この世の果てブログ

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【悲報】NHK の『おかあさんといっしょ』が残酷な格差社会の現実を描写!

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娘と一緒に今朝の『おかあさんといっしょ』を見ていて驚いた。子供番組でも描写せざるを得ないほど、日本の格差が拡がっているとは……。絶望しました、ジム・ロジャーズ氏のアドバイスに従って、北朝鮮への移住を検討します。

リンク おかあさんといっしょ - キッズワールド NHK Eテレ こどもポータル

絶海の孤島で畜生どもが醜い闘いを繰り広げる番組内のコーナー「ポコポッテイト」より。ムテ吉・ミーニャ・メーコブの3匹がお寿司屋さんゴッコをするのだが、3匹がそれぞれ思い浮かべる「お寿司屋さん」が、全然違う。格差が悪い。

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富裕層・メーコブ

ひつじ界の名門ジャコブ家の御曹司であるメーコブ。名前から、おそらくユダヤ系の大富豪だと思われる。寿司とはカウンターの寿司屋で職人が握るもの。「回る寿司」という概念がない。

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中間層・ミーニャ

寿司屋といえば回転寿司。「回らない寿司」という概念がない。

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底辺・ムテ吉

両親に育児放棄され、祖母が経営する銭湯での児童労働を余儀なくされ、さらになぜか「文盲」という謎の属性を背負わされているムテ吉。寿司はおばあちゃんが作ってくれたものを食ったことがあるだけで、「寿司を店で食う」という概念がないので、回るもクソもない。

メーコブとミーニャの間で繰り広げられる、寿司が回るか回らないかという不毛な論争を収めるべく、「寿司の周りを回る」という止揚(アウフヘーベン)に到達し、寿司の周りを実際に回り始めるという、涙なしには見ることができないバットエンドで終わった。

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結論

今朝の回を見て保育園なり幼稚園に登園した園児たちの間で、寿司とは回るものか否かで論争が起き、子供たちが「格差」を生まれて初めて意識するきっかけになってしまう可能性が高い。NHK は一体何がしたいのか、アベノミクスが失敗なのは火を見るより明らかである。これも全て、ピケてぃが悪い。

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