次の標的はツィッター創設者と社員。イスラム国がネットで声明

2015年03月02日 16時56分

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Justpaste.it
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3月1日、全世界のISISメンバーとその賛同者に向けて、「ツィッターの創設者ジャック・ドーシーと同社社員の殺害せよ」と言っているメッセージがネット上に掲載された。メッセージの発信者はISIS(イスラム国)であると見られている。

Wikipedia

↑ジャック・ドーシー氏。ツィッター創設者のひとり、

ISISのアカウントを使用不能にしたため

いくつかの海外ニュースメディアが、問題のメッセージを翻訳しているが、それによると、ツィッターが標的になった理由は「(ISISの)聖戦士たちのツィッターアカウントをブロックしたため」。

ツィッターは、昨年秋に残酷な「処刑ビデオ」が公開されて以来、ISISメンバーが持っていると見られる77以上のツィッターアカウントを使用不能にした。

問題のISISからのメッセージには次のように書かれている。「おまえ(ジャック・ドーシー)がこの戦争を始めたのだ。こちらは最初から『おまえが戦う意味はない』と伝えてあったが、そちらは納得せず、ツィッターのアカウントを次々に閉鎖した。だが、我々は必ず報復する」。

「勇敢な聖戦士たちがおまえの息の根を止める」

メッセージの冒頭にあるのは、ライフルの照準の中に描かれたツィッター創設者ジャック・ドーシーの似顔絵だ。「我々の勇敢な聖戦士(ライオン)がおまえのもとに行き、息の根を止める。おまえが生き返ることは決してない」という一文が添えられている。

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標的になっているのはドーシー氏だけではない。

「世界中にいる(ISISの)同志が、世界中のツィッター社とその建物、人(社員)をターゲットにし、神に逆らう者が一人も生き残れないようにするだろう」とも書かれている。

ツィッター社は現在、「政府当局と連携して、このメッセージの信憑性について調査中である」とのこと。