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» 2015年03月03日 07時35分 UPDATE

Uber、ドライバー5万人の個人情報が流出

2014年5月に不正アクセスが発生し、ドライバー5万人の氏名と運転免許証番号が登録されていたデータベースから流出した。

[鈴木聖子,ITmedia]

 米配車サービスのUberは、データベースが何者かに不正アクセスされ、ドライバー5万人の個人情報が流出した可能性があると発表した。

 Uberの2月27日の発表によると、データベースの1つが不正アクセスされた可能性があることが2014年9月17日に発覚。この時点で直ちにそのデータベースのアクセスプロトコルを変更して、調査を開始した。

 その結果、不正アクセスは同年5月13日に発生していて、同データベースに登録されていたドライバー約5万人の氏名と運転免許証番号が流出した可能性があることが分かった。これはUberドライバーのごく一部に過ぎないと強調している。

 現時点で流出した情報が実際に悪用されたとの報告は入っていないという。

 Uberは影響を受けたドライバーにExperianが提供する個人情報保護サービスを1年間無料で提供する方針。また、侵入者を突き止めるため、被告の名を特定しないまま裁判を起こしたことを明らかにした。

uber01.jpg Uberの声明

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