このコラムは、日頃の英語について思うことを羅列的に書いていきます。

 

[英語に関する日頃の疑問]

 

①英語の子音

 

英語は子音がメインで構成されているので、もし遭難に会って、遠くの人に助けを呼ぶ時、どうするのかなって疑問に思いません? 例えば、ヘルプミー(Help me!!)だと、きっと子音のプ(p)が消えて、もしくは相手に聞こえなくてヘルミー(Hell me!!)になるかもですし(笑)※意味は、私を苦しめて になるんでしょうけど。。

 

これはやはり、遠方になればなるほど母音を主体に伝えて、文脈のニュアンスで相手にわからせているものと思います。英語は子音主体の息の言語なので、話者と比較的近くにいないと聞こえにくいんでしょうね。

 

②お腹の底力

 

英語が中上級クラスになってくると、シャドーイング等特にアウトプットをしていく学習が重要だったりしますが、

その際に求められるのが、このお腹の底力です。

 

お腹の底力は、つまりは"お腹から声を出す"ことです。腹式呼吸と呼ばれているものです。英語は1つのセンテンスが長く、なかなか終わらないですよね!? しかも大量に子音による息を使う為、呼吸器官をフル活用しないといけない言語なんです。

 

腹式呼吸をマスターできていれば、比較的簡単に、シャドーイングの練習メニューもこなせるのでしょうが、通常日本人がする胸式呼吸では、苦しいものがあります。

 

英語をマスターしたいと思ってもほんとに色々なことをしないといけないんだなぁと私個人思っています。

 

③発音の奥深さ

 

英語の発音については思うことは、発音をマスターする上で英語の超重要な構成要素である母音、子音の理解が必須なことと、実際に発話する時に、極力、発音の省エネ化を図るべきって観点があることだと思います。

 

具体的には、get you ゲットユーが、ゲッチューになったりと英単語間で全て、何かしらの理由をつけて音が変化していくというものです。

 

この理論を理解することは、発音をマスターする上でめちゃめちゃ重要な内容なんです。

 

ネィティブは、この方法で通常は会話されますので、耳が慣れていないと、"何を言っているんだっけ"っていう状況に陥りやすいんです。

 

④日本の英語教育の環境について

 

私が育った時代もそうでしたが、学校の先生の英語力をもう少しレベルアップしてほしいと個人的に感じています。

 

具体的には、発音の方法を教える力と、実際にアウトプットをする教育です。

 

受験の為のひたすら英単語を覚えることと、文法の構造を頭に叩き入れるだけでは、本当に読み、書きが少し上手くなるだけで終わってしまう。。が今の高校卒業後のTOEICスコアが大学生で低迷してしまっている原因ではないでしょうか。

 

教える側が、受験サイドの物差しで英語教育を捉えていると、結局英語を日本人がマスターするまでの時間効率が落ちているのだと思います。

 

⑤幼児の英語教育

 

私はこれに関しては、かなり重要なことだと痛感しています。

 

先程も述べましたが、英語は子音中心で構成されています。息の言語なのです。息ということは、発話時の周波数レベルも日本人の比ではないくらい高く半端ないものです。(例:日本人高くて800Hz前後、英語は3,000~高い場合で10,000Hz)

 

生半可に低い日本人の周波数帯で慣れた耳を、小学校、中学校くらいから英語を勉強してもなかなかつらいものがある、というより聞き取り自体がハードで難しいのです。舌の動きも複雑で、青年にはなかなか理解できません。

 

そんな理由から、私が思うのは、3歳前後くらいまでに、子供の親が幼児教室の英語を習わせるか、親が勉強して日常的に英語で語りかけるかすれば、幼児レベルは、理屈抜きに真似と鋭い感で発音を身に付けることができます。

 

3歳前後は、色々な周波数帯の言語を聞き取ることができる年齢である為に特に重要な時期でもあるのです。

 

その為、子供を育てられるお母様方、お父様方には、英語を頑張ってもらい、お子さんに伝達頂ければ日本の英語の未来は明るかったりするのではと思っています。

 

【英語の周波数】 

 

高周波の音を聞き続けることで、英語が聞き取れるようになる教材CD」がいくつか販売されています。これらは、「日本語より英語のほうが周波数が高い。だから日本人は英語が聴き取れない。」の主張があります。

 

・日本語の周波数は  150~1,500 Hlzくらい
・英語の周波数は  2,000~12,000 Hlzくらい

 

日本人が日本語を発する音の周波数が英語より低いからといって、日本人には高周波の音が聞き取りづらいと解釈するのはいささか強引ではないでしょうか。発音と聞き取りは別物です。口と耳が別物のように。

日本語の周波数は英語より低い = 日本人の耳に高周波は聞こえにくい ということが言えるのではないでしょうか

 

人間の耳が聞きとれるレベルは16Hz~16000Hzくらいです。

 

日本語と英語はとても対局にあります。英語は2000ヘルツ以上の周波数の音声に言葉の意味があり、日本語は1500ヘルツ以下の周波数の音声に言葉の意味があります。そして、このパスバンドは生後10歳・11歳ぐらいまでに基本的な聴覚として出来上がってしまうとの事。日本人には英語の音が聞き取りにくいと言えます。英語の高い周波数をカットしてみると、日本人にはとても聞きやすくなります。特に語学では、聞くことができた音を何回もまねて学習していきます。
「聞ける耳を持つこと」・「意味のある音を認識できる脳を持つこと」これが大事なポイントです。幼児のうちに鍛えられたパスバンドは消えません。大人になってからでもある程度は鍛えられますが、幼児ほどは簡単ではないのです。

