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移設計画反対の人が抗議の声 沖縄2月26日 19時28分
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埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプシュワブのゲート前には、移設計画に反対する人たちおよそ200人が集まり、「作業の強行を許さない」などと抗議の声を上げました。
沖縄市から参加した70代の男性は「国は作業を強行することで、知事や市民が反対してもむだだと、抗議活動を抑圧しようとしているのではないか。私たち市民は抗議の声を上げることしかできないが、諦めずに声を上げ続けたい」と話していました。
一方、抗議を続ける市民グループは、ゲート前の国道の歩道に設置したテントを26日までに撤去するよう、国の北部国道事務所から指導されたことを受けて、26日、テントの一部を、国道を挟んだ向かい側の斜面に移しました。
これに対し、国道事務所は「向かい側の斜面も国道の区域内だ」として、26日夕方、改めて撤去するよう口頭で指導し、「指導に従わなければ、今後、撤去勧告を行ったうえで、強制的に撤去する場合もある」と伝えました。