2015-03-02
■[日記][ラノベ][「最近のラノベ」][ラノベ天狗][セルフまとめ]“文字書き”に告ぐ
もえぶたに告ぐ ~DRAMATIC REVENGE STORY~ (HJ文庫)
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- メディア: 文庫
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http://twitter.com/Hanakoiren/status/571835643803803648
異世界ものは廃れるかどうか分からないですが、転生はトリップ、ハーレムなどはそう遠くないうちに廃れていくと思いますね。 異世界ファンタジーは王道中の王道ですから、なくなることはないかと。もっと硬派なものだってありますし。
2015/03/01 09:53:36
http://twitter.com/Hanakoiren/status/571845219173322752
@tk_books 私もエロのない硬派なファンタジーが好みです……でも最近のラノベはエロばっか……orz 転生してもいいですが、転生するだけの理由とその世界での努力が見たいですねー。個人的には。
2015/03/01 10:31:39
http://twitter.com/mayoine0214/status/572054770552205312
@hayasisyousetu SAOは個人的には1,2巻だけなら良かったと思ってます。ゲームの死=現実の死というせっかくの良い設定が、三巻以降ではないですし。ただ、昨今のラノベはどうしても「流行る」と「無駄に続編が出る」ので、作品の質が低下してる気が。
2015/03/02 00:24:20
http://twitter.com/mayoine0214/status/572054829956112384
最近ラノベ読まない理由です。
2015/03/02 00:24:34
http://twitter.com/mayoine0214/status/572056333224050688
最近のラノベよんでラノベ書き始めた人にはぜひ、もう少し前の年代のラノベを読んでほしいな。らのべ初期の時代の作品を。
2015/03/02 00:30:32
どうも。
昨日の夜、ふと思い立って“文字書き”“物書き”(ここではアマチュアの小説執筆者を意味する)についての、とある連続ツイートをしました。個人的にはかなり「狙った」発言で、こ、これは10000RT間違いなし!と確信していたのですが、実際には3RTがせいぜい。おかしい……時間帯が悪かったのか?いや、この世界そのものが間違っているのかも知れない……オレは正しい、オレは正しいんだ……
悔しいので、この場に一連のツイートをまとめておきます。いわゆる、肥大した自意識の顕れであるところの「セルフまとめ」というやつです。おお恥ずかしい(*^^*)
http://twitter.com/srpglove/status/572073531510374400
これ、何度も言ってることですが改めて言いますけど。「わたし自分で小説書いてるから最近のラノベとか読めないんだよね」と、目が肥えてるアピールする“物書き”の人いますが、これが完全におかしいのは、作家として自作に向けるべき判断基準を、読者として他人の作品に向けてしまっている点ですね。
2015/03/02 01:38:53
http://twitter.com/srpglove/status/572073692655583233
作家は自作を一つの形に収束させる必要があるため執筆時にはある意味で狭量になることが求められますが、読者としては面白さを感じられる幅はできる限り広い方がいいに決まってるでしょう。作家としての成長は、必ずしも読者としての成長には繋がらない(そもそも作家として成長してるかも疑わしいが)
2015/03/02 01:39:31
http://twitter.com/srpglove/status/572074852485480448
どうもあの手の“物書き”の人々は、「正解」の不在を極端に恐れているのではないかという気がしてならない。ラブコメとハードSF、一人称と三人称ではどちらが上か?などという問いは本来考えるのも馬鹿馬鹿しいものだけど、彼らはそこに答えを求めている。
2015/03/02 01:44:08
http://twitter.com/srpglove/status/572077050262994944
小説の面白さに「正解」はない。「正解」のない状況でそれでも自分の責任で決断して一つの作品、一つの面白さを作り上げなければならないところにこそ、創作の厳しさがある、と思う。その意味では、読者としては幅広い面白さを捉えられる感覚を持つ作家の方が、困難な選択を迫られているのではないか。
2015/03/02 01:52:52
http://twitter.com/srpglove/status/572077697255403521
別に「困難な選択」を経たからといって必ずしも作品が良くなるわけではないし、良き読者は作家への適性が低いということになるのかも知れないが。>読者としては幅広い面白さを捉えられる感覚を持つ作家の方が、困難な選択を迫られているのではないか
2015/03/02 01:55:26
http://twitter.com/srpglove/status/572079316810387456
結局なにが言いたいのかというと、半端な知識によるオレ創作論を含む“物書き”の「最近のラノベ」語りはわたしを非常にイラつかせるから、“物書き”どもは目ぇ付けられないように精々おとなしくしとけや、ってことです。
2015/03/02 02:01:52
以上。
付け加えることはあまりありませんが、二点だけ。
ひとつ目。
「最近のラノベ」や「最近のラノベ」的な作風の他の“文字書き”、及びそれらの読者を批判する“文字書き”の方はよく、「君たちラノベ以外の本も読みたまえ」といったような説教じみた発言をすることがありますが、これもやはりおかしい。なぜラノベ読者がラノベ以外を読まないことが前提になっているのか。「最近のラノベ」とそれ以外の小説を平行して読んでいる、という程度の当たり前の状態も想定できないのか。これは人間の複雑さに対する想像力を完全に欠いていると言わざるを得ない。小説を書くものとしてそれはどうなんだ?
