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R18神様のゲーム-監禁された6人の男女- 作者:クロ

ゲーム 3日目

30.慈愛と肉欲の交差 ★

 【 ゲーム3日目 16時30分 百合子私室 】

「――、――」

 一馬はひとしきり泣いた後、今は体力を回復させるため横になっていた。
 例の如く百合子の膝の上でだったが。

「可愛い……ずっとセックスばっかりだったもんね。疲れて当然……か」

 そう呟いて百合子は一馬の髪を優しく手櫛でいた。
 一馬は猫のように身体を丸めて静かに眠っている。
 その姿がなんだか小さな子供が自分に甘えてるように感じられて、無性に母性が刺激される。
 一馬を見る彼女の表情は、姉が弟を見るような飾り気の無い暖かなものだった。

「信頼に応えなきゃ、ね」

 百合子は起さないよう小さな声で呟いた。
 この3日間、一馬が身体も心も酷使し続けてきたことは想像に難くない。疲れているだろう。
 その一馬が自身の部屋ではなく、この部屋で眠ったということが自分への信頼の証のような気がして、そして自分を頼ってくれているように思えて、百合子はいっそう一馬を愛しく感じた。

(明さん、ごめんなさい。今だけは)

 心の中で夫に謝罪する。
 自惚れでなければ一馬が本当の自分をさらけ出し、甘えられるのは自分だけだと百合子は思う。
 愛する人に罪悪感を感じる。
 だが、少なくともこのゲームの間だけは、一馬の妻となり、姉となり、恋人にでも――一馬が望むままに尽くそうと百合子は思った。それがきっとこのゲームで自分が果たすべき役割なのだ、と。

「本当に可哀想、一馬君だって何をした訳じゃないのにね」

 ゆっくりと一馬の頭を撫でる。
 一馬が背負わねばならない責任も罪も重すぎる。
 数十回もの性行為を強要され、見捨てると言えば幾らかマシに聞こえるが要は人殺しを強要されているのだ。余りに理不尽だと百合子は思う。
 自分が御大層な人間だとは思わないが、それでも一馬が望むのなら、求めるのならば、彼を救うためにそうしようと百合子は改めて決意した。

「ふぅ……、ふぅ……」

 一馬の胸が規則正しく上下する。

「さてっと」

 百合子は一馬を起さないように細心の注意を払いながら、丁寧に一馬の頭を膝から降ろした。

「ちゅ」

 百合子は頬に触れるだけのキスをして、クローゼットに向かう。
 一馬が訪れた際に待たせたのは広げていた手紙を隠していたためだった。
 もう少しで書き終わる。
 静かに眠る一馬の横で書き物を再開する。

 百合子が手にしていたのは――夫への遺書だった。

     ・
     ・
     ・

 1時間後

「ん……」 
「起きた?」

 自然に一馬は目覚めた。
 最初に目に映ったのは一緒に横になって微笑む百合子の優しい笑顔だった。

「何時?」
「17時半ってところかしら、眠ってたのは1時間ほどね」
「そっか、後があるからね、あんまり寝過ぎるのはマズイ」
「んっ……そうね」

 そう言って百合子は、ちゅっ、と軽く唇へキスした。

「百合子さんの髪少し濡れてる」
「一馬君に抱いてもらうために先にシャワー浴びたの。一緒のほうが良かった?」
「それは残念、終わった後に一緒に入りたいな」
「わかった、後で一緒に入りましょ」

 一馬は百合子の肩越しに見えた光景に嘆息した。

「ハァ……百合子さん」
「なあに?」

 寝ている間に一馬の部屋から持ってきたのだろう、テーブルの上には着替えが綺麗に畳まれて置かれていた。

「こういう気遣いは十代じゃ持ち得ないもんだ……マジで結婚してくれない?」
「だ―め、もう結婚しちゃってるもの」
「ホント残念」
「一馬君はそう言ってくれるけど、私みたいなオバサンより――」

 百合子の言葉に一馬は被せた。

「いや、3つしか違わないじゃないか、俺からしたら優しくて綺麗なお姉さんだよ」
「あら嬉しい。でもね、心ちゃんなんか脈ありなんじゃないの? 見てて思うんだけど、若いし、真っ直ぐに一馬君の事を慕ってるじゃない。萌ちゃんも捨てがたいわね」

