ネットタイガー

虎の威を借る狐です。

ナンバー2に惹かれる。

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昔から、「ナンバー2」が好きだった。

 

http://www.flickr.com/photos/44124400268@N01/97264911

photo by Duncan Rawlinson - @thelastminute - Duncan.co

 

例えば黄金時代のシカゴ・ブルズマイケル・ジョーダンが最高に輝いていた時代。ジョーダンはもちろん好きだったが、一番ファンだったのはスコッティ・ピッペン

 

彼自身もスーパースターであることに違いは無いのだが、輝ける太陽である23番よりもちょっとだけ勝負弱い、そんな33番が好きだった。

 

思い返すと、昔から主役よりもそれを支えるナンバー2のポジションに魅力を感じていたような気がする。

 

サイボーグ009」で言えば009よりも004、「太陽にほえろ!」だったらボスより山さん、「ルパン三世」ならばルパンより次元、「ガッチャマン」ならば健よりジョー。

 

「ナンバー2」と言ってもその成り立ちは様々。ナンバー1を目指しつつも次席に甘んじているもの、ある意味自由な立場とも言えるナンバー2の位置に望んでいるもの。

 

ただそのいずれにも共通しているのは、決して無視できない「存在感」。主役や組織のトップではないが確かな実力を持ち、月のように静かに光るナンバー2。そしていつの日にかナンバー1になるかもしれないという可能性。そんな彼らの密かな輝きに、知らず知らず心を奪われてしまうのだろう。

 

 

ということを「どうして自分はガンダムよりガンキャノンの方が好きなのか」をきっかけに考えてみました。本日は以上です。