ビジネスで英語を活かしたい人のための ”アメリカ人を説得できる” 実践英語ライティング講座
【 この講座のねらい】
- 英米ビジネスマンを説得できるレベルの英文が書けるようになる
- TOEFLやIELTSといったテストで高得点が安定して取れる
- 英文法が心から分かるようになり、英語力が中級から上級レベルに伸びる
ライティングで英語力は伸びる
英語学習において、ライティングを習うことは英語力の伸びに著しく貢献します。理由は以下の通りです。
- ライティングの勉強は記憶に定着しやすいから
- 書けるようになると、すらすら読み、話せるようになるから
- 添削されることでレベルを一気に上げられるから
それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。
ライティングは記憶に定着しやすい
ライティングを学ぶと、今まで曖昧に理解していた英文法がはっきり理解できるようになり、使える英語表現がどんどん増えていき、結果として英語の運用能力が大きく向上します。
なぜでしょうか。英語の運用能力を分類してみましょう。
分野 | 方向 | リアルタイム性 |
---|---|---|
リーディング | インプット | × |
リスニング | インプット | ○ |
スピーキング | アウトプット | ○ |
ライティング | アウトプット | × |
ライティングの学習効率が高い大きな理由の1つは、ライティングがアウトプット学習だからということです。
人間の脳にアクセスする回路は、情報をインプットするときではなく、アウトプットするとき、つまり 何かの情報を使おうとするとき、思い出そうとするときにより強化されます。
つまり実際に使ってみなければ、覚えることは難しいのです。「覚えている」というのは「情報の貯蔵場所に回路がつながっていて、いつでも自由にアクセスできる」ということです。英語学習に、そして何事にも反復練習が大事なのはこういった理由からです。
また、脳内の回路は、印象深い出来事であるほど強化されます。初めて自分で難しい動詞を使ってみた、通じた。こういう経験はなかなか忘れません。同じように、自分で書いた文章を直される経験というのは極めて強く記憶に定着します。
アウトプット学習は記憶に定着する
ですから、ライティングに限らず英語学習ではアウトプットの機会を増やすことが極めて大事です。
一方で、同じアウトプットのスキルであるスピーキングは、同時にリスニング能力も要求され、かつリアルタイムのスキルなので難易度が高く、じっくり学んでいくには向きません。ライティングの勉強では時間をかけて1つ1つ日本語で丁寧に理解を深めていくことができます。
このように、アウトプットスキルであるライティングを勉強することによって「分かる」体験が蓄積されていき、結果として確実に英語を使えるようになっていきます。
すらすら読み、話せるようになる
ライティングができるようになれば、英文を速く正しく読めるようになり、かつ話すときにも英語が不思議と口から出てくるようになります。
リーディングが伸びる
一定以上の長さの英文を読むためには、英語の文章が構造として見えていなければなりません。これができないと、いつまでも英文が単語の羅列にしか見えず、読むのがとても疲れます。ライティングを勉強するとこの構造が見えるようになります。
なぜか。それはライティングを勉強することで、英文法の意味がはっきり分かるようになるからです。
たとえば、以下のような英文を見てください。
Although some birds have remarkable homing instinct that enables them to get to their nests from thousands of miles away, there is as yet no evidence that they feel homesick.
