DMM.comが2014年12月に始めたMVNOサービス「DMM mobile」のPR記事を掲載し、その狙いやポイントを紹介したところ、多くの反響をいただきました。そこで、サービスが始まって約3ヶ月経つということもあり、再度DMM.comさんにお話を伺いました! 前回は実現できなかった“あのポーズ”も……?
(※この記事は株式会社DMM.comによるPR記事です)
――DMM.comさんのオフィスに再びやってきました。前回と同じく、担当者の松永さんにお話を伺います。まず、DMM mobileについておさらいです。
▽ DMM.comが激戦MVNO業界に登場! 「DMM mobile」のどんなところがいいのか聞いてみた - はてなニュース
- NTTドコモのLTE(高速データ通信)/3G回線、通信エリアを利用。バックボーンはIIJ
- 「データSIMプラン」「通話SIMプラン」があり、データ通信量は1GB、3GB、5GB、7GB、8GB、10GBの6つ。使い方に合わせて選べる
- データ通信だけの利用なら、価格は1GBで月額660円(税別)から
- 低速通信時でも、初めの一定通信量はLTEと同等の速度で読み込みできる「バースト機能」を提供
- SIMカードを最大3枚まで発行して高速データ通信容量を分け合える「シェアコース」がある(8GB、10GBプラン)
- スマートフォン端末とSIMカードをセットで購入する「スマホプラン」を用意。端末は6種類
――サービスがスタートして早くも約3ヶ月経とうとしています。ユーザーの皆さんの反響、手応えなどはいかがですか?
前回に引き続きお話を伺ったマーケティング本部の松永かなえさん。
松永 当初のユーザー層としては、SIMカードやSIMフリーのスマートフォンに関する知識をお持ちで、既に活用している方々を想定していました。それが、思いのほか広くサービスを知っていただいている印象です! 実際に使ってみた方がブログに使用レポートを書いてくださるなど反響が多く、いろいろ拝見していると、満足していただけているという感触を得ています。
――えっ、ブログ記事も読んでいるんですか?
松永 はい! チーム総出で日々検索しています。“エゴサーチ”のような感じですね(笑)。参考になる記事を見つけたら、すぐにチーム内にシェアを。
――おお、皆さんでチェックしているんですね。
松永 ブログを読むと、ユーザーさんの声が直接分かります。「品質が高い」「安定している」など、DMM mobileの良さを体験していただけたことが分かるととてもうれしいです。「マイページが分かりにくい」など改善点も細かく書いてくださいますので、見つけた場合は、すぐに修正案として提案していきます。
――細かく確認するんですね! DMM mobileのユーザー層について教えていただけますか?
松永 いまのところ、既存のDMM会員と新規会員の割合はほぼ半々です。開始当初は既存会員が多いと見込んでいたのですが、予想以上に新規でユーザー登録していただきました。
――DMM mobileではMNP(ナンバーポータビリティ)も利用できます。利用した方は多いんでしょうか?
▽ お乗り換え MNP(ナンバーポータビリティ)について - DMM mobile
松永 通話SIMプランを契約した方のうち4割が、MNPでのご契約です。サービス開始当初は3割くらいで、1月中旬から徐々に伸びてきました。
■ DMM mobileは品質と価格で“第4のキャリア”を目指す
――前回、プランが豊富に用意されていることを紹介しました。ニーズに合わせて選べるのが特徴ですが、いま人気のあるプランはどれですか?
松永 現在の申し込みの割合でいうと、データSIMプランが6割、通話SIMプランが4割です。通話SIMの割合が徐々に高まっていますね。容量では1GBプランの申し込み数が圧倒的に多いです。「DMM mobileに興味を持ってとりあえず申し込んでみる」「2台目として使ってみる」という感じかな、と考えています。
また、2月中旬に容量変更機能をリリースしたので、まず1GBでご契約いただいて、使用量に応じて変更するといったシーンも多く見られるようになりました。
――SIMフリースマホを持っていれば、660円の1GBデータSIMプラン+150円のSMSオプション(各月額、税別)ですぐに試せますもんね。
スマホセット対応端末(3月3日時点)。
松永 使ってみていただければ、メインのスマホとして全く問題ないと実感していただけるかと思います。通信の品質などを体験して、ぜひ3GB、5GBとさらに容量が多いプランへのステップアップをご検討ください!
新規でスマホセットを購入する場合でも、月々1,000~2,000円台で使えて、既存のスマホの料金と比べると格安です。DMM mobileは、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルに次ぐ“第4のキャリア”を目指しています。
――スマホセットの端末6種類のうち、どの端末が人気ですか?
松永 いま一番人気なのは ASUS Zenfone 5 ですが、はてなニュースの読者様にはぜひ Huawei Ascend Mate7 をご検討いただきたいです。「iPhone 6にも引けを取らないスペック」とよくいわれるほど高性能な端末ながら、DMM mobileではプラン込みで月々2,953円(税込)からお使いいただけて、非常にお薦めです! また、日本製端末の追加も随時検討中です。
――選択肢が多くて目移りしますね!
