その一「空気に重さがある」

空のペットボトルの中にも、空気が入っています。しかし、その重さはなかなか量ることができません。それでは、ペットボトルの中に、さらに空気を入れて、入れた後と入れる前の重さを比べてみましょう。

空気実験1

空のペットボトル(350ml)をはかってみます。
このときの重さは、「53.62g」。重さを正確に量れるように、今回は、0.01gまで量ることができる電子天秤を使用しました。

空気実験2

次に、このペットボトルにさらに空気を入れます。ポンプが硬くなるまで・・・交代しながら一生懸命入れました。

そしてまた重さを量ると、今度は「53.87g」。入れる前と、入れた後のペットボトルの重さの差は「0.25g」!入れた空気の分だけ、ペットボトルが重くなりました。

空気実験3

しかし、どのくらいの体積の空気が入ったのでしょう?それを調べるために、今度は水槽と、計量カップが登場です。
水の入った水槽の中に水で満たした計量カップをさかさまにして、その中に先ほどのペットボトルのなかの空気を移していきます。
入っていた空気は、「550ml」でした。空気を入れる前のペットボトルの体積は、「350ml」なので、「200ml」の空気が余分に入ったことがわかります。

空気実験4

ということは「200ml」の空気の重さが「0.25g」。
「1000ml」では「1.25g」の重さがあることがわかりました。


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