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長野の停電 2系統同時にショートか
3月2日 18時14分

長野の停電 2系統同時にショートか
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2日早く長野県で、一時、すべての世帯のおよそ半数の38万世帯が停電し、長野新幹線が一部の区間で運転できなくなったほか、信号機が一時消え、5件の交通事故が相次ぐなどの影響が出ました。
中部電力の説明によりますと、2系統の送電線がほぼ同時にショートしたということで、「2つの系統の送電線がほぼ同時にショートするのは異例のことだ」として、原因を詳しく調べています。
長野県内では、2日午前5時半すぎから長野市や安曇野市、上田市など長野県内の北中部から東部にかけての広い範囲で、すべての世帯の半数近いおよそ38万世帯で停電が起き、最大で4時間半続きました。
中部電力の説明によりますと、塩尻市の変電所から3キロから4キロの範囲で2系統の送電線がほぼ同時にショートして、およそ6万世帯が停電したということです。
このあと新潟県にある上越火力発電所からの送電もストップしたため停電がおよそ38万世帯にまで広がったとしています。
中部電力は「2つの系統の送電線がほぼ同時にショートするのは異例のことだ」としていて、原因を詳しく調べています。中部電力長野支店の小森憲昭技術部長は記者会見で、「お客様に多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
この停電の影響で、長野新幹線は、始発から3時間半にわたって運転できなくなり、乗客およそ6600人に影響が出ました。
また、長野県内にある信号機の7割近くに当たる2400か所余りで信号機が一時消え、交差点での交通事故が5件相次ぎました。
このうち、長野市川中島町の県道の交差点では、午前9時50分ごろ、軽トラックと乗用車が出合い頭に衝突し、男性2人が軽いけがをしました。
このほか、病院や小中学校、それにスーパーや企業など、生活への影響が広がりました。

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