松永 NTTドコモのスマホなら、SIMロックの解除をしなくても、そのまま使える仕様となっています。SIMフリースマホを持っていない場合でも、お手持ちのスマホがNTTドコモのものでしたら、DMM mobileをお使いいただけますよ。お使いの端末がそのまま使えるかどうかについては、DMM mobileのサイトに「動作確認端末一覧」を設けていますので、ぜひチェックしてみてください。
▽ SIMカード 動作確認端末一覧 - DMM mobile
■ 「DMMポイント」への統合で、よりコンテンツを利用しやすく
――前回の記事には、「DMM.comのコンテンツを使う場合にデータ通信量無制限だとうれしい」などの声もありましたが、そういう可能性を……検討されているとかは……
松永 そのようなお声をいただいているのは認識しています。動画となるとかなり大きい帯域を使ってしまうので、すぐに実現するのは難しいと考えています。ゲームは動画よりもある程度の帯域しか使わずに済むから実現可能性はありそうだよね、という話は、チーム内ではしています。
――さすがに厳しいですよね……。また、月々の請求額のうち10%分を「DMMギフト券」で還元する特典も非常に注目されています。1月28日から始まったシステム改修で、DMMギフト券の対象サービスからオンラインゲームが一時的になくなっていますが、現在の状況を教えていただけますか?
松永 この点につきましては、皆さまにご不便をおかけします。システムの統合・改修の間、オンラインゲームはDMMギフト券の利用対象外となっています。「DMMポイント」への統合が完了する4月初旬には、オンラインゲームも復帰します!
――「DMMポイント」には3種類が統合されるんですね。どんなところが便利になるんでしょう?
松永 これまでは、「DMMマネー」「ポイント」「DMMギフト券」の3種類があり、3種類それぞれで利用できるサービスはばらばらでした。例えば、同じDMM.comのコンテンツなのに、オンラインゲームでは利用できても電子書籍では利用できなかったりと、分かりにくかったのです。
――確かに使おうとして使えないとがっかりしちゃいますね。
松永 これらを統合することで、「DMMポイント」だけで各サービスをこれまで以上に便利にお使いいただけるようになります。もちろん現在お持ちの「DMMマネー」「ポイント」「DMMギフト券」は、引き続きご利用いただけます!
――おおー!
松永 これまではオンラインゲームを利用するための「ポイント」を購入する場合、「DMMマネー」にいったん入金する必要があったのですが、統合後は「DMMポイント」をご購入いただくだけで、オンラインゲームのポイントとして利用できるようになります。支払い方法はクレジットカード以外にも、電子マネー、コンビニ店頭支払いなどからお選びいただけます。
――なるほど。すごく便利になりますね! 統合完了が楽しみです。
■ アプリ提供、サポート体制の強化などさらに質を高める
――前回、高速通信のON/OFFができるアプリを開発中と伺いました。進捗どうですか?
マイページでのON/OFF切り替えは、「高速データ通信」の欄で
松永 高速通信のON/OFFアプリは、3月末にリリース予定です。ON/OFFの切り替えは現在マイページでしかできないのですが、スマホでアプリを立ち上げ、その場でON/OFFの切り替えができるようになります。
――いまDMM mobileで取り組んでいることがあれば、ぜひお聞かせください。
松永 新たに、3月2日(月)~3月31日(火)の期間中スマホセットをお申し込みいただいた方に対し、最大5,000円分のDMMポイント(旧DMMギフト券)をプレゼントするキャンペーンがスタートしました。SIMフリースマホとSIMカードを同時に購入したいという場合は、ぜひこの機会に検討されてはいかがでしょうか?
――スマホセットで購入すると、実質で最大5,000円引きということですね!
松永 また、サポート体制の強化にも力を入れています。サービス内容に関するお問い合わせ以外に、ご検討段階での相談や質問など、購入前にお問い合わせをいただくケースが増えてきました。実は、問い合わせ番号を2月中旬に増やしたんです。2つになりました。
――なんと! 前回の記事の時点では1つでしたね。それだけサービスについて知りたい人がいるということですね。
「艦これの金剛っぽいポーズでスマホを持っていただけないでしょうか……」と懲りずにお願いしたところ、快く応じていただきました! 感動!
松永 興味を持っていただいたからコールセンターに問い合わせが届くということで、大変ありがたいです。DMM.comのサービスに関する情報提供は基本的にWebで完結しているのですが、DMM mobileは既に知識をお持ちの方もそうでない方も利用されます。お問い合わせには丁寧に回答していきたいと考えています。
――新規で申し込みを考える方のハードルがぐっと下がりますね。
松永 Webページについても情報をわかりやすくお伝えできていない点があるかもしれません。最初にお話ししたユーザーの皆さまのブログチェックとお問い合わせ内容の両輪で進め、随時改善・反映していきます。
回線の品質・安定性、エリアのカバー率などは大手キャリアにひけをとりませんし、こだわり続けています。そこにDMM mobileならではの強みを加え、さらに多くの方に安心して使っていただけるよう、引き続きサービスの質を高めていきます!
――ありがとうございました!
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