ちょっと難しい感じですね。しかし、なんとなく意味は分かるのではないでしょうか。【だからといって 鳥 本能 できる 辿り着く 巣 遠く ない 証拠 理解する ホームシック。】
すらすらとは読めなかったかもしれません。その場合おそらく上記のように「単語と単語の間の意味を脳内で補完して読んだ」はずです。ですからなんとなくは理解できた。しかしこのように、なまじっか文脈で理解できてしまうがゆえに、英語をインプットするだけで英文法を理解することは難しいのです。
一方で、自分でこのような英文を書くとなるとどうでしょうか。たとえば「鳥類が人間の言葉を理解できるという証拠はない」をさっと英訳できるでしょうか。
自分で書くときはもちろん完璧に分かっていないと書けません。
人はインプットするだけではなかなか覚えられません。英作文する課程で試行錯誤することで、初めて文法が分かるようになります。そしてひとたび英文法の感覚が身に付くと、文章の構成が分かるようになるため、すらすらと読めるようになります。文章を塊で捉えられるようになり、次の予測ができるようになるため、読むのが楽になるからです。
さらに、効果はこれに留まりません。ライティングができればしゃべれます。
スピーキングが伸びる
体験談:
私は自ら創業したIT企業で、シリコンバレーの会社と長年取引をしてきました。年に何回か現地に出張することはありましたが、仕事のほとんどはメールです。必死に毎日メールを書いていました。
そして出張といっても、結局英語ではディスカッションは思うように進められないので「すべて事前に英文でミーティングのゴールをすべて整理し、会ったときには答えを持ち帰るだけ」という感じでした。
しかしある回の出張で、突然のことです。自分が思ったことを自由に英語で表現でき、相手と有意義なディスカッションができていることに気付きました。
書いていれば、突然話せるようになる
私は「英会話」の学習など全くしていませんでした。単にメールを読み書きしていただけです。
今思い返すと、このときの私の英語は 「やや不自然な気はするけれども正しく意味が通じる」「おしゃべりではなく中身がある、説得力がある」 というものであったと思います。
ライティングとスピーキングは同じアウトプットのスキルなのです。 「ゆっくり考えれば書ける」に慣れていけば、当然話すこともできるようになります。 なぜなら、スピーキングとはすごい速さで作文をすることなのですから。
このように、ライティングをきちんと勉強すると英語の受信能力も発信能力も同時並行的に伸びていきます。
添削によってレベルを一気に上げられる
英語学習というのはほとんど独学できますが、ライティングは特に人からの指導を受けるのが望ましい分野です。
なぜか。
それは、文法上の誤解や構文のミス、スタイル上の問題点というのは、自分ではなかなか気付かないからです。英語添削を初めて受けた時、自信満々で書いた文章が、真っ赤になって返って来て驚いたという方はとても多いです。そして、今まで自分の書いた文章は「偶然通じていた」「相手が気を使って行間を読んでいた」ということに気付きます。ということはもちろん「実は通じていなかった」ということも多くありうるということですね。
さらに、きちんとライティングを習うと「単に通じている」だけでなく、より良い英文の書き方を学べます。
独学では習得が難しい、良い文章の書き方を学べる
単に通じるだけではない英文とはどのような感じでしょうか。例を2つほど挙げてみましょう。
1.相手にストレスを与えない英文
細かいミスが多い英文というのは、多かれ少なかれ相手にストレスを与えているものです。読むのが疲れる文章は、忙しいときはどうしても後回しにされがちです。こういう意味か? と聞き返されるやりとりによって時間もロスします。結果として仕事が思うように進みません。こういうとき不思議なことに、自分の書く英文に問題があると人は気付かないものです。
2.相手を感心させ、説得できる英文
状況が複雑な場合や、こちらの立場に反対している相手を説得しなければならない場合には「なんとか通じるレベルの英語」では通用しません。論理構成がしっかりしており、相手にこちらの気持ちが伝わる文章でなければ人は動かせません。そしてしばしば見落とされがちなのですが、こういう場合「文章量」も大事です。ですから英文を大量に書くことに慣れておかなければなりません。
なぜ英語ライティングを習うと英語力が伸びるのか。それはライティングが
- 記憶に残りやすいアウトプット型学習であり
- 英語の構文感覚が身に付くので複数の能力が伸び
- 添削によってレベルを一気に上げられる
分野だからなのです。
なぜ英語ライティングの勉強が効果が高いか、お分かり頂けましたでしょうか。
上記を踏まえた上で、私は単なる添削に留まらない英語ライティング学習サービスを提供しています。興味をお持ちの方は、次の項目もお読みください。
この講座で達成できること
このライティング講座は、単なる英語の添削とは全く異なります。以下に特徴を述べます。
- 論理展開のグローバルスタンダードが分かる
