Serphとイラストレーター・河野愛のコラボによるCD付きアートブック「MYTHOPOEIA」が4月15日に発売されることが決定した。

河野愛は、Serphがnoble移籍後初の作品となる2010年発売の2ndアルバム「vent」から先日リリースした最新ミニアルバム「Spring Field EP」までの全作品でアートワークを担当。ノベルティやビデオクリップのために制作したアートワークも含めるとその数は数十点にも及び、今ではSerphの作品に河野のアートワークは欠かせないものとなっている。

今回発売されるCD付きアートブックは、河野がこれまでにSerphのために描いた全アートワークに数点の描き下ろしイラストを加えた40ページの本と、Serphのレア音源集CD「MYTHOPOEIA Soundtracks」からなる作品。昨年秋にクラウドファンディングで制作支援金を募り、目標金額を大幅に上回る200万円以上の資金が集まったことから商品化されることになった。なお河野はこれまで個人としての作品集を制作しておらず、これが初めての作品集となる。

nobleレーベルの通販では一般発売に先駆け、4月5日より先行販売を実施。3月25日までに予約した人にはSerphと河野の直筆サイン入りの本が送られる。またnobleレーベルのSoundCloudでは現在、「MYTHOPOEIA Soundtracks」収録曲のうち「sanpo」「step」のフルサイズ音源を試聴することができる。

さらにこのアートブックの完成を記念して、河野による「Serph原画展」が4月9日から12日にかけて東京・Kosmos Lane Studio & Galleryで開催されることも決定した。この個展ではこれまでに河野が手がけた数十点にも及ぶSerphのアートワークの全原画を、ラフスケッチも含めて一同に展示。会期中は原画展を記念して制作されたオリジナルグッズも販売される。