 多少身に覚えがある一馬は溜息をついて反論した。

「そうかもしれないけど、あれだよ、完全に吊り橋効果みたいなもんじゃないか。まだ二人とも高校生なんだ、ここを出て冷静になったら勘違いだったって気がつくさ」

 百合子は、わかってないなぁ、と言って意地悪く笑った。

「琴子ちゃんあたりはわからないけど、心ちゃんと萌ちゃんは本気だと思うなぁ」

 一馬にしてみれば、本気というのはどうもにも眉唾にしか感じられない。

「なんか根拠でもあるの?」
「あるわよ?」
「おぉ、それは是非ご教示いただきたいところですな」

 おどけた風に一馬は聞いた。
 が、百合子の答えはシンプルで、その答えを聞いた彼は残念ながら白旗を上げるしか無かった。

 ――女の勘よ

 百合子は楽しげにそう答えたのだった。

     ・
     ・
     ・

 散々に睦み合った二人は行為に移った。

「一馬君は酷い子ね」

 一馬はスッカリコスプレの魅力に慣れてしまい、定例行事かの如く百合子に着てもらう衣装を物色して恥ずかしがる百合子に着させていた。

「とっても似合ってるよ」
「こんなの似合ってるって言われても……そもそも大事な部分が丸見えじゃない」

 百合子は、恥部と乳房に穴が空いている濃紫の下着に上から同色のシースルーのネグリジェという装いだった。
 ブラは全面に穴――というよりもはやヒモと言っていいだろうが――が空いており、蝶の装飾が施されていて、下着は腰回りに大きなレース、局部を覆う布は……無い。
 上から着ているネグリジェは透けており、乳房も恥部も丸見えだ。
 濃紫色の下着は、三十路と思えないほどの美しい百合子の肢体を淫猥に彩っていた。

「百合子さん、すんごいエロい」
「エロいのは一馬君でしょうに」

 やれやれ、と百合子は嘆息した。
 が、一馬のギラギラした視線に当てられて身体は僅かに火照っている。

「えっと、2Pよね? お口でする?」

 2Pの補給ならばフェラチオのみで大丈夫と思った百合子はそう尋ねたのだが

「なに言ってるんだよ、百合子さんの膣内なかに出すに決まってるでしょ」

 一馬は最初から中出しすることしか頭になかった。

「仕方ない子ね」
「ダメ?」

 ダメな訳ないでしょ、そう言って百合子は一馬の首に腕を回してディープキスした。

「ちゅっ、れろぉん、ちゅぅ、ちゅ……どんな風にするの?」
「ちゅっ、ん……普通にするよ。ちゅっ、なんかさ、百合子さんとは昨日初めてした訳だけど……包まれてる感じがしてさ、癒やされたんだ。だから百合子さんとは特別なことしなくても、抱き合って、キスして、愛し合うようにセックスしたいんだ」
「んぅ、ちぅ、れろレロ、んく、んく、わかった……そう言われると私も嬉しい。上手じゃないけど心を込めてセックスするね」
「……うん」

 立ったままだった二人は百合子が上になる体勢でベッドに倒れ込んだ。

「ちぃぅう、んちゅ、れろぉぉん、レロレロ、ちゅっ……触るね」

 一馬が身につけているのは下着のみだ。百合子は濃厚にキスしたまま、一馬の下半身へ腕を巡らせた。既に血が巡り始めた肉棒には触れずに内腿と玉袋を優しく撫でる。
 快感はそれほど感じない百合子の優しい接触と彼女の恥部が丸見えの淫猥な下着姿に、一馬は興奮した。肉棒へどくどくと血が流れこみ、硬く、太く雄を形作ってゆく。
 肉棒が熱く猛ったのを感じた百合子は下着の上から肉棒をぎゅっと握りしめた。

「すごい……かたい、一馬君の逞しい……とっても素敵」

 手のひら全体で亀頭から玉袋まで温めるようにやわやわと刺激しながら、トロンとした目つきでそう呟いた。

「なんで百合子さんにはこんなに興奮するんだろう……なんか出してない?」

 一馬はさして快感を与えられている訳でもないのに興奮がどんどん高まっていくのを感じた。
 妙齢な百合子だからだろうか、雌の香りが酷く濃厚で、本能的に蹂躙したい、犯したいと感じてしまう。
 一馬は荒く息を吐きながら美しい乳房を鷲掴みした。シースルーになっているネグリジェと赤黒い乳首を擦り合わせるようにグリグリと刺激する。

