2012年09月15日 11:08
板倉市長(左)らにロンドン五輪体操男子団体「銀」を報告した加藤選手。右は順大体操競技部の原田監督=14日、印西市役所
ロンドン五輪体操男子団体の銀メダリストで、印西市内のキャンパスに通う順天堂大学1年、加藤凌平選手(19)が14日、同市役所を訪れ、板倉正直市長らに活躍を凱旋(がいせん)報告。「最終的な目標はオリンピックでの金メダル」と今後の抱負を語った。
報告会で、加藤選手は「金メダルを目指していたので悔しいが、世界の舞台で伸び伸びと演技して取った銀メダルなのでうれしい」と報告。板倉市長は「本当におめでとうございます。今後も世界で活躍され、4年後のリオデジャネイロ(五輪)で金メダルを取ってほしい」と期待を寄せた。
ロンドン五輪では初出場ながら安定した演技を見せた加藤選手。報道陣からその精神的な強さの秘訣(ひけつ)を問われると、「試合までにしっかりと練習を積んで自信をつけること」と説明。最終目標を「オリンピックで金メダル」とした上で「日本の伝統はきれいな体操。それを継続しつつ、世界で戦える高難度の技を披露していきたい」と、さらなる実力向上を誓った。