岡山県のニュース
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有害植物による食中毒
高梁市で自宅近くでとったスイセンをニラと間違って食べた男女2人がおう吐など食中毒の症状を訴え、このうち女性が病院で手当てを受けました。
保健所はスイセンの葉は形がニラとよく似ていて食中毒の原因となる成分を含んでいるため誤って食べないよう呼びかけています。
食中毒の症状を訴えたのは高梁市の70代の女性1人と、息子の40代の男性です。
備北保健所などによりますと、女性がおとといと25日、自宅近くの土手に生えていたスイセンをニラと間違えて採取し、自宅で調理して2人で食べたところ、ともに吐き気など食中毒の症状を訴えたということです。
このうち女性は入院中ですが、快方に向かっているということです。
県によりますと、スイセンの葉には食中毒の原因となるリコリンなどの有毒成分が含まれており、誤って食べた場合、おう吐のほか、下痢や頭痛などを引き起こす場合があるということです。
また、スイセンはニラと似ていて花が咲いていないと見分けにくいものの、においがしないことがニラと見分けるポイントだということです。
県によりますとスイセンを食べたことによる食中毒は県内では今回が初めてだということで、種類が分からない植物は採取したり、口にしたりしないよう注意を呼びかけています。
02月27日 12時10分