- 説得力が自然と身に付く
- 読みやすい英文の書き方が分かる
- 文法感覚が大きく強化される
論理展開のグローバルスタンダードが分かる
本クラスでは英作文におけるロジックの組み立て方を教えます。日本人はディベートができないとよく言われますが、その理由は私の添削を受けると分かるようになります。
私は過去、あるアメリカ人の先生にライティングを習いました。
それなりに英語力を伸ばした後の時期だったので、文法面の指摘はそれほど多くありませんでした。
しかし、書き方は徹底的に直されました。
はじめのうちは、なぜこの文章がこの位置にこなければならないのか? 自分の書き方に何が不足しているのか? さっぱり理解できませんでした。
しかしあまりにも同じ所を直されるので、しばらく素直に指摘された通りに文章を直す日々が続きました。
そしてあるとき、ふと分かったのです。
それは、日本人の頭に染みついた論理展開のクセと、英米文化圏のそれの決定的な違いでした。そのことが分かった瞬間、
- なぜ、自分は英米エリートと会話での議論が続かなかったのか
- なぜ、自分のメールでは相手を説得しきれないのか
- なぜ、こちらのロジックが相手に伝わりにくいのか
がクリアに理解できました。
すべて同じ理由だったのです。
それからというもの、わたしの仕事は圧倒的にスムースになりました。私のメールは重要感があり、説得力があり、相手を動かせるものに生まれ変わりました。プライベートにも大きな影響があり、普通は通らないレベルの要求を通すことができるようになりました。
私はあのとき、これを全て英語で学びましたので、習得まで時間がかかりました。でも、もし誰かが日本語でこれを教えてくれていれば、もっと理解が早かったでしょう。しかもその人が、日本人の頭にしみついた「クセ」を理解してくれていれば、さらに話は早かったでしょう。
それ以降、いろいろな人にライティングを教えてきましたが、日本人がはまるパターンは、ほぼ9割同じ、私と同じ部分です。
「英語は結論を先に書く」とかそんなレベルの話ではありません。もっと根本的な、考え方の文化に根ざした問題です。
面白いことに、これは単に言葉で教えただけでは身につきません。頭で分かっていても、体が分かっていない。それほどクセになっているのです。練習が必要です。
ぜひ、この講座を通じて、説得力のある英文、どこに出しても尊敬される文章の書き方を身に付けてください。
説得力が自然と身に付く
当ライティング講座は日記や自由英作文の添削ではなく、問題形式を採用しています。その理由は2つ。「汎用性があり応用力のある表現を身に付けられるから」「きちんと続けられるから」です。
当講座で使っている問題はたとえばこういうものです。
「友達と親、どちらが子供の教育に与える影響が大きいか。」
問われている内容そのものはそんなに難しくありませんね。 誰にでも当てはまる普遍的な話題です。会話の話題にも出そうですね。
こういった身近な話題をこなしていくことで、応用力が身につきます。
「ビジネス英語」と言われて、自分には何の関係もない金融用語ばかり覚えさせられる、みたいなことありますよね。ほとんどやらないのに電話応対の方法を教えられるとか(業務に関連がない)。あるいは、参加する予定はほとんどない英語ミーティングの勉強をやるとか(想定レベルが高すぎる)。
ビジネスの共通言語は「ロジック」です。 そして「ロジック」とは応用が利くものです。
ビジネス英語のコアはロジック展開
- 電話の応対はどうするか
- メールの宛名はどのように書くべきか
- 会議ではどのように自分の意見を言い出すべきか
なんてことは自習してください。 お金を払って人に習うものではありません。 良い書籍がいくらでもありますし、実地でも簡単に学べます。
― 友達と親、どちらが子供の教育に与える影響が大きいか ―
ここで使われている単語「友達」と「親」「子供の教育」を適当に入れ替えると、 無限に応用が利くことに気付かれるでしょう。
ビジネス英語学習の本当の核は、論理展開のパターンに慣れることです。 そして、この論理展開のパターンというのは、練習ができます。
「何でも書いて良い」だとなかなか進まないものですが、一方で自分が全く興味のない作文もまた続かないものです。このような普遍的な、しかしきちんと考えないと答えられない適度な難易度のお題を用意することで、余計なことに迷わず学習を続けることができます。
TOEFLやIELTSのライティング対策で受講をご検討の方へ
TOEFLやIELTSのライティング項目の採点基準は、実にその半分が「論理構成」で占められています。ですから豊富な語彙と完璧な文法を駆使したとしても、内容に説得力がないと半分の点しか取れません。実際私が添削している中で、語彙量が問題になっている生徒さんはほとんどいません。ほとんどの場合は文法と論理構成に穴があります。
読みやすい英文の書き方が分かる
私は、長い実務経験の中で、いかに英文メール上の細かいミスが仕事上の非効率に繋がるのかさんざん経験してきました。
