とダウトオール首相と会談した。
イラクで2番目に大きな都市であり、豊富な石油の埋蔵量のあるモスルは、2014年6月から現在までIS(イスラム国)の支配下にある。アメリカをリーダーとした有志連合、イラク軍およびペシュメルゲ(クルド人部隊)は、モスル解放にむけた地上戦のために、今まで準備をしてきている。
Radikal紙(2015年03月01日付)/ 翻訳:新井慧
■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。
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