ポレダ、バットへし折り2回0封!原監督「いいね」
◆オープン戦 巨人2―4ヤクルト(1日・東京ドーム)
巨人がヤクルトに2連敗。これでオープン戦は6年ぶりの3連敗となった。そんな中、光明は新外国人左腕・ポレダだ。オープン戦2度目の登板で初先発し、2回を無安打無失点。前回登板(2月22日、対楽天戦=那覇)の3回1失点に続く好投で、先発ローテ入りへ大きく前進した。内海、杉内とは違うタイプの左腕のローテ入りは、今季のG投に大きな効果を与えそうだ。
迫力満点の“ビッグレフティー”が、ツバメ打線のバットをへし折った。198センチの長身左腕・ポレダの餌食になったのは初回、先頭打者・山田だ。4球目、143キロの内角へのシュート気味の速球にファウル。バットは鈍い音を残して折れた。2回、1死から飯原を一邪飛に打ち取ったが、その時も147キロの内角直球でバットを折った。
先月22日に登板した楽天戦同様、「スカイスリー」と称されるマイコラス、マシソンとの助っ人高身長トリオそろい踏みとなった。初の本拠地マウンドにも、全く問題はなかった。2回を投げて無安打無失点の好投。「生きのいい速球を投げられた。内角を直球で攻めるのが僕のスタイル。バット折ったのもそう。見せられて良かったね」と、助っ人左腕は振り返った。開幕ローテ入りへ大きく前進した内容だった。
ヤクルトの打者は警戒感を強めた。
山田「球がメチャクチャ速い。150キロより速く感じた。前に飛ばなかった」
飯原「今まで対戦した左投手の中で一番、速く感じた。どうやって打てばいいのか…」
バットだけではなく、心もへし折っていた。
この日の最速は150キロ。しかし、昨年、レンジャーズ傘下マイナーのラウンドロックで、103マイル(約166キロ)を3度も出したことがある。間もなくメリッサ夫人と生後4か月になる長男・ハンク君が来日予定。ベビー用品を都内で買いそろえ、愛する家族を待っている。生活環境が整えば、プレーの面にも好影響を与えるはずだ。
開幕先発ローテについて、原監督は5、ないしは6人を予定している。ポレダが内海、杉内に続く左腕の先発として加われば、右腕3人(菅野、大竹、西村、小山ら)、左腕3人となり、対戦カードで左、右の“ジグザグローテーション”を組むことが可能となる。
先発が左、右交互にくることで、3連戦の中で相手打線は目先が変わり、打順の固定も簡単にはできなくなる。チームにとっては大きなアドバンテージだろう。
「攻められる投球ができるからいいね。(体が)大きくて制球がどうかな、と思ったけど、制球は一番いい。この次はちょっと長くなるでしょう」と原監督。次回(7日)登板予定のオリックス戦(京セラD)では、4~5イニングを投げさせるつもりだ。マウンドを降りてからもブルペンで約120球を投げ、先発仕様の調整を行ったポレダ。開幕に向けて、調整ペースを上げていく。(楢崎 豊)