 

英語の高い周波数帯域の音に慣れ英語脳を作るために出来る事は、英語音声を沢山聞くことで、多く聞けば聞くだけ、その音に慣れます。洋楽を聴く時や洋画を見る時、ヘッドフォンを利用するとより効果的になります。

 

周波数が違うとアピールする本や教材は、英語の周波数に慣れさせるというCDや、会話やフレーズを流しっぱなしで慣れさせる、といった類のCDを聞かせるだけで、実際にはリスニング力はアップしていないからです。アップできません

  

 

また英語を聞き取れない大きな理由はいくつかあります。


1.英語の発音方法がわからない
2.わからない単語や文法、言い回しが文の中に出てくる
3.音と音が繋がる


この3点セットを克服するだけでリスニング力はアップします。
 

英語学習において、物事のどちらが大切かを判断する時に、私はこのような方法を取ることがあります。

【TOEICの評価方法】

10から990までのスケールで示されるTOEICスコアは、全部で200ある問題の正答数を直接反映するものではありません。ですからいくつか間違ったのに990(いわゆる満点)ということがざらにあります。それだけにわかりにくいとも言えますが、私に言わせれば、そもそもTOEICスコアは、TOEIC という部分社会における順位表であり、「860990Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができるレベル」から始まって「10220はコミュニケーションができるまでに至っていないレベル」という計5つの区分も、順位表に基づく独特の階級です。

そして順位表であれ、それに基づいての階級の区分であれ、一般社会とは異なる部分社会での約束事を前提にしているので、TOEIC界では、「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」階級に属していても、実社会では、英語でかかってきた電話一本取れないということが起きます。統計技術を駆使して設計された特殊な試験のこれまた目一杯統計技術が盛り込まれた特殊な評価がTOEICスコアと考えます。

もとより「だからTOEICなんか駄目だ、やめとけ」と申しあげるつもりはありません。その限界をわきまえた上で、勉強の目安として使う分にはそれなりに有用なツールです。ただ、このスコアの意味が格別論じられることのないまま、英語能力の判定基準として独り歩きしているのが気になるので、スコアの意味合いを知っておいてもいいのではないかと感じています。特に絶対評価だとする向きが多いだけに余計気になります。

このようなTOEICスコアにつき、本家本元(www.toeic.or.jp )がどう説明しているかと言うと、正確を期しているのか、親切なのか、ともかく原英文をカッコ書きで示しながら、「スコアは正答数そのままの素点(Raw Score)ではなく、標準化(Equating) と呼ばれる統計処理によって算出された換算点(Scaled Score)です」となっています。つまり、受験した人やTOEICのスコアを英語力と同視する人は、単にスコアと言っているものの、正確には、

(a) 個々の設問での正誤による「素点」
(b)
これの換算プロセスである「標準化」
(c)
プロセスの結果である「換算点」

注:日本言語テスト学会の言語テスティング用語集を見ると、ここで言う「標準化」は「等化」、「換算点」は「尺度得点」としていますが、何かしっくりこないので、この用語で行きます。

という、三つの要素から成っており、これがTOEICスコアの中身だ、ということになります。

一方、本家に当たる www.toeic.org にある同様の説明を見ると、Scores on the TOEIC test are determined by the number of correct answers. The number of correct responses on each section is converted to a scale score.TOEICのスコアは正答数で決まりますが、各セクションにおける正しい解答は 換算点に変換されます)ということです。となると日本のTOEIC "scaled score" と呼び、本家の方が "scale score" と呼ぶ、この換算点は何ぞやということになります。

そこで調べてみたところ、 ミシガン州政府が教育関係で使われる統計用語を解説したマニュアル では、「(一次データの変形である)二次データの一種で、スケーリングと称されるプロセスから導かれたもの。換算点は、相異なるレベルや様式のテストを通じて連続性のあるスコアスケール[リスニングの得点は 0 - 30 という得点可能な範囲のこと]にそった得点を示し、異なる受験者グループどうしを直接比較できるようになる。これはテストが実施された年や実施されたテストのレベル、様式に左右されることもない(すなわち時系列で並べて比較するのに適している)こうした換算点は、パーセンタイルランクや評価段階値(grade equivalents)と異なり、刻み値が等間隔となっているので、足したり、引いたり、平均を求めることができる。換算点は、標準得点 (standard score) とも言う」とありました。

受験者の得点つまり一次データをそのまま使えばよさそうなものですが、TOEIC の場合、単純に正答率でスコアを出さないのかと言うと、TOEICの制作業者であるETSみずから、TOEIC(R) From A to Z (2003) の8ページで言うとおり TOEICnorm-referenced test (集団参照基準テスト)だからです。

「相異なるレベルや様式のテストを通じて連続性のあるスコアスケールにそった得点を示し、異なる受験者グループどうしを直接比較する必要があるということです。受験者の成績を比較の対象である別の母集団と比べて、今回受験したこの人の成績を母集団でのランキングに置き換えるための共通の尺度として、換算点が用いられるという理屈です。

