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ケモノ・獣人の同人漫画を中心に活動してる「ふさもふ」の同人サークルです。

偽ハイレゾ音源に騙されるな!K2HDアップサンプリング音源に注意せよ!

どうもこんばんわ。示唆しぶりの投稿ですね。
意識の高い音楽リスナーの皆さんは、今ハイレゾ音源に湧いてますね!

ハイレゾなにそれ美味しいの?って方のために簡単に説明しますね。
もっと詳しく知りたい方はWikiやSony・ONKYOのサイトあたりを見てください

ハイレゾって何?

音のハイビジョンといえばわかりやすですね。

デジタルデーターとして音楽や映像を記録するときには最終的に数値として記録します。
例えば画像だと解像度(画像の大きさ)で綺麗か汚いかって変わりますよね?

昔のデジカメの写真と今のデジカメの写真みたいな。
下の画像みればわかるかな?情報量が少ない(低解像度)と絵はギザギザに見えるよね?

40553493-2

じゃ音楽ってどうなんだろう?音は波だから波形で表せるというよね?
波形で同じように見てみましょう

2014-12-19-03

どうだろう高解像度のほうが波形が綺麗に見えるよね?
これでなんとなく違いがわかったかな?画像の綺麗汚いが波形で起きると波形が汚くなること
”波形が汚い”ということは音もボケて聞こえるってことなんだ。

CDは1982年に一般発売が開始された。それからずっと変わってないんだよ。

もう33年近く前にできた規格でそのまま進化してないだ

30年前のデジカメ

じゃぁ画像の世界ではどうだろう?CDが生まれた当時の30年前のデジカメを見てみよう!

2_PrototypeDigitalCameraPlaybackSystemR_m first_digital_camera

 

出展-gigazine http://gigazine.net/news/20080509_first_digital_camera/

デジタル技術がこんな感じの世界で生まれた規格なわけでCDの音質=最高ではない事がわかるよね?
今のデジカメが綺麗に撮れるように音楽の世界も進化している。

30年ぶりにクオリティーが上がった新バージョンが出たっていわばわかるかな?
※実際はAudioDVDなど2000年付近にはすでにハイレゾ音源はあったんだよ!
私の再生環境がハイレゾに対応したのは2002年だからもう13年間再生する音源が無かったんだ(´・ω・`)

 偽ハイレゾ音源とは? -K2HD- アップサンプリング

では本題のアップサンプリング音源についてだよ。

アップサンプリングとは本来ハイレゾ音源ではない音源をコンピューター処理で補ったものなんだ。
解像度が低いために本来収録できなかった音をコンピュータで計算して擬似的に補う処理のことなんだよ。

実際簡単な処理ならオーディオ機器についている機能でできるんだけど、K2HDとはもっと複雑で精度の高いもので、
エンジニアが調整したものだから手持ちのコンポの機能といっしょにするのは良くないけど・・・。ハイレゾって謳うのは間違いではないか?

画像で再現するとこうゆうことだよ?
上の画像と比べてみて

40553493

これは上の画像をPhotoshopを使って補完した画像です。

ちなみに知らずに購入して聴いてみたら解像感があまり向上した感じがしなくて調べてみた結果です。

おまけ。 知らずに購入してムカついたのでe-onkyoにクレーム入れてみた

e-onkyoに送ったメール

購入した曲を上記の環境で視聴したところiTune+の非可逆圧縮音源と比較すると解像感は有るもののCDレベルの解像感しか体感できず、ハイレゾ音源らしさが無いと感じました。

念の為にAdobe Audition CC 2014 にてスペアナに掛けたところ、下記URLの画像のように22~24khz付近にLPFを掛けたような不自然な落ち込みがありました。

更に比較対象としてSONYさんが頒布しているハイレゾのサンプル音源とも比較してみましたが違いは明らかでありました。

よって44khzサンプリングの収録限界帯域とビンゴで嵌るため、ハイレゾ音源では無くアップサンプリング+補正ではないでしょうか?

もしもアップサンプリングで有るのであれば、ハイレゾバージョンを購入した意味がありません。その辺り
のは如何なのでしょうか?

2014-12-18-4

e-onkyoから帰ってきたレス

お問い合わせありがとうございます。
e-onkyo musicサポート中村でございます。
星間飛行(「マクロスF」O.S.T.2 娘トラ☆ 【K2HD】/菅野 よう子)
をお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。
また、音質にご満足いただけなかったとのことで、誠に申し訳ございませんでした。

K2HD方式のハイレゾ音源でございますが、こちらはデジタル録音44.1kHzのマスター
データから、ビクター様独自のK2HD技術を用いてアップコンバートを行った音源です。
(もちろんエンジニアによる作業ですので、オーディオ機器等の単純な補完処理とは
異なる処理となります)。

詳細は下記ビクター様の解説をごらんください。

http://www.jvcmusic.co.jp/k2technology/k2hd/pdf/k2hd_2013_0107.pdf

この音源につきましては、ビクター様ではハイレゾの商品としての販売を行っております。
ただし、デジタルの44.1kHzからのマスターであるということから、商品にはK2HDと
表記をさせていただいております。

SONY PCM-3348等の44.1kHzのマスターレコーダー等が永らく、90年代においてマスターとして
使用されていたこともあり、その時期の音源においても、当時のエンジニア等の考証の元、
適切なアルゴリズムやエンジニアによる処理によりよりよい音でリリースしたいというのが
レーベル様のお考えとしてあるようで、20kHzまでの楽器音からのハーモニクスを元にアルゴリズムでの
シミュレートを行います為、20kHz以上で発生している楽器以外の高周波音等は復元いたしませんので
周波数分布としてはK2HD特有のものとなります。

自然な音とは異なるという部分では誠に恐縮ではございますが、過去作品からの
ハイレゾ化という部分で、どうしても新録とは異なる部分もあり、
何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

何卒よろしくお願いいたします。

————————————————–
オンキヨーエンターテイメントテクノロジー株式会社

http://www.e-onkyo.com/

〒104-0028 東京都中央区八重洲2-3-12 オンキヨー八重洲ビル4F
EMAIL:shop@e-onkyo.com
TEL:050-3388-6813(受付時間:平日9:30-18:00)
————————————————–

ニセレゾ以外に注意すること海苔音源

この事についてはマスタリングの話が大きく関わっていて、説明するのが非常に大変です。

なので技術説明は下記の非常に優秀な人におまかせして個人的な感覚を記載しておきます。
またK2HDみたいに注意していれば避けれる地雷では無く実際に聞かないと判断できない地雷の為、
この記事で理論を説明したりはしません。代わりに個人的な感想になりますが聴いた時の違いを書きます

海苔音源

  • 一見、迫力が有るように聞こえる。
  • ガヤガヤうるさい感じがする
  • 立体感が無く音の楽器ごとの定位を感じない。それなりに高価なオーディオで聴いても浮き出してくる感じが無い
  • 空気感を感じず楽器そのものだけの音が鳴ってる様に聞こえる
  • 個人的にコレこそ海苔音源の申し子だと思う曲
    • 紅蓮の弓矢 ※クリッピング箇所914箇所の悲劇 聴いていて耳が痛い
    • 自由の翼
    • only my railgun
    • LEVEL5-judgelight-

優秀な音源

  • 海苔音源に比べると音小さいかな?と感じる
  • 演奏している場所の空気感(距離感)を感じる遠近法がちゃんとあるパースフルな絵を見た時と同じ感動
  • どの楽器がどこで鳴っているかを判断できる

優秀な記事を紹介しますので更に詳しく知りたい方は下記のリンクを巡ってみることをおすすめします。

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