2015/03/02
■Textwellで書いたMarkdownをPrinterProで印刷するアクション
「印刷」をグレードアップする。
印刷は楽しい。きっと「作った」の達成感があるのでしょう。形のあるものが出来る。デジタルツールは本来「終わり」を持たない道具です。常に過渡状態で、どこまでも変化/改良の余白が残される。それはそれで面白いが終点がない。そこで、恣意的に句読点を打つのが「印刷」です。PDFになるだけでも、動き続ける瞬間を静止画に落とし込める。
Textwellは流動性の権化。「終止符」を持ちません。どの時点でも余白を残し、思考を刺激する。さらにMarkdownは文字修飾に手間がかからず、推敲に専念できます。終わりがない。だからMarkdownをPDFに変換することは「一休み」を生み出してくれる。
<script src="https://raw.github.com/chjj/marked/master/lib/marked.js"></script> <script> // 印刷イメージの定義 style="body{margin:50px;font-size:12pt;font-family:Hiragino Mincho ProN;}h1,h2,h3,h4,h5,h6{font-family:Hiragino Kaku Gothic ProN;}h1{font-size:150%;border-top:3px solid #aaa;}h2{font-size:130%;border-top:3px solid #eee;}h3{font-weight:bold;font-size:110%;color:#551;}h4{font-weight:bold;font-size:100%;color:#551;}"; // プログラム本体 title=T.line(1).replace(/^#+\s*/,""); text="<meta charset='UTF-8'><style type='text/css'>"+style+"</style>"+marked(T.text); T("openin",{filename:title+".html",text:text}); </script>
Import Textwell ActionOpenIn(MD)
本文はMarkdown書式とHTML書式が混在して構いません。モブログの下書きと同じ要領ですね。いつも通りに文章を打っていく。アクションを起動すると、MarkdownはHTMLに変換され、Open in ボックスが開きます。ここで「PrinterProで開く」を選びます。
PrinterProがプレビューを表示。後は「印刷」でPDFに変換するだけ。
chjj/marked · GitHub
A full-featured markdown parser and compiler, written in JavaScript. Built for speed....
Markdown→HTML変換にGitHubにあったmarked.jsを使っています。アクションに組み込む方法を探し、簡便性を優先してこの方法に行き着きました。つまり、オフラインだとこのアクションは作動しません。かならず電波の届くところでお使いください。
下記サイトを参考にしました。
余白やフォントサイズについては、ソース内のstyle変数で定義しています。というか「cssが使えるんだったら、コンナンもアンナンもできるんじゃね?」とはしゃぎ過ぎた。見出しに変な加工を掛けてます。印刷イメージを自分で定義できる。カスタマイズが簡単です。