こちらは正しいことを言っているつもりで、なぜか仕事が進まない……。
分かってしまえばなんてことはないのです。
たとえば、何週間もメールのやりとりをして、全く解決しない問題の原因が実は英語のミスにあって、分かる人が見れば一発で解決した、みたいな事例はたくさんあります。
文法的に正しい文章だとしても、分かりやすい文章であるとは限りません。
この添削講座では「ここが文法的に間違っている」「こう言ったほうが自然である」などと単に指摘するだけに留まらず
- 読みにくい文章を最初から書かないようにするための考え方
を教えています。これは、単に英語ができるだけの人では教えられません。実務でさんざん苦労したから、そして英文のスタイルをきちんと勉強したからこそ教えられるポイントです。
文法感覚が大きく強化される
実際の添削は、以下の2項目に分かれています。
- 文法面の添削(文法およびスタイル)
- 内容面の添削(ロジックの展開方法)
文法面の添削では、正しい冠詞の使い方から、動詞のニュアンスまで、かなり細かく見ていきます。
また単に添削するだけに留まらず「なぜこう直したほうが良いのか」の理由をきっちり教えています。教える内容というのは完璧に再現可能でなければいけないと思います。なぜなら「なんだか分からないけどこれはダメなんだな、こっちの方がいいんだな」という直され方では、結局次も同じような間違いを犯してしまうからです。
添削というのは英文法の知識をさらに深める絶好のチャンスなのです。自分が気持ちを込めて書いた文章に対して、間違いを指摘されたり、より良い表現の指導をされたりすることは、記憶に対して強いインパクトがあります。
本講座を受けることで何を達成できるのか、もう一度まとめます。
- アメリカ人を説得できるレベルの骨太な文章が書けるようになる
- 仕事の場で応用が利くロジック表現をたくさん身に付けられる
- 読みやすく好まれる英文の書き方がわかる
- 文法の意味を深く理解し、活用できるようになる
本講座の詳細、お申し込み方法
本ライティング講座の内容について解説します。
◎ 料金体系
コース種別 | 料金 | 文法・スタイル添削 | ロジック構成の指導 |
---|---|---|---|
本格ライティングコース | 39,800円(税込)/月 回数制限なし | ○ | ○(※) |
カジュアルライティングコース | 24,800円(税込)/月 回数制限なし | ○ | × |
最初の課題を提出頂いた日を起算としてそこから30日間を1ヶ月とします。
(※)経験上、説得力のある英文ライティングができるようになるまでに必要な添削回数は概ね10~15回です。
添削は48時間以内に返します。ですから、やる気のある人であれば1ヶ月に最低でも10回は受けられます。
このような料金体系にしている理由は以下の通りです。
- いつでも出して良い、だと7割の人が止まってしまうから
- 集中してやらないと結局身にならないから
私が仕組みを提供せずとも、みなさんがそれぞれペースを守って学習できれば良いのですが、すべての方の意志が強いとは限りません。経験上、学習を継続して課題を達成するためには、ある程度の縛り・ハードルが必要なように思います。無料の添削サービスなどは、添削の質が問題になることももちろんですが、何よりなかなか続かない方が多いようです。
また、あるコンセプトを学ぶときというのは、やはり必要最小限度の学習密度というものがあります。2~3週間に1回添削を受ける、というペースでは正直新しいことを学ぶことは難しいでしょう。指摘されたことが強い実感として残っているうちに次の課題にかかる必要があります。どんなにその間隔が長くても1週間に1回の課題提出は必要です。(※といってもそれぞれ事情はあるでしょうから、強制はしていません。しかし強く推奨します。)
◎ 返金保証
他の英文添削とどこが違うのかと聞かれたら、このページで既に述べた事に加え「講師が真剣に真面目にやること」と私は答えています。英文として完全に正しくなるよう修正した上で、どこが課題なのかを気を付けて分析し、受講者に今最も必要なアドバイスを提供するように心がけています。
ただ、このように申し上げても、それが本当であるか証明するのは難しいことです。ですから、本講座では返金保証のお試し制度を採っています。
どうしても添削サンプルが見たい方はお問い合わせ頂ければお送りします。しかし自分でやってみる方をお勧めします。実感の度合いが違いますから。
私の添削を1回受け「自分には合わないな」と思ったらキャンセル頂いて構いません。キャンセルの理由も特に言う必要はありません(もちろん、教えて頂けるのであればそれは嬉しいです)。お申し出を頂いたら直ちに全額を返金します。ですから、完全にノーリスクでお試し頂けます。
◎ 受講に必要な英語力について
受講開始時での英語力は、本格ライティングコースを受講される場合はTOEIC換算で700点以上、カジュアルライティングコースを受講される場合はTOEIC換算で500点以上くらいの水準であることが1つの目安となります。それ以下の場合、直される量が多すぎて逆に非効率になるおそれがあります。
