乃木坂46、サプライズ連発の3周年ライブレポート 新プロジェクト1期生も募集へ
リアルサウンド 2月23日(月)19時33分配信
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乃木坂46『3rd Year Birthday Live』の様子。 |
乃木坂46が2月22日、デビュー3周年を記念した『3rd Year Birthday Live』を行った。同グループの「Birthday Live」はデビュー1年目から毎年恒例のライブとなっており、3年目の今年は西武ドームでの開催。会場には乃木坂46の公演としては過去最多となる38,000人のファンが集まった。
この日のライブ開演前アナウンスは、2月20日に誕生日を迎えた橋本奈々未と伊藤万理華の2人が担当。伊藤万理華の「誕生日おめでとう」というアナウンスに橋本は「そっちこそ」(橋本)と返した。続いて、西武ドームの場内アナウンサーから、 スタメン紹介風にメンバー全員の名前が読み上げられたあと、「おかわり君よりも派手に、岸投手よりもキレのある動きで」 とライオンズネタを入れるなど、西武ドームへの敬意を感じられる幕開けでライブはスタート。メンバーが乃木坂駅から西武ドームまで駆け抜ける映像とと共に「Overture」が流れると、登場した生駒里奈が「3歳の誕生日、一緒にお祝いしましょう!」と叫び、1曲目「ぐるぐるカーテン」を披露。立て続けに「会いたかったかもしれない」、「左胸の勇気」、「白い雲にのって」と1stシングルの楽曲を披露し、「乃木坂の詩」では目を潤ませるメンバーの姿も見られた。
楽曲後のMCでは、高山一実が自身の持ちネタ「アメイジング」を行ったあと、西野七瀬は「全然寒くないから良かった。これから寒くなるのに反比例してあったまっていきたい」と語るが、橋本は「寒いもんは寒いですね」と本音をポロリ。これに対し生田絵梨花が「ななみん以外はアツいから!(笑)」とツッコミを入れ、6曲目「失いたくないから」へ。曲間では桜井玲香が「3年前はこんなところでライブできるなんて夢にも思わなかった」と語ると、 曲終わりにはVTRで乃木坂46にまつわる用語を数回にわたって紹介する『乃木坂辞典』のコーナーへ。1回目で紹介されたのは、「握手会」「生生星(いくいほし)」「5月2日」の3つ。ちなみに、初期のフロントメンバーである生田絵梨花・生駒里奈・星野みなみの3人を総じて呼ぶ名称「生生星」に関しては、ファンの間では長くその読み方について論争が繰り広げられていたが、先日の『のぎ天』で公式の読み方が決定したばかり。
続いての用語である「5月2日」について、VTRでは秋元康総合プロデューサーの誕生日であること、彼女たちが初めてオリコン1位を獲得した2ndシングル『おいでシャンプー』の発売日であることを明かし、同曲を披露した。その後、「ハウス!」「心の薬」を歌ったメンバーは、伊藤万理華がセンターを務め、乃木坂46にとって初めてのアンダー曲となった「狼に口笛を」を熱唱。続いて生駒がソロ曲「水玉模様」を歌い上げ、曲を終えた生駒は「緊張したー!」とあどけない笑顔で微笑んだ。2ndシングルパート最後の曲「偶然を言い訳にして」では、白石麻衣、高山、橋本、松村沙友理が会場をトロッコで駆け回り、色鮮やかな曲衣装で歌い踊った。
2回目の『乃木坂辞典』では、「カップリング楽曲」、「もぐもぐ」、「キャプテン」を紹介。アナウンスでは「カップリング楽曲」を斉藤優里が、「もぐもぐ」を井上小百合がそれぞれ説明した。3つ目の単語として、若月佑美が桜井を指す「キャプテン」について「時々ポンコツと言われる(キャプテン)だけど、一緒に車輪を漕いで行きたい」と語り、メンバーがドーム中を紫色の自転車で駆け回った3rdシングル表題曲「走れ!Bicycle」が披露された。その後、「人はなぜ走るのか?」「海流の島よ」「涙がまだ悲しみだった頃」「せっかちなかたつむり」「音が出ないギター」を立て続けに歌い上げ、「せっかちなかたつむり」ではメンバーがそれぞれ一塁側・三塁側ベンチの上で用意されたステージに上がり、マイクスタンドを用いた振り付けで同曲を熱唱した。
