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【川崎中1殺害】
リーダー格、「暴力ひどかった」証言も アニメ好き
川崎市の中学1年上村遼太君(13)殺害事件で逮捕された少年(18)は、市内のゲームセンターなどで遊んでいたグループのリーダー格だった。中学生らの面倒を見ていたという証言がある一方、グループの関係者は「暴力がひどかった。グループから抜けたい人は何人もいたが、怖くてできなかった」と話す。
少年は地元の中学校を卒業。同級生によると、当時は目立たない存在だった。神奈川県内の高校に進学、先輩は「アニメが好きだった」と話す。川崎署捜査本部によると、約半年前に高校をやめ、逮捕時は職業を「無職」と説明した。
少年のことをよく知る男性や、一緒に遊んだことがある中学校の男子生徒によると、グループは中学生から20歳ぐらいまでの10人前後。中学校の学区はさまざまで、ゲームセンターを中心に出会ったらしい。