といっても、TOEICにはライティング力を計測する部分はないので、TOEICの点数が英語の発信能力と正しく相関しているかというと、必ずしもそうではありません。TOEICを受けたことがない方もいらっしゃるでしょう。例に挙げたような簡単な設問(例:親と友達、どちらが子供の教育に与える影響が大きいか?)に対し、200~300wordくらいの英文を1~2時間で書ける方なら、最大限の効果があると思います。もちろん辞書を活用した上でのことです。
一方で、たとえばこういうのを書いてしまう人はまだ難しいと思います。
例文 | 症状 |
---|---|
What do you doing? | Be動詞と一般動詞の区別がつかない |
I see it yesterday. | 最低限の時制の知識がない |
I luv you. | 綴りが分からない、あるいは辞書の引き方を知らない |
I saw the book was great. | 複文を構成することができない |
学校英語でそれなりに頑張ったか、今でも英語学習を行っている人であればまず大丈夫でしょう。
上記と矛盾するようですが、あなたの英語力がどのような水準であったとしても最大の効果が出るように私自身は努力します。指摘事項が多すぎると判断される場合は、たとえば高度なレベルの指摘は控え目にし、今もっとも集中すべき部分を丁寧に解説するなど工夫します。私のレッスンが「最も効果的なのは」上記水準程度の方と私は判断しています。しかしそれ以下の水準の方に効果がないわけではありません。はっきり言うとやる気次第です。最初から背伸びして本物を学びたい、という熱意は大歓迎です。
◎ 受講に必要な準備について
事前に準備が必要なものはほとんどありません。
添削はメールベースで行います。ケースバイケースですが、メールだけでは足りずレクチャーが必要と判断されることがあり、その場合はSkypeもしくはGoogle Hangout等でのビデオミーティングを行いますので、いずれかが使える環境があれば望ましいです。といっても無ければ仕方がありませんので、その場合はメールでなんとかします。
添削は通常 Microsoft Wordのファイルでお送りしますが、ソフトウェアをお持ちでなければ Google Document等、環境を選ばない方法を使用します。
◎ あなたのアドバイザーになります
英語学習は長い道のりです。助けが必要なこともあるでしょう。いつでもご質問ください。私にも英語の師匠が何人かいます。先輩方に助けて頂いて、私は本当に助かりました。
どうしても分からない部分の質問、英語学習に関する悩み、テスト対策、etc...
サービスの範囲なので保証はいたしかねますが、私にできる範囲でお手伝いさせて頂きます。特に、TOEFLやIELTSといったテスト対策の戦略についてはお力になれるかもしれません。
◎ 受講者のみなさんの声
本クラスはオープン直後ですので、まだお金を頂いて教えた生徒さんからの感想は頂いていません。以下はすべて、口コミなどで私が個人的に教えた生徒さんから頂いた感想です。ですので、その点を割り引いてお考えください。
内容面の添削がロジカルシンキングの訓練になり、英語だけではない仕事全般のコミュニケーション能力の向上に役に立ちました。海外の取引先と日常的にemailで英語によるやりとりを行っており、受講前は文章の書き方や構成を迷って時間を要していたのが、受講後には迷うことが少なくなり効率的に仕事を進められるようになりました。
この講座を受けて、ロジカルに考えるということの意味が初めて分かった気がします。自分はそれほど頭がよくないと思っていたので、きちんと書けるようになるか不安なときもありましたが、藤村さんの「ロジカルなライティングは100%訓練可能」という言葉を信じてやってみたところ、あるとき本当に見えるようになってきました。気付いてみれば、ああそういうことなのか、という感じです。しかし気付くまでは本当に分かりませんでした。あまりできのよくない英文を丁寧に指導して頂きました。何度も同じことを指摘されてしまい心が折れそうになったこともありましたが、続けて良かったです。
添削のスピードが非常に早く、しかもすごく丁寧でした。場合によってはこちらが書いた英文の4~5倍の文章が返ってきます。というか今確認してみたら、多いときではA4で1ページの英文に対して14ページ分の添削・解説が返ってきていました。書かれていることをきちんと吸収するためにはこちらにもそれなりの時間が必要でした。確実に役に立っているという実感のある本物の学習体験でした。ありがとうございました。
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よくあるご質問
Q. 他の添削講座や無料サービスとどのような部分が違うのか教えてください