もともと集団参照基準テストの場合、受験者の得点分布は正規分布つまりベルカーブを描くように出来ています。 テスト理論の大御所、Lyle F. Bachman Fundamental Considerations in Language Testing (OUP) で言うように、If the NR test is properly designed, the scores attained will typically be distributed in the shape of a 'normal' bell-shaped curve. (しかるべく作られた集団参照基準テストであれば、テストにおける得点は典型的には「正規分布曲線どおりの」ベルカーブにそくした分布を見せる」のです。それに基づいて受験者をランキングして選別しようというのがこの手の本来の狙いなのであり、ベルカーブの下の横軸にそって、得点の最上位から最下位までを100分割した場合、カーブの一番右側の所にあるスロットより左側には99個のスロットが並ぶことになるわけで、これを利用して、「どちらが上か」を簡単に判定できるようパーセンタイル(100分位数)が用いられます。

その意味でTOEICの成績通知にパーセンタイルが載っていること自体、相対評価による選別タイプのテストである何よりの証拠です。対照的に、運転免許試験のような何ができるか、一定以上の技量があるかをチェックする能力判定テストの場合なら、まるで運転できない人が集まったテストで、君は80パーセンタイルだから合格とするわけにはいきませんから、端的に達成度を示す正解率をパーセンテージで表します。(事実、相対評価での選別を行う、norm-referenced test ではパーセンタイルを使い、試験範囲の事項をマスターしたかをチェックし、能力を判定する、criterion-referenced test ではパーセンテージを使うというのは、テスト関連の資料で両者を見きわめる上のポイントとしてよく出てきます)

現行 TOEIC の毎回の受験者が一体誰と比較されているんだと思われるでしょうが、この点については、TOEICの日本での元締めである財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の広報責任者が 北大のチャップマン先生によるインタービューの中で、次のように明言しています。

TOEIC test scores are reported on a scale which was instituted on the first TOEIC test administration. TOEICスコアは、初回TOEIC当時に確定されたスケールに則っています)

今回、こういった点数を取っている人は、あの初回のTOEIC当時のスケールで評価すると、このスロットに収まっていたからと仕分けされるのです。ただ、実際は、正答数がそのまま使われるのではなく、統計学的処理が行われる「ブラックボックス」、しかも内容が公開されていないプロセスを経ているので正確な分類か否かは知るよしもありません。

以上を要するに、TOEIC自体、一定の母集団との対比で毎回の受験者の得点が仕分けされるというnorm-referenced test であるため、正答数といった「素点」がそのまま使われるのではなく、統計的な処理によりそれを換算して、母集団でのランキング上、どこに相当するのかをはじきだしているのです。運転免許試験のように受験者本人の能力だけを見てことを決めているのでなく、他との対比で成績が決まるわけで、その意味で、どう見ても「相対評価」です。

 TOEICは絶対評価だと主張する人たち

以上で見たとおり、制作業者みずから、TOEIC norm-referenced test であるとし、相対評価型の選別テストであることを認めている上、スコアの算出法の説明の中で、得点が正規分布する、つまりベルカーブを描くことを前提とする標準テストに特有の概念である scale scoreないし scaled scoreを持ち出しているのに、TOEICは絶対評価なのだと見る方々もいらっしゃいます。思うにその原因は、受験者のスコアが各回のテスト内容で乱高下しないようにするために使われている equating という統計技術にあるようです。その点はあとで説明するとして、けっこうおもしろいので、TOEICは絶対評価だ、いや、相対評価だという、この論争をざっと見ておきたいと思います。

そもそもこういう問題が起きるのはTOEICの評価というかスコアの出し方が理解されていないからでしょう。理解されていないと言うか、誰も強いて関心を持たないと言ったほうがいいのかも知れません。私の知っている受験経験者たちも、単純に最終的な数字で一喜一憂しているだけで、正解した数とスコアの関係などどうでもいいようです。

一番多い勘違いが "15" という勘違いです。TOEICにはリスニングセクション、リーディングセクションそれぞれ100問ずつあり、満点が495点。さらに5点刻みということで "15"と勘違いする方が多いのです。そこでよく"なんで500点満点じゃないんですか? それとも99問正解なら満点ということですか?"という質問をよく受けます。次に多い勘違いが"パート1は13点、パート4は17"というように難易度によって配点があるという勘違いです。これも間違えで、パート1の1問もパート4の1問も価値は同じなんです(少なくともそういうことになっています)。実はTOEICの点数は1問何点という方式ではないんです。"TOEICの点数は偏差値みたいなもの"と考えると分かりやすいと思います。

『絶対評価』の指標の1つであるTOEICスコアは、受験者がどのくらいの英語力を持っているかを示すのであり、「自分以外の受験者のレベルが高いと平均点が高くなり、自分以外の受験者のレベルが低いと平均点が低くなるが、自分以外の受験者のレベルが高くても・低くても、点数のとりやすさは変わりません」とのこと。言い換えれば、各回の具体的テストの難易度に拘らず、スコアが600レベルの人であれば、次回のテストが難しく、他の人の出来が悪くても、逆に、やさしくて、他の人の出来がやたらよくても、実力が変わらない以上、600600だとおっしゃっていると解されます。

860990は「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」レベル
730
860は「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」レベル
470
725は「日常生活のニーズに充足し、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」レベル
220
465 「通常会話で最低限のコミュニケーションができる」レベルです。
10
220は「コミュニケーションができるまでに至っていない」レベルです。

