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習国家主席 英王子に訪英の意向を表明
3月2日 17時43分

習国家主席 英王子に訪英の意向を表明
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イギリスのウィリアム王子は、中国で2日、習近平国家主席と会談し、イギリス訪問を要請するエリザベス女王の親書を手渡したのに対し、習主席は、ことし中に訪問する意向を表明し、両国の関係の発展に意欲を示しました。
日本に続いて中国を訪れているイギリスのウィリアム王子は、2日午前、北京の人民大会堂で、習近平国家主席と会談しました。
国営の新華社通信によりますと、この中でウィリアム王子は、習主席のイギリス訪問を要請するエリザベス女王の親書を手渡し、これに対して習主席が、ことし中にイギリスを訪問する意向を表明しました。
そのうえで習主席は「中英両国は世界に影響力のある大国であり、世界の平和と発展の促進に重要な責任を負っている」と述べるとともに、「両国は東西文明の代表であり、交流を強化することは、必ずや世界文明の進歩に貢献することになるだろう」と述べ、関係の発展に意欲を示しました。
また、サッカー好きとして知られる習主席が「中国はイギリスを含む世界の強豪国から技術を学びたい」と述べると、ウィリアム王子は、「イングランドプレミアリーグに、もっと大勢の中国人選手が来てほしい」と応じたということです。
イギリス王室の中国への公式訪問は、1986年のエリザベス女王以来、29年ぶりです。
中国とイギリスは、香港で去年秋に続いた、民主的な選挙を求める学生らによる抗議デモを巡って、けん制し合うなど政治的にぎくしゃくしてきたこともあり、中国の地元メディアは、ウィリアム王子の訪中を大きく伝えています。
ウィリアム王子は、4日まで中国に滞在し、上海市や雲南省を訪問して文化活動などに参加する予定です。

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