3回目の『乃木坂辞典』では、「今野義雄」「公式お兄さん」「秋元真夏」「ダンス」を紹介。乃木坂46運営委員会委員長を務める今野義雄氏について、菊地友チーフマネージャーが「色々あると今野今野と叩く人もいますが今野も人の子です」とアナウンスすると、白石が「公式お兄さん」としてバナナマンを紹介。続いて「秋元真夏」については、西野七瀬が「最初は違和感もあったし。馴染めたかというと嘘になる。けど今なら言えます、真夏、頭大きいよ! 一緒に頑張ろう!」と、昨年の「Birthday Live」で西野が行った感動のナレーションを踏襲したボケで会場の笑いを誘った。4つ目の「ダンス」では、生駒が「これくらい踊れるようになりました」と語り、ダンスパートを披露。ここで4thシングル『制服のマネキン』より乃木坂46としての活動を開始した秋元がステージ上に現れ、表題曲を披露した。その後、カップリング曲である「指望遠鏡」「やさしさなら間に合ってる」「ここじゃないどこか」「春のメロディー」を歌い上げ、MCでは中田花奈が当時フロントを務めていた同作までの歴史を振り返り「どうでした? 中田の全盛期!」と自虐的なコメントで笑いを誘った。その後、メンバーは舞台裏に一度ハケていた秋元を呼び寄せると、彼女はセンターステージまでの道のりで転倒。その後に行った持ちネタ「ずっきゅん」では、テレビ番組などの影響もあり、会場のファンから溜め息が漏れると、斉藤優里から「やるごとに効果薄まってる」という指摘を受けた。その後、約1年ぶりとなる白石と高山のユニット“WHITE HIGH”の楽曲「渋谷ブルース」では、橋本と深川麻衣がギター伴奏を担当。極寒の中でギターをしっかりと弾く二人の姿が印象的だった。
4つ目の『乃木坂辞典』では、「日村賞」「休業」「ドイツ」「コール」を紹介。西野が「じーっと目に焼き付けるように見てくれる方がいるのも知っています」と語ったあと、5thシングルの表題曲「君の名は希望」を熱唱した。その後、ライブ定番曲である「ロマンティックいか焼き」「シャキイズム」「サイコキネシスの可能性」「でこぴん」「13日の金曜日」まで一気に駆け抜け、第一部が終了した。
第一部から二部の間では30分の休憩が設けられたが、スクリーンではファンを飽きさせないための演出として、これまでシングル特典の“個人PV”にのみ収録されていた楽曲を紹介。衛藤美彩の「イタズラな片想い」や能條愛未の「Last teens」、伊藤万理華の「まりっか’17」などが紹介されたあと、生田と松村がステージに登場し、10thシングル『何度目の青空か?』に収録している個人PV内のユニット“からあげ姉妹”の楽曲「食物連鎖」を初披露した。その後、センターステージにはバンドセットが用意され、中元日芽香(ボーカル)、能條(ボーカル)、深川麻衣(ギター)、川村真洋(ギター)、中田(ベース)、永島聖羅(キーボード)、齋藤飛鳥(ドラム)によるバンド“乃木團”が演奏を繰り広げた。同バンドは氣志團主催の『極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章』にて結成され、ファンからは好評の声が多数寄せられていたもの。綾小路翔もTwitterで絶賛していた齋藤飛鳥のドラム捌きは健在で、華麗なスティック回しも披露してみせた。
二部の開始前には、新内眞衣が『乃木坂46 カフェ2015〜命は美しい〜』(2015年3月27日〜5月10日まで、東京都 AREA-Qにて)の宣伝を行うVTRが放送されると、白石がスコアボード下の階段に登場し「2013年夏、私は忘れることはありません。乃木坂にとって初めて迎える転機。その後の全国ツアーではプレッシャーを感じました」と6thシングル『ガールズルール』で自身が初めてセンターに就いた際の思い出を語り、表題曲を披露。「人間という楽器」ではトロッコでサインボールを撒いたあと、「コウモリよ」「世界で一番 孤独なLover」「扇風機」を歌い上げ、アルバム『透明な色』でカップリング曲投票の1位に輝いた「他の星から」では、紙テープが吹き荒れた。