「んっ、ぁぁん、擦れちゃう……んぅ……いいわ……もっと触って」

 百合子は鼻にかかった呻きを漏らした。愛する夫以外の男性にいいようにされてる罪悪感と背徳感に興奮を覚える。ご無沙汰だった女の身体はあっさりと快感を訴えた。

「百合子さん、たまんないよ……しゃぶってくれ、俺も百合子さんのマンコ舐めたい」

 少女達からは得られない百合子のエロティシズムに我慢できなくなる。
 これほど興奮しているのに未だにキスと下着越しの愛撫しか受けていないのだ。直接的な官能が欲しくて堪らない。

「いいわよ……私のも舐めてくれるの?」

 百合子も酷く興奮していた。
 肉棒を手で弄びながら問いかけていたが、その瞳にはマンコを舐められることへの期待が宿っていた。

「早く、早く、ぐちゃぐちゃに舐めてあげるよ」
「がっつかないの、ちょっと恥ずかしい……」

 百合子は興奮に額に汗を滲ませて一馬の頭に跨った。

「百合子さん濡れてるね」
「仕方ないじゃない……一馬君のおちんちんが逞しいんだもの」
「めちゃめちゃにしてやる」
「――ッ、お手柔らかに……ね」

(一馬君……凄く興奮してる……やだ……どうしよう)

 一馬の言葉は自分に向けられたものじゃない。百合子はそう思った。
 興奮して自然に漏れたような言葉だった。ギラギラした一馬に百合子はゾクリと身を震わせてゆっくりと腰を落とした――が、すぐに尻は鷲掴みにされ強い男の力で強制的に落とされた。

「ハァ……ハァ……百合子さん」

 一馬は文字通りマンコを貪った。

「あああああああああ! いきなりぃ! ああああ! あぁっ! 激しぃ! アァァァッッ!」

 半ば予想していたが最初から激しすぎるクンニに百合子は絶叫した。
 一馬は柔らかいマンコを呑むように貪る。
 小陰唇を舌で撫で、陰核を指で摘み粘ついた愛液を顔に塗りこむようにズルズルと音を立てて愛撫した。
 膣穴に舌を差し込むと膣肉が侵入してきた舌をぎゅ―っと締め上げる。チンコをぶちこめばどれだけ気持ちいいだろうか。一馬は否応なく期待を高めた。

「ああっ! まって! まってまって! 一馬君! あああ! あんっ! 待ちなさい!」
「じゅるぅぅ、んくんく、ハァ……ハァ……なに?」
「最初から激しすぎ! まだ一馬君の下着も降ろしてないのよ!? ちょっとまって……お願いだから」
「あ、ああ、ちょっと興奮しすぎたかもしんない」
「しすぎよ……、どうしちゃったの?」
「わかんない、百合子さんが欲しくて欲しくて堪らないんだ」

 ストレスか、旦那への嫉妬か、それとも百合子に優しくされたからか、共に背負うと言われたから、一馬にもわからない。全部かもしれないとも思う。だが、今はそんなことはどうでもいい。百合子を自分のものにしたくて堪らない。
 激しく蹂躙したかった、激しく犯したかった。
 少しだけ、ほんの少しだけ冷静になった一馬は呻くようにお願いした。

「ごめん、俺……百合子さんをめちゃめちゃにしたいんだ、痛いことはしないよ……ただ、快楽に身悶えさせて……犯したいんだ」

 何の飾りもない生の欲望を叩きつけられた百合子は少しの怯えと大きな興奮にゾクゾクと震えた。
 この年下の男の子にいいようにされる自分を想像してしまった。
 脳の大半を興奮に支配されながら、それでも頭の片隅で『それでこの子が少しでも楽になるなら』という思いは残っていた百合子は承諾する。

「いいわよ……好きになさい。めちゃめちゃにされてあげる。全部受け止めてあげる」
「何度もイかせるよ?」
「――ッ、いいわ、よ」
「覚悟してね……さあ、百合子さんもしゃぶって」