そして、この記事では、TOEICスコアと偏差値とは違うんだよと例を出しながら説明した上、「600点のレベルに達している学習者が受験すれば、周りの受験者の実力には係わらず、常に600点というスコアが得られます。言い換えれば、TOEICのスコアは偏差値ではなく、受験者がどのくらいの英語力を持っているかを示す『能力値』です」という論法で、TOEICスコアは相対評価ではなく、絶対評価に基づくものだと説明されています。要するに、偏差値とは違うんだという点、受験者本人の実力が変わらない限り、スコアも変わらないようになっているという点の二つをもって、TOEICは絶対評価だと論じてらっしゃるわけです。

偏差値は相対評価の一つのやり方ですが、偏差値とは違う、だからTOEICは絶対評価だというのは飛躍があると考えます。相対評価によるテストのすべてが偏差値方式で成績を示すわけではないからです。また、スコアが一定となるよう仕組まれているというのは、毎回の具体的テスト内容が違っていても、統計技術を用いて実質的に同じテストを受けているのと変わらないようにし、スコアの一貫性を確保しているだけの話で、これも絶対評価か、相対評価かの問題とは次元の違う話です。あとで見るとおり、ある回のテストが前回より難しいか、易しいかでスコアが変化しないようにし、比べられるようにしているだけで、これは絶対評価であれ、相対評価であれ、どちらの形式のテストでも使われうる「技術」です。

【ネィティブ英語力】

 

多くの英語学習を目指す人から、「ネイティブはTOEIC900点以上取れるの?」と言う質問を受け、以前、実際に実験を試みた事が有ります。

TOEICとは、イングリッシュ・ネイティブ・スピーカー(英語を幼少期から学び母国語として、もしくは母国語以上に使える者)のために作られたテストでは無く、第二言語として英語を学ぶ人が「仕事でどれほど英語が使えるのか?」を証明するための英語力判定テストになります。

アジア圏の国々では多くの方がTOEICを受講しており、留学生やワーキングホリデー参加者の間でも、やはりTOEICスコアが話題に上る事はしばしばなのですが、そんなTOEICを「英語のネイティブスピーカー(第一言語として英語を使う者)が受験したらいくつ点数が取れるのか?」と言う事に興味を持たれている人が沢山いました。

 

実際に2人のネイティブスピーカーの友人に頼みTOEICを受験して貰った事があるので、ここではその時受験して貰った結果を踏まえて「ネイティブスピーカーのTOEICの実力」について解説します。

 

TOEICとはビジネス関連の英語力を判定するテストなので、2人に誰しもが納得するような職歴が無ければ、「学生には難しい?」や「その2人の頭が特別悪いんじゃないの?」と言う厳しい指摘がある可能性があるため、まずは2人の職業について紹介しておきます。

そのTOEICを受講して貰った2人は、1人は大卒、もう1人は高卒ですが、共にアメリカの一流メーカーでバリバリ働く銀行員です。

試験を受けて貰った時、2人は、社会人としては駆け出しレベルの2年目でしたが、現在では2人とも本社でトップ売上を出すなどしている、世間一般の目から見ても“できる2人”と言えると考えます。

  

ネイティブスピーカーのTOEICの実力

 

多くの方は「ネイティブスピーカーなんだから満点取れて当然」と思われているでしょうが、何と結果は1人が「990(2問の間違い)」、そしてもう1人が「985(3問の間違い)」と言う結果になり、共にリスニングセクションは満点でしたが、リーディングセクションで間違いをしていました。

2人とも900点越えとなったため、生徒達には「900点越えるよ!」と伝えましたが、正直、「金融業界でバリバリの2人が満点取れないとは」全く予想していなかった事なので、TOEICの有効性について疑問を少し持つようになりました。

 

そして、2人に対して「なぜ間違ったのか?」と聞いてみると、1人は「これは拷問の様に眠いテストだ」と言う回答が貰え、もう1人からは「深く読むと間違える」との事でした。

要約すると、2人の回答は「TOEIC(ネイティブにとって)とても簡単だけど、“回答がこれで合っているのか?”と疑問に思うと、深読みしてしまい間違える可能性がある」との事でした。

 

また、1人は「これって、どっちかと言えば(A)だけど、正直な話、(B)でも良いよな?」と言った、“TOEICの出題に難癖を付ける()”と言う事態にもなってしまいテストは終了しました。

しかしながら、ネイティブスピーカーでも満点が取れないなんて、「TOEICはそれで良いのか?」とも思いますよね

ネイティブスピーカーでさえ満点が取れなかったTOEIC試験ですが、そんなTOEIC900点クラスを取得している方々と言うのは「英語がペラペラに違いない」と思われる方もきっと多いはずです。

 

そのTOEIC900点以上のレベルと言うのは、TOEIC受講者の内で「上位3%以内に入るツワモノ」と呼べる得点で、如何にTOEIC900点を取得する事が難しいのか分かって頂けるかと思います。

 

しかしながら、残念な事にTOEIC900点台を取得したからと言っても、日本に進出している外資系企業での勤務であれば、それなりに熟す事ができる英語力と言えますが、実際に海外で就職する(英語圏のローカル企業で働く)となると、正直な話、TOEIC900点前後では使い物になりません。

 

「なぜ日本人の多くが高得点取得を目指すTOEICでハイスコアを取得しても、海外では英語が使い物にならないのでしょう?」その理由について解説します。

 

TOEICは実用的には使い物にならない?

