演劇で小道具のナイフが本物にすり替えられ、本当の自殺シーンに
舞台劇の自殺シーンがナイフをすり返られたために、リアルな自殺シーンとなってしまったというニュースがありました。
The Guardianによると、役者のダニエル・ホエヴェル氏30才の首からあふれ出る血を見て、観客は特殊効果と演技だと思って拍手喝さいをしたと言います。
舞台の最終幕の自殺シーンで首を切るシーンだったのですが、最後の挨拶になっても彼が立ち上がらず、そこでようやく何かがおかしいと周囲も気づきました。
現在警察では事故と事件の両面で捜査中で、他の役者や舞台裏へ入ることができた者を尋問しているそうです。
幸い多量の出血にもかかわらず、ナイフの傷が頚動脈をそれていたため一命はとりとめた模様です。
処置にあたった医師は、あと少しでも傷が深かったら危なかったと伝えています。
現在確かなことは何もわかっていませんが、噂が噂を呼び、ライバルの嫉妬心の犠牲になったなど噂が飛び交っているようです。
治療を受けたホエヴェル氏は、舞台は続けるとの意思を示し、包帯を首に巻いて出演するそうです。
舞台の小道具がすり替えられるなんてサスペンス劇場みたいな話ですが、現実に起こると怖いですね…。