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17歳の少年「血を流し倒れているのを見た」
2月28日 12時03分

17歳の少年「血を流し倒れているのを見た」
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川崎市の河川敷で中学1年の男子生徒が殺害された事件で、逮捕された少年3人のうち17歳の少年が調べに対し、「現場で男子生徒が血を流して倒れているのを見た」と話していることが分かりました。リーダー格の18歳の少年は「今は話さない」と答えているということで、警察は現場の当時の状況を詳しく調べています。
この事件で川崎市の中学1年生、上村遼太さん(13)は今月20日、多摩川の河川敷で首を刃物で刺されて殺害され、警察は知り合いの少年グループの18歳と17歳の少年、合わせて3人を殺人の疑いで逮捕し、28日、身柄を検察庁に送りました。
これまでの警察の調べで、現場近くの防犯カメラに、事件が起きたころ上村さんとこの3人とみられる少年が写っていたことが分かっています。
警察によりますと、このうち17歳の少年が調べに対し、「現場で上村さんが血を流して倒れているのを見た。自分は殺していない」と話していることが分かりました。17歳のもう1人は「近くにはいたが、現場に向かったのは18歳と17歳の2人と上村さんで、自分は何があったのか知らない」と話したということです。
一方、リーダー格の18歳の少年は「当時のことは今は話さない」と答えているということです。
警察は、防犯カメラの映像をさらに詳しく調べるとともに、少年3人の供述を突き合わせるなどして現場の当時の状況を詳しく調べています。

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