 

そもそも話になってしまうのですが、TOEICテストと言うのは仕事上での英語力を判定するテストなのですが、例えば、話し相手がイギリス人だった場合に、そのイギリス人が「“ゆっくり”と“分かりやすく”話してくれる」と言う事を前提条件としているテストとなっています。

 

しかしながら、日本の仕事上での会話を想像して頂ければ分かると思いますが、普通、仕事では通常よりも“かなり速いスピード”で会話が繰り広げられるため、ビジネス英語もそれと同様に通常よりも“会話速度が速い”のが普通です。

 

それなのにTOEICテストでは話し相手に合わせて、“ゆっくりと話す人”が想定されているため、TOEIC900点を取った人でもビジネス英語の速さについていく事ができないため、「TOEIC900点でも使い物にならない」と言う事になってしまいます。

もしも機会があれば聞いて頂きたいのですが、株式相場や為替相場等の海外ニュースでは、一般的なニュースの「510倍程度の速さ」で英語が話されています。

 

それが、一線で英語を使う時のスピードとなるので、TOEIC900点を獲得できたなら一度リスニングに挑戦してみると、その会話展開の速さに驚かれると思います。

 

【TOEICの実際の街の声】

 

・海外在住だけど、本当にTOEIC意味ないよ。受けてるのは、韓国、日本人だけ。
外資じゃあ相手にされない。IELTSとかケンブリッジとかの試験を企業も標準にすればいいのに。

 

・外資勤務してて、数か月前から採用担当してるけど、そもそもが「仕事が出来るかどうか」なので。将来的に貢献してくれるかを含めて。帰国子女やネイティブでも日本支社にいる場合そこで仕事が出来ないと無意味。
ツールなんだから。

 

・帰国子女ですが、英語レベルの証明のため、TOEIC,TOEFL、英検は一通り受けました。

 

そこで思ったのはTOEICは簡単過ぎる。正に非英語圏の人用だということ。TOEFLは英語ネイティブの人でも間違えやすい引っ掛け問題的なのが多い。
英検は筆記だけではなく、スピーキングがあるので(級によるかな?)実際のレベルがもう少し判断しやすい。
 

 【aとtheの使い分け】

 

atheの使い分けは簡単

aonethethatが変わった単語

冠詞を付けない日本語で育ってきた人たちが、英語独特の冠詞であるatheを使い分けるにはコツが必要です。

まずはaoneの略であり、thethatの略であることを意識しましょう。

 

  1. aoneが略された単語で「ある~」と訳せます。
  2. thethatが略された単語で「あの~」と訳せます。

aoneが略された単語です。oneとはone of many(たくさんの中の1つ)を意味しています。例えば「I like a cat.」であれば、ネコ1匹をイメージできますが、それはたくさんいるネコの中の一例であり、特定はできません。訳は「私は(ある)ネコが好きです」となります。

thethatの略された単語です。thatとはthat and only(あのと唯一)を意味しています。例えば「I like the cat.」であれば、ネコ1匹をイメージでき、さらにそのネコがどのネコかを話し手と聞き手ともに特定できる状態です。訳は「私は(あの)ネコが好きです」となります。

つまり、a catone catでも通じます。これには「あるネコ」というニュアンスを含んでいます。the catthat catでも通じます。これには「あのネコ」というニュアンスを含んでいます。

one catならa catthat catならthe catと置き換えると、初心者の人も使い分けがしやすいかもしれません。この方法に慣れてきたころには、自然とatheを付けられるようになっています。

特定できるかどうかを日本語で考えましょう

あなたが「私は昨日美しい女性を見かけた」と話すとき、相手はその女性を特定できません。その女性はたくさんいるであろう美しい女性の1人であるわけです。つまり「ある女性」となり、aを使います。

- I saw a beautiful woman yesterday.

次に「その女性はスカーフを巻いていた」と続くとき、相手はその女性が先ほど話した女性であると特定できます。それは「あの女性」ですので、theを使うことになります。

- The woman had a scarf.

つまり、聞き手が特定できるかどうかが、atheを使い分けるポイントになります。その名詞を特定できるということは、その名詞が2回目の登場であったり、明確に1つしかないとお互いが認識できる状態ということです。

atheがある理由は名詞をわかりやすくするため

外国人が日本語の「私は」と「私が」の違いが理解しにくいことと同様に、日本人も英語のatheを使い分けるには知識と経験が必要です。

このように母国語にない文法は最初はうまく使えません。外国人は日本語の「てにをは」のような副詞を難しく感じますし、日本人は英語の「athe、複数形のs」のような冠詞に抵抗感を覚えます。

ただ、日本語で「私はTOEIC600点を取れる」と言うべきところを「私がTOEIC600点を取れる」とすると、やはり正しくありません。これを会話の中で何度も使われると、日本人も聞くことに疲れてしまいます。

これは英語も同じです。ネイティブの人はatheには非常に敏感で、間違えると気持ち悪かったり、意味が理解できないことすらあります。要するに変な言葉遣いであるわけです。そのため、atheをスムーズに使えるようにならなければ、英語が話せるとは言えません。

しかしながら「atheが使う理由」を理解していないと、なかなかatheを使う習慣も身につかないです。atheを使う理由はシンプルで、話し手が聞き手に名詞をわかりやすく説明するためです。