 百合子は一馬の下着をズルリと下げて肉棒を咥えた。
 無心でれろれろと舌を絡め、ちゅぱちゅぱと吸いく。

「はぁ―むっ、んちゅ、ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぷぅ、んぽっ、んっ、れろれろ」

 両手を腰に回し、ねじ込むように奥まで咥えて大きな音を立てて首を振る。

「ん―――むぅ! じゅるるぅ! ずるずるっ! んっ! んぼっ! んぼっ! んぼっ!」
「ああ……最高だ! 百合子さん! 百合子さん!」

 一馬にならってか、百合子のフェラチオは激しい。肉棒が溶けるような錯覚を覚えながら一馬は再びマンコを貪る。
 敏感なところを探して舌と唇で刺激して、愛液で濡らした指を尻穴につきこんだ。

「――ッッッ! んぼぉぉ! んぁぁぁ! ぁぁ! んちゅぅ! んっ、んっ、ずぞぞぞ! じゅぷぅ!」

 百合子は肉棒を口に咥えたまま激しいクンニに耐えた。まさかお尻に! とも思ったがされるがままにして一生懸命に肉棒をしゃぶった。
 十分に性交経験がある彼女だったが、情を交わした相手はたった一人だけだ。人数という意味での経験は限りなく薄い。

「んぼっ! ぢぃじゅるぅ! んあああ! んばぁ! あっ、あっ、あっ、凄すぎる! 一馬君! 一馬君! こんなの私されたことないわ! 気持いい! ああああ! ァァァァあああ! だめだめ! いっちゃう、いちゃう! ぁぁ―――ゃ、――ッ! ――ッ! ――ッ! ――ッ! アァァアアアァァァァァァァァアアアア!」

(こんなに早くイっちゃった……す、すごすぎる!)

 こんな貪るような愛撫など経験したことがない、獣のように女を蹂躙する愛撫は激しい官能を連続して彼女に与え続け、簡単に限界を振りきった。
 絶頂を強制的に与えられた百合子は痙攣しながら快感に酔ったが、一馬の愛撫は止まらない。
 陰核を甘咬みして表面を舌でベロベロと舐め続けた。

「アァあああああぁぁぁ! まって! アアアアっ! イってるから! イってるの! やめて! 感じすぎちゃう! あああああ! いやぁあああぁぁぁっっっ!」

 いつの間にか尻穴につきこんだ指は第二関節まで挿入されていた。
 軽く曲げた指で肉を引っ掻き、百合子を更なる快感の沼に引き込んだ。

「いああぁっぁぁぁあ! お尻……まで、ああああっ! イッたばかりなのに……また、わたし……アァァァ…あなたぁ! 許して……」

 百合子は尻をブルブルと震わせ、口を戦慄かせて――無意識のまま愛する夫に謝罪した。
 その懺悔が一馬の嫉妬心を更に刺激した。
 顔中を愛液で濡らして、激しくマンコを吸い上げながら首を振る。

「いやぁぁぁ! きもちいい! 一馬君! かずまぁくぅぅん、凄いわ……すてき……あ、あ、あ、あ、イクいくイクいくイクイクイクイクイクイク! ハッ……ぁ、――ッ! ――ッ! ――ッ! ――ッ!――ッ! ――ッ! ――ッ! ――ッ! んぁああああぁぁぁぁアアアァァァァッァッッッ!」

 ビクビクビクッ! びくんっ、びくんっ、びくんっ!

 百合子は普段の温和な人柄からは想像できない絶叫を上げ、髪を振り乱して痙攣した。

「かっ……はっ、あ……ぁぁ……ぁぁ」

 息も絶え絶えに絶頂の余韻にビクビクと身体を震わせる百合子を、一馬は一瞥して身体を抜いた。
 ぐったりしている百合子の身体を横たえて、片足を抱え込み、側位で肉棒をびしょびしょのマンコへねじ込んだ。

「――ッ、ひぁ、ああああああああ! ぁぁ……まって……お願い、あっ、あっ、あんっ、あっ、あんっ、あっ、いやっ! ああ! おっきぃ! まだイってるのに……あっ! もうイキっぱなしよ……おおお! あっ! あっ! んぁあ!」
「百合子さんの膣内なか最高だ! ほんとに良い女だ! 最高だ! 気持いい!」

 抗弁する百合子に、一馬は有無を言わさず腰を振ることで答えた。

 どちゅっ、ズンッ、ズンッ、ばちんっ! ばちんっ! ばちんっ!