その後、5回目の『乃木坂辞典』として、「2期生」「兼任」「Surprise」「友達」を紹介。ここで3月18日発売のシングル『命は美しい』に研究生6人による楽曲が収録されることを発表すると、「Surprise」では堀未央奈が「センターの発表を聞いた時、(鈴木)絢音と一緒にただただ泣きました。この曲を聴くと、絢音のことを思い出します」と当時の心境を明かすと、続く「友達」では、2期生メンバーが「未央奈がセンターに選ばれた時、私たち2期生から離れていくと思ってました。でも未央奈は離れていかなかった。これからも2期生の代表として、未央奈をよろしくお願いします」と語り、堀がセンターに抜擢された7thシングル『バレッタ』の表題曲を披露した。その後、乃木坂46は「私のために 誰かのために」「やさしさとは」「初恋の人を今でも」「月の大きさ」を歌い上げたあと、堀の「もう後半戦!? そんなバカなー!」という一言から「そんなバカな…」がスタート。同曲を元気に歌い上げ、7thシングルパートが終了した。
6回目の『乃木坂辞典』では、「アンダーライブ」「ヒット祈願キャンペーン」「センター」を紹介。8thシングル『気づいたら片想い』の特典として始まった「アンダーライブ」は、今や単独で有明コロシアムを埋めるほどになった、乃木坂46の2014年における躍進を語るうえで欠かせない出来事だ。そしてここで『アンダーライブ・サードシーズン』の開催が決定したことがサプライズ発表された。また、「ヒット祈願キャンペーン」については、西野がマカオタワーからのバンジージャンプを振り返り「もう一回飛んでみたい!――ウソです」とナレーションし、会場の空気を緩め、続く「センター」については、秋元が「センターに決まった時、彼女は泣いていました。その涙の理由が私にはわかります。自分の感情を表に出せる強い人なんです」とナレーションし、表題曲「気づいたら片想い」を披露した。乃木坂46はその後、「吐息のメソッド」「生まれたままで」「孤独兄弟」「ダンケシェーン」「ロマンスのスタート」を立て続けに披露し、第二部が終了した。
2回目の休憩では、乃木坂46内でファッション誌の専属モデルを務めるメンバーが5人になったことから、スペシャルファッションショーを開催。現在雑誌Rayの専属モデルとして活躍する白石麻衣に加え、先日発表された『non-no』専属モデルの西野や『CanCam』専属の橋本と松村、『CUTiE』専属モデルの齋藤飛鳥を含む5名と「専属ファッション誌募集中」の川後陽菜がステージの花道をランウェイに見立て、華麗なウォーキングを披露した。
第三部・9thシングル『夏のFree&Easy』のパートでは、楽曲披露前にこの日初めてSKE48との兼任メンバーである松井玲奈が登場。バースデーケーキ風のお立ち台にメンバーが立ち、松井の掛け声に合わせて「Happy Birthday to You」を歌ったあと、桜井玲香が「2月22日が『乃木坂46の日』として記念日に制定されました!」と発表し、夏仕様の制服で表題曲を披露した。乃木坂46は続いてカップリング曲「何もできずにそばにいる」「ここにいる理由」「無口なライオン」を披露し、会場はこのタイミングで日が暮れて外が暗くなってきたこともあり「僕が行かなきゃ誰が行くんだ?」ではドーム天井や客席めがけレーザーが飛び交った。9thシングルの楽曲をすべて披露し終わると、続いてはアルバム『透明な色』のパートへ。まずは生田がピアノの弾き語りでソロ曲「あなたのために弾きたい」を歌い上げると、アンダーメンバーが「自由の彼方」を披露、続いて10thシングル選抜による「僕がいる場所」や星野・堀・齋藤飛鳥の3人による「なぞの落書き」、衛藤・桜井・若月が「誰かは味方」を歌い上げた。