例えば、話し手が「I went to a supermarket.」と言った瞬間、聞き手は「aが付いているから、まだ話には出てきてない」とわかります。aを付けただけで判別できるわけです。

続けて、話し手が「The supermarket was closed.」といった瞬間、聞き手は「theが付いているから、さっきのスーパーマーケットのことだ」とわかります。

このようにatheの違いで、文脈上のsupermarketの立ち位置がわかりやすくなりました。話し手はatheを使い分けることで、聞き手が理解しやすいように配慮しているとも言えます。

逆に「A supermarket was closed.」としてしまうと、聞き手は「先ほどのスーパーマーケットではないどこか別のスーパーマーケットが閉まっていた」と理解することになります。

そのため、atheの使い方は外国人にとっては、文脈上におけるその名詞の特徴を理解する上で、重要な役割を担っています。

初心者が始めるatheの実践的な使い分け

atheの違いは「不特定か特定できるか、抽象的か具体的か、複数存在するか唯一存在するか、他にあるか他にないか、同種のものがあるかないか、限定できないかできるか、イメージが共有できていないかできているか、初出か既出か」などと、参考書によって似て非なる説明がされています。

ただ、そうなると「私はテニスラケットが欲しい」という文を作るとき、atheの違いのどれに当てはまるかを、頭の中で探さないといけません。

- I want a tennis racket.
- I want the tennis racket.

本来「どれでもいいからテニスラケットが欲しい」場合はa tennis racketであり、すでに「メーカーや型番も決まったテニスラケットが欲しい」場合はthe tennis racketというイメージですが、その認識は初心者には難しいので、はじめてうちはすべてaを付けて文章を作るようにしましょう。

特に英会話の初心者はそもそも今までにatheなどの冠詞を付けずに、話す機会が多かったはずです。スピーキングでは丁寧な文章を作る時間がないので、とっさに「I want tennis racket.」と答えているかもしれません。

しかし、それでは文法的に間違っていますので、まずは「a」を付けてしまいます。聞き手も「非ネイティブの人だから、まだtheがうまく使えていない」と理解していますので、実践的にはそれでも構いません。

まずは冠詞を付ける意識が大切です。それができたら次にところどころでtheを使うようにします。theを使う条件には次の3通りが存在します。

  1. 話の中ですでに出てきた名詞にはtheを付けます。例えば「I bought a car. The car is expensive.」という具合です。さらに明らかにその車から連想された名詞であれば「The engine made in Japan.」のように、はじめての名詞でもtheを付けることができます。
  2. 例えば「Let's go to the bar.」や「Please, open the window.」のように、お互いに共通のイメージができたり、それが1つしかない状況下では、名詞にtheが付きます。
  3. 常識的に1つしかない名詞にはtheしか付きません。地球や富士山もその1つです。最上級も同じく「It is the worst problem.」のように、必ず1つに絞られるためにtheが付きます。

このようにtheは「既出、共通、常識」のときにのみ使います。よく「1つしかないものにはtheを付ける」と教わりますが、いきなりそう言われても使えるわけがありません。

普段からaを使い続けて、途中から「聞き手にわかりやすく話したい」という余裕が出てきたら、theを入れ込むようにしましょう。

無冠詞、複数形、不可算名詞も理解する

schoolbedにはaを付ける必要がない

schoolbedcarはすべて名詞ではありますが、次の文章ではathe、複数形のsも付いていません。

- I went to school yesterday.
- You were lying in bed.
- She can get there by car.

しかし、どれも正しい文章です。冠詞には例外があって、例えば、attoなどの後にあるschoolには冠詞が付きません。schoolだけではなく、nurseryuniversityhospitalseahomeなども同様です。

ここで単純に「例外」と覚えるのではなく、きちんと「特定の建物や場所といった名詞は物質というよりも機能としての意味合いが強いため、機能は数えられない不可算名詞にあたり、冠詞を付けることができない」と理解しておくと応用が利きますちなみに次のbedも同じ理由で冠詞が付きません。

by carも数える名詞としての役割ではなく、手段であるために何も付けないことになっています。by trainbusbicycleも同様です。食事であるbreakfastlunchdinnerも同じで、atheが付きません。

あとはbetween boy and girlのように、2つ以上の名詞がandで繋がれた場合は、冠詞が省略されることがあるなど、一般的な文法とは異なりますが、使いやすいために正しくなった文法が、英語には多々存在します。

複数形や不可算名詞にもtheは使える

初心者が勘違いしやすい文法の1つに「theは単数形や数えられる加算名詞にしか付けられない」ことがあります。

atheを二者択一で選択していたため、aが単数形で加算名詞にしか付けられないのであれば、theも同じような性質を持っていると思うことは自然なことです。

しかし、aは「たくさんの中の1つ」を意味しているために、たくさんと数えられるかつその中の1つだからこそ、可算名詞の単数形にのみ付けられるわけです。

一方、theは「あの~」ですから、単数や可算名詞に関係なく、複数形や不可算名詞にも付けることができます。

例えば、アメリカ合衆国を意味するthe United States of Americaももちろん、間違いではありません。アメリカは1つしかないのでtheが付きますが、たくさんの州があるのでstatesを使っています。

 

 

 TOEICのスコアと海外の評価


何点あれば○○ができる、という点数による英語力の評価は、ある程度の傾向によるものですし、むしろ何点あれば○○できる、というより○○できれば何点とれる、と言った方がふさわしいかもしれません。


