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【プロ野球】

2番川端で打線機能 ヤクルトOP戦3戦全勝

2015年3月2日 紙面から

7回表2死一、三塁、右前適時打を放つ川端(北田美和子撮影)

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◇ヤクルト4−2巨人

 真中ヤクルトの打のキーマン・川端がうまく機能している。7回2死一、三塁で、強い打球を右前に転がした。2安打、1打点。キャンプ中に左脇腹痛で約1週間離脱したとは思えないような活躍だ。4回には、左前に抜けようかという当たりもダイビングキャッチ。「もう守備の動きも大丈夫そう。一、二塁間が広かったので狙い通りに打てた。点が欲しいところで打てて良かった」と手応えを口にした。

 真中監督は「バレンティンの前で送っても意味がないし、(1番の)山田がいい打者なので、2番で切れないようにしたい」と2番・川端の意図を説明。つなぎにせず、攻めるために昨季3割の川端を起用した。川端自身は「打順がどうとは考えていない。去年までと同じように、1打席ごとの状況に応じた打撃を心掛けている」という。

 1、2番の『山・川』コンビがよく点に絡んでオープン戦は3戦全勝。昨年は1勝11敗1分けと超低空飛行だった春のツバメが、今年は高々と舞っている。

 「オープン戦の結果がシーズンに直結するわけじゃないけど、チームの雰囲気がいい」と指揮官もご満悦。春の乱とは言わせない。 (竹村和佳子)

 

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