みなさんは洋楽を聴きますか?
歌詞までを覚えている曲がある人もいるはずです。しかしその覚えた歌詞を英会話に使えている人は少ないような気がします。今日はみんなが今まで覚えてきた英語の歌詞を実際の英会話で使えるようにするちょっとしたコツを紹介したいと思います。
人間は大量に記憶するのが得意ですが、それを脳から引っ張ってくるのが苦手だといわれています。つまり引き出しの取っ手さえあればその引き出しをあけることができるのです。
ある洋楽の歌詞をすべて覚えているのに英会話に応用できないのはその歌詞の取っ手が曲名で曲名を聞くとすべて歌詞を言えるという、いわばすべての歌詞が一つの引き出しに入っている状態だからです。これではなにかフレーズを出したいと思っても引き出しの中がいっぱいですぐに見つかりません。
そこで歌詞の一行一行に取っ手をつけるのです。その取っ手とは私たちでいうと日本語訳です。もっというと自分がいいそうな文体の日本語訳です。
例えば、カーリー・レイ・ジェプソンのCall me maybeという曲のなかにHere’s my number.
という文があります。一つの曲として覚えていたらこの表現は引き出せませんが、ここに
これ、僕の(私の)電話番号です。っという取っ手をつけて、「これ、僕の(私の)電話番号です。」を見て「Here’s my number.」と出せるように練習します。表現は歌でもとから覚えているのですぐにできるようになるはずです。すると実際の会話で「これ、僕の(私の)電話番号です。」と言いたい場面が来るとすかさず「Here’s my number.」と言えるようになるのです。これは昨日紹介したネット版フラッシュカードで覚えてもいいですし、ノートの左側に日本語を書いて、右側に英語の表現を書いて覚えても効果抜群です。みなさんもこの方法で自分の中に隠れた英語力を使える英語力に変えてやりましょう!
英会話講師をやっています。質問やコメントなどあればお願いします!
文法は規則ではなく法則だ。 - abetaro’s diary
書きますた。
2015/03/01 22:39