よくある例で行くと、TOEIC900点を越えたら英語が話せると思われがちですが、TOEICの試験はリスニングとリーディングだけですので、必ずしもTOEIC満点の人が英語が話せるとは限りません。

一方、逆に英語が話せる人は大体の確率でTOEICで高得点はだせますし、帰国子女の方など勉強しなくても満点とれる人はたくさんいます。


日本ではTOEIC○○点とかで、よく凄い、悪いの評価が下されがちですが、海外ではスピーキングやライティングも加味した、B1,B2,C1といった国際基準で英語力を図ることがおおいです。

ともあれ、TOEICのスコアが丸々無視されるわけではなく海外のサイトでも一定量は取り上げられていますし、あながち知名度がゼロというわけでもありません。一つ例にとって、海外におけるTOEICスコアの基準を確認してみましょう。


TOEICスコアとCan-Doテーブル:海外の職場編


Can-Doテーブルとは文字通り『その点数があれば何ができるのか』を指し示す指標です。例えば飛行機の電光掲示板が読めるとか、電車のアナウンスが理解できるとか、新聞が読めるとかそういった感じです。

今回は、日本での英語使用ではなく、海外の職場で英語を使うことを想定したCan-Doテーブルを紹介していきますので、参考にしてください。

ETS rates international communication proficiency with its Can-Do table that it divides into five total score ranges.

『ETSは国際コミュニケーション能力を「Can-Do」によって5つのカテゴリに分類している』

例えばこのサイトではTOEICのレベル別のCan-Doを紹介していますが、これによると日本のTOEIC公式ホームページに書かれている水準よりもやや厳し目に設定されています。

Total TOEIC® scores of 400-450 are in the lowest range. If you score in this range, it indicates that you have limited English skills. Assigned job responsibilities would restrict people in this range to infrequent contact with English speakers. The tasks that a business can expect them to perform include answering incoming phone calls or greeting visitors upon arrival at the office.

『TOEICでのスコアが400~450までの間であれば、それは最低レベルであることを指し示す。もしこの範囲内のスコアであれば、それは英語の技能がかなり制限されていることを指し示す。このレベルの英語力であれば、滅多に英語を使わないような職場に制限されるはずだ。もっとも、このような職場には、簡単な電話の受け答えや、訪問客への簡単な挨拶が含まれる。』

大体この水準のTOEICスコアは、公式ホームページによると一般的な社会人の平均レベルより少し低い程度です。海外のサイトでは、職場で英語を使うことが想定されての解説になっていますが、日本のサイトでは『電光掲示板が読める』といったフランクな設定になっています。

According to the Can-Do Table, a total score of 600 indicates that you could work in a staff support position, such as taking notes at business meetings or making brief presentations in English.

『「Can-Do Table」によると、TOEICのスコアが600点相当であれば、職場でサポートポジションとして働くことができる。例えばミーティング中に英語でメモをとったり、簡単な英語のプレゼン程度はおこなえるはずだ。』

一般的に600点が英語ができるかできないかの分水点ですので、これを越えれば上述のようにメモや簡単なプレゼン(台本有で)をおこなうことが可能だと思います。

With a score of 700-750, your employer can expect you to communicate effectively in English at business meetings.

『700~750点程度のスコアであれば、あなたのボスはあなたが英語の会議などでも英語を十分に理解できるものだと期待する。』

TOEICの公式ホームページにも、730~855点の幅では

通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。

(参考:TOEIc公式ホームページ)

と書いてありますので、700点を越えれば職場である程度通用する、というのもあながち間違ってはいなさそうです。個人的にも、職場で英語の文書を読めたのはこの点数辺りからですが、やはり語彙が少ないので読む速度が遅いのが問題点でした。

Scores of 800-850 indicate that you have management-level English skills. You can negotiate contracts and write business documents entirely in English and act as a representative of your company.

『800~850点程度のスコアであれば、マネージメントレベルの英語能力があるとみなされる。つまり、英語で交渉事をおこなったり、ビジネス文書を書き表したり、代理人として振る舞うことが可能である。』

この『英語での交渉事』が果たして800~850点レベルで可能なのかどうかには疑問符がつきます。あくまでTOEICはインプットの試験ですので、スピーキングやライティングといったアウトプット型の英語ができるとは限らないからです(ある程度相関性はあると思いますが)。

ただ海外の場合、リーディングとリスニングだけではなく、スピーキングやライティングも並行して勉強する、というのが外国語を学ぶ際のスタンスですので、ある程度リーディングとスピーキングのスキルは比例するのかもしれません。

The highest TOEIC® score range is from 900-990, and it represents English language skills suitable for executive management functions, including writing, drafting contracts and partnership agreements and executing or implementing agreements.