このライティング講座は「あなたが書いた文章を直すとどうなるか」だけ教えるものではありません。それに加えて「どのように書けば、ミスが少なく、分かりやすく、説得力のある文章になるのか」を教えています。ですから1添削あたりの学びの量が大きく異なります。もちろん最速での添削回答を心がけています。
ですので、ライティング学習に効率を求める方(最速で力を付けたい方)、単なる添削では身に付かない英文の構成力を身に付けたい方におすすめです。
また英作文の作法やスタイル、読みやすい自然な英文の書き方を教える講座でありながら、100%日本語で学べるというのも特長です。
Q. 2つのコースの違いをもう少し詳しく教えてください。
本コースでは、問題に答える形で英作文をして頂き、それに対して私が添削を行います。
このとき、文法・スタイル面のみの添削を行うのが「カジュアルライティングコース」です。文法・スタイル面の添削に加えて、ロジックの展開方法や、文章に説得力を持たせるための構成上の指導を行うのが「本格ライティングコース」です。
文法・スタイル面の添削とは、文章単位で以下のような問題を直し、その上で間違いの理由を詳しく解説するものです。
- 文法的に正しくない英語である。
- 単語の選択が誤っていて意味が正しく通じない。
- 文法は正しいが、読みづらい。普通ネイティブはこのように書かない。
- 意味は通じるが、目的が異なる構文を使っているため意味が分かりづらい。
- 意味はかろうじて通るが、誤解の余地がある。
- より効果的に意味を伝えられる別の言い方がある。
ロジックの展開方法の指導とは、文章単位ではなく作文全体の構成・流れを見て、以下のような英文の問題点を指摘し、正しい書き方を教えるものです。
- 質問に問われていることに正しく答えておらず、やりとりがちぐはぐである。
- 「主張とは何か」ということが理解されておらず読む人には何が言いたいのか分からない。
- 主張を支える根拠が不足しているか一方的で、共感を得られない。
- ぐいぐい引き込まれることなく途中で読むのを諦められてしまう。論理の展開の仕方に問題がある。
- 全体の構成が悪く、読後感が良くない。何が言いたかったのか素直に伝わる文章ではない。
- 空気を読めばなんとなく言いたいことは想像できるが、心を動かされる文章ではない。
- そもそも論理が飛躍している。
Q. ネイティブ添削ですか?
私の英語力はネイティブレベルではありません。
といってもTOEIC程度なら満点でしょう。私の英語力については講師プロフィールを参照してください。
ですから添削内容も、ネイティブから見て100%自然かどうか、という点までは踏み込みません。
正しく意味が通じるけど、ちょっと不自然だ……そういう英文は存在します。たとえば、以下を見てください。
When he was a child, he could not swim.
(子供のころ、彼は泳げなかった。)
これは文法的に全く間違っていない英語です。しかし、リズムが良くありません。
He could not swim when he was a child.
こちらの方が良い英文です。
一方で、以下のような文ならリズム的にも全く問題はありません。
I'm surprised he almost drowned last week. When he was a child, he could swim, so I couldn't believe he had trouble.
これは、シンプルな宣言文において、副詞節が前に来るのはちょっと不自然である、という理由によります。 リズムが悪いというのは、わざわざWhenから言い始めるのが気持ち悪い、程度の意味です。
こういったレベルの指摘は、本添削では行いません。 きりがないというのもありますし、私の講座が目指しているレベルを超えています。
ただし「絶対に正しく意味が通じ、読みやすく、かつ説得力のある英文」は書けるようになります。 中身があり尊敬される英文、と言い換えてもいいです。
また、ニュアンスといっても、もうすこし基礎的な部分はもちろんやります。たとえば:
- ,so と since, because の違い
- 冠詞があるべきところにない
- requireとneedの違い
- 念のため、とつい使ってしまう in case の間違い
- if と when どちらを使うか
- 包含関係のミス
この程度の内容はもちろん直します。 要するに「意味に影響が出てしまう部分」はすべて直します。
本講座が他と違うポイントは「どのように構成すれば文章に説得力を持たせられるか」「どのように書けば文法のミスが少なく分かりやすい文章になるのか」を教えるノウハウの部分にあります。論理展開のコツや、読みやすい英文を書くコツは、ネイティブでも分かっていない場合が多く、そもそもの内容が高度なため、日本語で学ぶ方が効率が良いです。
私は英語ネイティブではありませんが、英語ネイティブから見て全く問題ない英語を書く方法を教えられます。それは、膨大な数の実務英語を読み、また書いてきたからです。試して頂く以上に自分の能力を証明する方法を私は知りません。ぜひ一度体験してみてください。