<コクを生かして食卓革命>
専門家ゲスト:西村敏英さん(コクの専門家 日本獣医生命大学 応用生命科学部 食品科学科 教授)
リポーター:近藤泰郎アナウンサー
<【番組冒頭】怪味ソース >
リポーター:山田大樹アナウンサー
味に深みを出し、おいしさをアップする「コク」。でもご家庭でコクを出すのって、ちょっとめんどくさいですよね。そこで今回は、お手軽コクアップのワザをどっとご紹介しました。
コクが決め手のカレーで大ヒットを飛ばした食品メーカーの研究者が、そのカレーでも使われているコクの秘密を大公開。また、フランス料理のコクの決め手となっている「万能コク調味料」の作り方もご紹介しました。実はこれ、家庭にある調味料にちょっと手を加えるだけで出来ちゃうんです。
コクがあるものって、油っぽくてカロリー高いんじゃない?って思い込んでいるアナタ!そうじゃないんです!油を抑えてコクもアップする、とってもヘルシーなレシピも見つけました。
さらに、つい最近解明された「コクアップ野菜」についての最新情報と上手な使い方まで、まさにコクざんまいでお送りしました。
番組では、厚みと広がりのある味わい、として紹介しました。
・たまねぎ・・・2コ
・サラダ油、またはバター・・・大さじ1~2程度
※カレールーなどに混ぜて使ってください。
インスタントコーヒー小さじ1、またはビターチョコ1かけ
※入れすぎるとコーヒーやチョコの風味が立ちすぎてしまうので、少量入れるのがポイントです。
情報提供:ハウス食品
「神戸北野ホテル」
住所:〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通3-3-20
電話:078-271-3711
ファックス:078-271-3700
※ガストリックを使った料理を召し上がりたい方は、事前に予約を行ってください。
・グラニュー糖・・・50グラム
・米酢またはワインビネガー・・・10ミリリットル
・水・・・25ミリリットル
※ガスコンロの場合、空だき防止機能が働き、火力が弱まる場合があります。その場合は、色を見ながら長めに加熱してください。
※冷蔵庫で1~2週間は保存できます。
・牛ひき肉・・・500グラム
・トマト・・・6コ(1200グラム)
・たまねぎ・・・2~3コ(500グラム)
・にんじん・・・1本(150グラム)
・マッシュルーム(水煮缶)・・・150グラム
・水・・・500ミリリットル
・にんにく・・・2かけ(16グラム)
・固形ブイヨン・・・2コ
・塩、こしょう・・・適量
・ブーケガルニ(ローリエ1枚、タイム1本、パセリの茎3本、コショウ8粒をまとめたもの)
・ガストリック・・・50グラム
・オリーブオイル・・・大さじ1
※ガストリックはお好みの味になるまで、小さじ1くらいの少量ずつ加えてください。加えたあと、10分ほどおいておくと、味がよくなじんで、コク深い味わいになります。
・ゆずペースト・・・100グラム
・白みそ・・・300グラム
・酒・・・330ミリリットル
・卵黄・・・1コ分
・みりん・・・20ミリリットル
・ごま油(白)・・・またはサラダ油 30ミリリットル
・ガストリック・・・30グラム
・木綿豆腐・・・お好み
油そのものにはほとんど味はありませんが、食材と合わさると、甘味、塩味、うまみを
強く、長く感じさせる働きがあります。そのため、厚みと広がりのある味わいに感じられ、コクにつながります。
情報提供:J-オイルミルズ
「食あとりえ ひめ亭」
住所:〒150-0034
東京都渋谷区代官山10-5 マグノリアハウス201
電話:03-6416-1066
・白菜・・・500グラム(1玉の6分の1から4分の1くらい)
・ブロッコリー・・・1コ
・ぶなしめじ・・・1パック
・ミニトマト・・・1パック
・しょうが・・・2かけ(20グラム)
・米油またはサラダ油・・・小さじ1
・酒・・・大さじ1
・塩、こしょう・・・適量
※蒸し焼きにする前の塩は、野菜から水分が出やすくするためのものです。
セロリの葉に多く含まれるフタライドという香り成分には、食品の甘味や塩味、うま味をより強く感じさせる働きがあります。この成分は、加熱しても失われません。また、においとして感じられないレベルのごく微量でも効果があります。
スープ(250ミリリットル)なら葉っぱを2グラム(1枚)、鍋(4人分)なら葉っぱ20グラム(約10枚分)ほどを具材と一緒に入れます。このとき、よく加熱すると、セロリ特有の青臭さが消えるため、セロリが苦手な人でもコクアップ効果を楽しめます。
熱湯500ミリリットルに対してセロリの葉を20グラム(約10枚分)入れ、ふたをして10分蒸らす。(このとき、火から外しておく)スープなどに、だしと一緒に加えると、コクをアップさせる効果があります。
セロリ葉水500ミリリットルに対して、5グラム程度のゼラチンを加えて冷やし固めます。1週間程度は冷蔵庫で保存できます。魚のホイル焼きなどを作るときに、魚に塗っておくと、臭みが消え、コクをアップさせる効果が期待できます。
<材料・作りやすい分量>
・セロリの葉・・・50グラム
・オリーブオイル・・・50ミリリットル
・にんにく・・・1かけ
・塩、こしょう・・・少々
<作り方>
材料をミキサーにかけるだけです。これより少ない分量だと、ミキサーの歯がよく回らない場合がありますので、なるべく多めの分量で作るのがポイントです。
2013年には「塩こうじ」、2014年は「塩レモン」という調味料が流行しました。そして、2015年に流行するといわれている「怪味(かいみ)ソース」。
中国語で「複雑な味」という意味で、四川料理では古くから使われている調味料です。番組では、そんな「怪味ソース」の作り方やアレンジレシピの作り方を紹介します。
<材料>
・トウバンジャン・・・小さじ1弱
・しょうが、にんにく・・・各小さじ1
・サラダ油・・・大さじ3
・砂糖・・・大さじ1と2分の1
・ごま油・・・小さじ2
・しょうゆ、黒酢・・・各小さじ2
・ねりごま・・・大さじ3
・ラー油・・・小さじ1
・ホワジャオ・・・少々
<作り方>
<作り方>