『もっとも高い英語水準であると見なされるのは、900~990点レベルの範囲である。契約や合意書を書いたり草案したり、執行したり履行したりするレベルの、いわゆる「エクゼクティブマネージャー」としての仕事ができるようになる程度の安定した英語力が期待される。』

何をもって『契約書(contracts)』と見なされるかは曖昧ですが、恐らくTOEIC900点以上でも英語の契約書を作ることは不可能です。

これはおそらく全ての言語に共通していえることだと思いますが、公式文書を書くと言うのは母国語であっても難しいことですし、一語違ってしまえば契約の内容そのものが変わってしまうような文書を私は英語では作れません(そもそも日本語でも、仕事で契約書を作るときは必ずテンプレートを利用するはずです)。

ただ、あくまで『契約書』という文書の意味伝達であれば、TOEIC900点以上あれば可能でしょうし、英語の表現有無に目をつむるという条件付きで私も契約書の英文訳バージョンを作ったことなら何度かあります。

尤も、それはあくまで日本語を知らない外人に内容を伝えるために英訳したのであって、公文書として法的に認められるために作ったわけではありません。正直、あとはこのレベルに達すれば仕事でこのように英語に日常的に触れつつ、慣れていくことが効率的でしょう。


以上のようなスコアの配分が、海外の職場におけるTOEICスコアの有効性だそうです。個人的には全部は肯定できませんが、ある程度は正しい内容だと思いますので、参考にしていただけたらと思います。

 

リーディングの到達点は『英字新聞がすらすら読める』だと思います。これができるようになれば、日常の英語レベルをはかるTOEICに関してはそこまで苦労しないはずです。


今回は、その英語のリーディングの目的地でもある英字新聞の読み方についてまとめていきます。


英字新聞の難易度


難易度でいえば一部のイギリス文学(例えばシェイクスピア、シェリー、ジェイムスジョイス等)はもちろん英字新聞よりも難解ですし、学術書など新聞よりも上に位置する難易度のものはたくさん存在します。


また、一概に新聞と言っても大衆紙と経済紙、あるいはゴシップ記事と政治欄ではこれまた難易度も語彙も違いますが、その辺は日本語と同じだと考えていただければと思います。


文学や学術書は母国語と言えども教養によりますし(例えば文系の私には素粒子やリーマン予想の本など読んでも意味がわかりません)、政治や経済記事を理解できる人、できない人もばらつきがあるはずです。


ただ、あくまで日常生活、あるいは一日の仕事の流れの中で必要な語彙という面で見れば新聞の一面の記事を読めるかどうか、という尺度である程度はかれます。それ以上は、専門分野や興味に応じて深めていけばよいでしょう。


もっとも、英字新聞に必要な語彙力は最低でも5~6000程度と言われていて、TOEICで900点以上をとるのに必要な語彙がおおよそ5000程度ですので、辞書なしで読もうと思ったらそれ以上の水準が求められると言うことになります。


ちなみに、新聞やニュース、ラジオなどに使われる英単語数は5~6000個と言われていますので、やはりそれらを活用するためにはTOEICでいうと最低でも800点レベルは必要ということがわかります。

逆に言えば、TOEICで900点以上程度とれるのであれば新聞なども読めるようになりますので(実際には少し乖離がある実感ですが)、TOEIC900点が一つの中級と上級を分ける壁のようなものにもなっています。

最も、上述のお話は単語数のことですので、辞書を使って読むのであれば900点以下でも読むことができます。


あくまで個人的な実感ですが、TOEIC6~700点であれば時間をかけ、かつ辞書を使えって英字新聞の7~80パーセント理解可能、TOEIC800点では辞書を使って8~90パーセント理解可能、900点では辞書ありで95パーセント、なしで80パーセントくらいの印象です。

ですので、英字新聞を勉強の道具にするためは、まずは最低でも6~700点程度は用意しておきたいところです。


実際に英字新聞を読むさいの心構え


さて、いったい何をもって『英字新聞を読むことができる』と見なせるのでしょうか。私は例えば辞書なしで英字新聞を読んでも、100パーセント新聞の内容を理解できないことがあります。

ただ、100パーセントでなくても90パーセント以上理解できていれば、よほど一言一句が重要な契約書とかでない限り、記事全体の概要はつかめますし、せいぜい1センテンスに1つ、知らない単語がでてくる程度であれば推測してなんとかなるはずです。

要するに、文学書や哲学書を読んでいるわけではありませんし、翻訳家のように一言一句に拘る必要もありませんので、あくまで我々が英語新聞を読む際には『情報として90パーセントくらい理解できる』かどうかでいいはずです。繰り返しますが、我々は言語学者のように100パーセント完全な翻訳を求められているわけではないことを頭に入れておきましょう。


さて、冒頭で書きましたが、私が思うリーディングの到達点は『新聞をすらすら読むこと』であり、すらすらとは辞書なしで90パーセント以上理解することだと思っています。


そして、90パーセント以上理解したかどうかは、なかなか自分では分かりにくいもので、100パーセント理解した気になっても、実際のところ70パーセントしか理解していなかったり、根本的な文章の意味をはき違えていた、ということも多々あります。


自分がその記事を本当に理解したかどうか確かめる最良の方法の一つが、その文章を要約、あるいは誰かに説明してみることです。

記事の理解度を確かめるには、誰かにその記事の内容を伝えてみることで分かるやってみると分かりますが『人に伝える』という行為は、数学の勉強にしろ、仕事の内容にしろ、自分が100パーセント近く理解していないと難しいもので、特に英語の記事の場合『5W1H』や『時系列』が曖昧だとまったく伝わりません。


もし、英語の長文が苦手で、それぞれの文章の意味は理解できるのに、通してみると何を言っているのかさっぱり、という方はこの『要約』が苦手だということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


En-biz TOEIC講師(Miyabi)

TOEIC:905点取得

東証一部上場企業商社出身

某関西有名私大卒

TOEIC講座指導歴2年

外資系商材多数扱っていた経験から、実用的なビジネス英語に精通。

 

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