その後、AKB48の小嶋陽菜とのユニット“こじ坂46”の楽曲である「傾斜する」では、なんと小嶋がサプライズ登場。会場が大きく沸くなか、楽曲を歌い終えた小嶋は「『リクエストアワー』に来てくれたり、『じゃんけん大会』に参加してくれたりしたから恩返しがしたかった」と語ったあと、「でも寒いの苦手なんで帰ります」と、キスをしたカイロをばら撒きながらすぐにステージを後にした。続いては西野がスコアボード下から登場し、ソロ曲「ひとりよがり」を歌い上げてアルバムパートが終わった。
7回目の『乃木坂辞典』では、「ちんすこう事件」「こじ坂46」「10枚目シングル」が紹介され、カップリング曲「転がった鐘を鳴らせ!」から10thシングル『何度目の青空か?』パートがスタート。「Tender Days」「私、起きる。」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」を披露したあと、生田が登場し「いつもはあっという間だけど、今日は長かったよね?」とファンへの気遣いを見せると、彼女が初めてセンターを務めた楽曲「何度目の青空か?」を歌い上げ、曲の最後にはファンからのサプライズ演出としてジェット風船が飛ばされると、生駒を含む数名のメンバーが涙を流し、本編は終了した。
アンコール前には、『Documentary Of 乃木坂46』の特報映像として、「見えない翼」「決意の時」「叶えてしまった夢」などのワードが散乱された短い映像が流れ、メンバーが登場。「ハウス!」「会いたかったかもしれない」といったアンコール定番曲を披露すると、MCでは、昨年の神宮公演を体調不良で欠席した橋本が「遅れを取っていた気がしてたから、完走出来てよかった」と語ると、松井は半袖姿で「1曲目から出たくてしょうがなかったけど、エネルギー全部出したら暑くて」と、出番が少なかった分、全力パフォーマンスを行ったことを明かした。また、ここで春に予定していた毎年恒例の舞台『16人のプリンシパル』が、諸般の事情で秋に延期すること、そしてその『諸般の事情』が乃木坂46による新舞台を行うためだということが場内アナウンスにより明かされた。続けて伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、山崎怜奈、渡辺みり愛と、研究生6人の名前が読み上げられ、「以上6名を正規メンバーに昇格」というアナウンスが放送されると、6人は号泣。寺田は「今まで自分が認められていないんじゃないかって思って辛かった」、渡辺は「2、3年研究生をやってきて、正直つらかった」と苦悩を語りながらも昇格を喜んだ。そして最後にして最大のサプライズとして「募集します! 乃木坂46新プロジェクトメンバー1期生」と、“3期生”ではなく新プロジェクトが発足すること、そしてその1期生を募集することが明かされた。これにはメンバーも困惑し、生駒が「アイドルの先輩! 教えてください!」と松井に尋ねると、彼女は「姉妹グループとか…妹分とか?」と予想した。
その後、メンバーは「13日の金曜日」を全力で歌い上げたあと、この日が卒業前最後のライブとなる畠中清羅が「これからもずっと頑張っていくので応援してください。乃木坂のことはずっと大好きです!」と明るい別れの言葉を告げた。アンコールの終盤では、3月18日にリリースする11thシングル『命は美しい』の表題曲をライブ初披露。同曲は、センターを務める西野が「踊る曲で前髪が崩れる」と語るように、打ち込みを主体としたダンスナンバーで、鍵盤が奏でる切ない旋律が彼女のパブリックイメージと合致する一曲だ。ライブの最後には恒例の「乃木坂の詩」を披露し、約7時間にわたるライブが幕を閉じた。
リアルサウンド編集部
最終更新:2月23日(月)19時33分
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