また、もし仮に「最近のラノベ」しか読んでない人物がいるとしても、その興味の狭さを批判する“文字書き”の側は果たしてどうなのか。彼らは「最近のラノベ」を読んでいるのか。共に、小説の中に「読ま(め)ない」領域を抱えているというのなら、その「狭さ」に関してはさほど変わらないのではないか。
ついでに言えば、君たちの小説が読まれないのは、読者が「最近のラノベ」しか読んでないこととはあんまり関係ないぞ!たぶん。
ふたつ目。
今回は、“文字書き”“物書き”を「アマチュアの小説執筆者」と定義しましたが、実のところこれはプロアマを問わない問題です。
たとえばこんなこともありました。
「3.1人称」という文章の長所・短所 - Togetterまとめ
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ガガガ文庫で活動しているライトノベル作家、赤月カケヤ氏による文体論ですが、全体の主張はともかくここで重要なのは次の二点。
1.一般に「三人称」と呼ばれている形式は正しくは「3人称系」であり、主視点を定め自由直接話法や自由間接話法を主とする「いわゆる3.1人称」と、「いわゆる3.0人称」が存在する。
2.「いわゆる3.1人称」はラノベではマイナーである。
さて、この主張についてどう反応すべきだろうか。
まず、いわゆるいわゆると言われる「3人称系」「3.1人称」「3.0人称」といった耳慣れない用語だが、わたしは氏が使用しているのを見て初めて知った言葉だし、検索をかけてみても詳しく説明するようなページは見つからない。業界の内側では通じているのかも知れないが、少なくとも「いわゆる」と言えるほど一般的な表現ではなさそうだ。
用語としてはあまり一般的ではない「3.1人称」だが、「自由直接話法や自由間接話法を主とする」という点をそこまで深く考えなければ、要は「三人称一元描写」のことだと思われる。この三人称一元描写は、言うまでもなく、ラノベに限らず現代の日本の三人称小説ではごく標準的な文体であると言っていいだろう。むしろ「いわゆる3.0人称」、恐らくは、登場人物の視点を借りない、あるいは明確な章区切りなどなしに視点が移動するいわゆる「神の視点」「三人称多元描写」のことだと思われるが、そちらの方が珍しい存在のはずだ。
このように赤月カケヤ氏の主張には、用語の混乱や明らかな事実誤認が含まれています。実際の執筆における感覚を語るものとしては、作家志望者にとって参考にする価値があるものかも知れませんが、こういういい加減な内容がプロ作家という肩書きの権威によって広く流布されて無用の混乱を呼ぶ可能性は、なるべく避けるべきでしょう。
小説執筆の専門家は、必ずしも「小説」の専門家ではない。ラノベ作家が自作以外の「(最近の)ラノベ」を正確に把握しているとは限らない。このことを、“文字書き”を含むラノベ読者にも、ラノベ作家自身にも、そして非ラノベ読者にも理解しておいてもらいたいと、わたしは思っています。
今度こそ、以上です。
これを読んだ上で、それでもまだ「最近のラノベ」について言いたいこと、言えること、言わなければならないことがあると思える“文字書き”の方はご自由にどうぞ。わたしも自由に反論します。自由とはそういうことだってネゴシエイターが言ってた。*1
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