小町を使っていて、みんなが苦しむのが検閲で自分が投稿した相談が掲載されないことですよね。発言小町はYahoo!知恵袋やOKWaveと違って、投稿した相談(及び回答)は検閲があり全てが掲載されるわけではありません。
自分も最初にこれで苦しみ、何度も発言小町の編集部を恨んだんですが、最終的には掲載率を80%まで上げることができました。
この記事ではいかにして検閲を突破し、相談を掲載させるかテクニックを紹介します。
(以前tumblrで書いたものの若干修正をした再掲となります。需要がありそうなので)
そもそも掲載率は6割ぐらい
そもそも小町での投稿したトピの掲載率は55%~60%です。
投稿したトピの40%が掲載されないのですから、あなたのトピが通らなくても落ち込む必要はありません。3つ相談を投稿して2つ掲載されたらラッキーなぐらいです。
そういう気持ちで望みましょう。
検閲を突破するテクニック
ただ、それでも自分の相談はできれば掲載させたいですよね。掲載率を上げたいなら、まずは以下のようなことに気をつけましょう。
- 適度に改行を入れ、読みやすい文章に
- お決まりの常套句を使う
- 相談の体をなす
- NGワード・NG話題は避ける
1は議論の余地は無いですよね。検閲をする編集部があなたの最初の読者ですから。読者が読みやすい文章にするのは当然です。他の人の相談をマネてみるのがいいですね。
2は具体的には、
「トピを開いていただきありがとうございます。」
「私は、40代女性です。」
「ご回答お待ちしています。」
といった相談文としてよくある常套句を文中に記載するというものです。検閲をする編集部からすると見慣れた文章なので頭に入りやすいです。小町文法とでも言うでしょうか。
3はもっとも重要です。例えば、あなたが日本中から蚊を撲滅したい人だとします。そんなあなたが発言小町で、
「蚊を撲滅する方法を教えて下さい。だって、蚊に血を吸われると痒いじゃないですか」
と投稿して掲載されるでしょうか。
投稿経験がある方なら分かる通り、まず、このトピは掲載されません。質問としての抽象度が高すぎ、小町で解決できる相談になっていません。質問は、小町のメイン読者である40歳前後の普通の女性が回答できるものでければなりません。
質問は、自分が本当に悩んでいる個人的な悩みまで落とし込む必要があります。例えば、
「庭の蚊を退治する方法を教えて下さい。私が蚊に血を吸われて困っています」
というのでもいいですし、更には、
「庭の蚊を退治する方法を教えて下さい。乳児が蚊に刺されていて困っています」
というように子供とか他の家族に絡める。思わず助けたくなりますね。こうすると、質問として具体的になり、小町の普通の読者が回答できる質問になります。
4ですが、これははっきり明示されていないものの、小町ではNGワード・NG話題があります。
例えば、皇室系、政治系、芸能人の批判系、宗教系、
一般論としての病気・障害の話題は掲載されません。また、弁護士が既に関与しているもの、警察が登場するものも掲載されません。
前者については編集部として掲載後に責任問題になる可能性があるため掲載しないと考えられます。後者は一般的な発言小町ユーザーの回答力を大きく超えるものだからです。専門家が登場する場面。
理想的な相談を書いてみよう!
以上を踏まえた上での理想的な相談を書いてみます。
「初めてトピを立てます。40代、都内在住の専業主婦です。
夫はフルタイムで忙しく働いていて、家のことはお前がやれと言っていて相談できないため、こちらを利用させていただきました。混乱しているので読みにくい文章になっていたら、申し訳ありません。
隣の家に池があり、そこでボウフラが大量発生。我が家にまで蚊が入ってきます。
(玄関口で蚊取り線香を炊いたら、一日で50匹ぐらい床に落ちていました。。。)私には未就学児の娘がおり、蚊に刺されやすい体質らしく、今年の夏は、身体中蚊に吸われています。
薬をあまり利用したくないので、我慢するように言っているものの、子どもですからそれも難しく、掻き毟ってしまいます。隣家のお婆さんに一度クレームを言ったものの理解してくれません。
お婆さんの亡くなられた旦那さんがこの辺では地主であったため、他の人も困っているものの、注意ができない状態です。我が家も持ち家なので、これ以上事を荒立てるのにも躊躇しています。どうしたら良いでしょうか。相談に乗って下さい。」
簡単ですね。
ちなみに、隣家のお婆さんが、何らかの宗教を信仰している、認知症であると書いてしまうと、そのトピは掲載されないか、該当箇所だけ削除されます。
それでも、どうしても掲載されないときには?
今回紹介したテクニックを使って書いても、その相談が掲載されないことは当然あります。
どうしても発言小町で相談する必要はないと思いますが、それでも小町で相談したいということであれば、文章の内容以外を検討してみましょう。具体的には以下の3点です。
- 投稿日時を変える
- トピ主名、メアド、パスワードを変える
- 視点を変える
1はそのままですね。一週間後程度ほとぼりがさめてから再投稿してみましょう。検閲担当者が忘れてたり、変わっていれば同じ内容で通してくれる可能性は十分あります。
2は何らかの理由であなたの以前のトピ主名、メアド、パスワードが弾かれている可能性があるので変えようということです。ブラックリストはたぶんあります。
3は相談自体の視点をがらっと変えてしまう方法です。例えば、先ほどの相談であれば、妻視点から夫視点に変えた文章にするということですね。
「初めてトピを立てます。40代、都内在住のサラリーマンです。
妻からどうにかしてほしいと言われたものの、自分ではどうしても解決策が見つからず、こちらを利用させていただきました。
隣の家に池があり、そこでボウフラが大量発生。我が家にまで蚊が入ってきます。
(玄関口で蚊取り線香を炊いたら、一日で50匹ぐらい床に落ちていました。)我が家には未就学児の娘がおり、蚊に刺されやすい体質らしく、今年の夏は、身体中蚊に吸われています。
妻が薬をあまり利用したくないらしく、娘には我慢するように言っているものの、子どもですからそれも難しく、掻き毟ってしまいます。隣家のお婆さんに一度クレームを言ったものの理解してくれません。
お婆さんの亡くなられた旦那さんがこの辺では名前が知られており、直接は注意がしにくいです。我が家はまだローン返済中で、引っ越しをすることもできません。あまり、事を荒立てないで解決したいのですがどうしたらよいでしょうか。
このままでは妻もノイローゼになってしまいそうです。
こんな感じですね。相談の本筋は変えず、視点転換するだけで掲載されることはよくあります。
なお、このテクニックは、自分が直接的に批判されないでトピを投稿する方法でもあります。
このトピの場合、薬を塗らないことに対する妻へのツッコミが必ず入りますが、トピ主はあくまで夫視点であるため、自分が直接攻撃されていないという気持ちになれます。
締め
こんな感じです。
慣れると小町の検閲を通す文章は自然に書けるようになります。とにかく、読みやすく、身近な内容にして、回答できるような体裁を作りましょう。
一度や二度で諦めず、試行錯誤してみて、どうにかコマッチャにフルボッコにしてもらいたいですね!