専門家ゲスト:
イタリアン・落合務さん(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ オーナーシェフ)
日本料理・中嶋貞治さん(新宿割烹 中嶋 店主)
中国料理・孫成順さん(中國名菜 孫 店主)
アシスタント:滝口幸広さん(俳優)
季節ごとにお送りしている夢の3シェフ競演。今回は、「THE レジェンドレシピ」と題して、シェフが、後世に残したい、「これぞ!」というメニューをご紹介しました。
ローマの名物料理です。パンチェッタのうまみにトマトの酸味、そしてチーズのコク。シンプルながら、シェフの技が詰まった逸品です。
・パンチェッタ、たまねぎ・・・各120グラム
・オリーブ油・・・小さじ2分の1
・赤とうがらし・・・2分の1本
・白ワイン・・・大さじ2
・トマトの水煮(缶詰)・・・500グラム
<仕上げ用>
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・パルメザンチーズ・・・30グラム
・オリーブ油・・・小さじ1
・ブカティーニ・・・140グラム
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※パンチェッタが手に入らない場合は、ベーコンで代用できます。
※ブカティーニは直径2.5ミリほどの太さで中心に穴が開いているロングパスタです。
手に入らない場合は、太めのパスタで代用できます。
※パスタは、湯1リットルに対して塩15グラムの塩分濃度で袋の表示どおりにゆでてください。
外はカリカリ、中はジューシーな豚肉に、キリリとしまった味の黒酢あん。孫さんが、どうしても伝えたいという、本場・北京の味です。
・豚ロース肉(塊)・・・200グラム
・紹興酒・・・大さじ2分の1
・塩・・・小さじ2分の1
・水溶きかたくり粉・・・大さじ1と2分の1
・かたくり粉、揚げ油・・・各適量
・サラダ油・・・大さじ1
<黒酢あん>
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・鶏がらスープ・・・250ミリリットル
・砂糖・・・大さじ7
・黒酢・・・大さじ3
・しょうゆ、紹興酒・・・各小さじ1
・塩・・・少々
・水溶きかたくり粉・・・大さじ1と2分の1
・ねぎ、しょうが、にんにく(みじん切り)・・・各小さじ2分の1
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※黒酢が手に入らない場合は、塩を入れず、米酢にしょうゆ(小さじ1)を追加してください。
中嶋さんは、祖父から代々伝わる東坡(とうば)豆腐を紹介してくれました。カリッとしているのに、モチモチした食感の衣。決め手は、麩(ふ)を使うことです。冬にこそ食べたいひと皿です。
・木綿豆腐・・・150グラム
・焼き麩・・・10グラム
・かたくり粉・・・適量
・とき卵・・・1コ分
・揚げ油・・・適量
<あん>
・だし・・・200ミリリットル
・みりん、しょうゆ・・・各20ミリリットル
・水溶きかたくり粉・・・大さじ2
・ねぎ・・・4センチ
・青ねぎ(小口切り)・・・大さじ1
・ゆず(細切り)・・・適量
※中嶋さんのだしの取り方:鍋に水(1リットル)と昆布(10センチ)を入れ、強火にかける。
沸騰したら弱火に落とし、けずり節(30グラム)を入れて3分ほど煮て、さらしでこす。
(このとき、絞るとかつおの香りが強く出てしまうので絞らない。)
<下準備>
ねぎは、白髪ねぎにする。これを小口切りにした青ねぎと混ぜておく。