縄跳びをダイエットやトレーニングに取り入れる際、皆は何を目安としているのだろうか。運動時間、跳躍回数、あるいは凝った人であれば消費カロリーを計算して運動量を決めているかもしれない。
いずれにしても、何かしらの数値を参照しながら縄跳びでトレーニングしていると思うが、その数値が縄跳びの最中でも目の前に浮かび上がっていたら便利ではないだろうか。
そんなクールな縄跳びを、ソウル発のTangram Factory社が開発し、クラウドファンディングサービスで公開しようとしている。その名はややベタだが、『Smart Rope』だ。
フィットネスデータをリアルタイムで空中に表示
『Smart Rope』がどのようにして各種数値を空中に表示させるのか。
実はロープの部分にLEDが内蔵されており、縄跳びをしてロープを回すと、ちょうどユーザーの目の前に縄が来るタイミングで発光して、空中に文字を浮かび上がらせる仕組みになっている。
『Smart Rope』で縄跳びをすると、跳躍回数が取得され、予め登録しておいた個人情報から消費カロリーなどの計算がされる。
取得された情報は、スマートフォンやスマートウォッチでも管理できるようになる予定だ。それらのデバイスとの連携のため、『Smart Rope』にはBluetooth 4.0が装備されている。
また、『Smart Rope』はロープが回転しやすいように、ハンドルに対して45度でロープが取り付けられており、さらにスムーズに回転するようにベアリングが採用されている。
『Smart Rope』が空中に浮かび上がらせる文字は、様々なフィットネス情報で、最大4桁までを表示できる。経過時刻や跳躍回数、消費カロリー、タイマーなど、表示したいデータの種類はユーザーが自由に設定可能だ。
『Smart Rope』は現在クラウドファンディングの『Kickstarter』で資金を募集中だ。
ロープにLEDが内蔵されているので耐久性が気になるところだが、トレーニング中に目の前に消費カロリーが表示されれば、モチベーションは高まるだろう。
縄跳び愛好家には、たまらない逸品に成りそうな気がするが……。
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