「うああ! あっ! 凄いわ! 本当に一馬君逞しい! あっ、あっ、あんっ、あっ、あんっ!」
「もっと色んなとこ、突いてあげるよ!」

 そう言って、一馬は百合子の脚を離して正常位の体勢を取る。
 奥までずっぷりと挿入して腰をねじ回す。灼熱の肉棒が、カリ首が膣壁を蹂躙する。
 ぐりぐりと子宮口まで刺激された百合子は途絶えることのない快感に晒されて甲高い愛嬌を上げた。

「はぁぁぁぁああああ! 色んなところあたるわ! ああ! すごぃぃぃ! あっ! あっ! あっ! んぁあ! だめ! だめ! わたし膣内なかでイッたことないのに……また……イキそう……やだあっ!」
「ハァ……ハァ……旦那さんにもイカされたことないの!?」

 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

「ああぁぁ! な……い……のぉ、わたし……なんて酷い……」
「おれは嬉しい! 百合子さんを自分のものにしたみたいで嬉しいよ!」
「う……ん……いまは……百合子は、一馬君の……も……の……あ、いくいくいくいくいく! ――ッ! ――ッ! ――ッ! ――ッ! ひぁぁぁああああああぁぁぁぁッッッ!」
「ああ! 百合子さん綺麗だ! 気持いいよ!」

 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

「うぅ、ぅぅぅ、――ぅ、――ぅ、――ぅ、――ぅ、はぁ……も、もう、ゆるして……あぁ……イキ過ぎて、身体に……ちからが」

 もはや百合子はゆさゆさと身体を揺さぶられるだけの状態になっていたが、一馬の責めはまだ終わらない。身体に力が入らない百合子をうつ伏せにさせて尻を持ち上げた。

 ――ビリビリッ!

 一馬は鼻息荒く濃紫のネグリジェを破り捨てる。百合子は服を剥ぎ取られても反応できない。
 一馬の興奮は極まっていた。

「もうちょっと、これで最後だから、お願い百合子さん」
「う……うぅ……う……ん、わかったあああああああああああああああああ!」

 どちゅっ!

 百合子の返事を待たずに一馬は腰を両手で引き寄せて腰を思いっきり打ち付けた。
 一馬は最奥まで肉棒をねじ込んだままこの世の天国をしばし堪能する。
 発情しきった百合子の甘い体臭に鼻孔を刺激され、形の良い尻肉が目を喜ばせる、ねとねとの膣肉が隙間なく肉棒に絡みつき得も言われぬ快感に包まれた。

 あまりの快感に一馬はぶるぶると震え、そして猛烈に腰を振り出した。

 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

「うあああ! あ! あっ! もう、むりぃぃ! ああっ! しぬっ! ……しんじゃアアアアッッ! あ! ああっ! あん、あんっ、あっ、あっ、はぁぁああ! ひゃぁあああ! あっ、あぁっ、あっ!」
「ハァ……ハァ……百合子さん! 百合子さん!」
「あああ! あっ! かずまくん! かずまくん! ああっ! かずまくん!」
「うぅぅ、百合子さん! 愛してるって言って!」
「あっ! あっ! そっ、それは……それだけはっ、あっ! あんっ! あんっ! あっ!」
「嘘でもいい! お願いだ! 百合子さん!」

 バチンッ! ズジュッ! ぐちゃぁ! パチンッ! パチンッ! パチンッ!

「あっ! あぅ、あ、あ、あ、あ、かずっ、かずまくん! 愛してるわ! 世界で一番貴方が好きよ! 私を孕ませて! 一馬君の赤ちゃん産みたい! おもいっきり奥に出して!」

 百合子の絶叫を聞いて、もうまともな思考すら働かないほど愛欲に塗れきっていた一馬はついに耐え切れなくなる。

「うああああ、でるよ! でるよ! 百合子さん! すげーいっぱい出るよ!」
「あっ! あっ! 出しちゃいなさい! ぜんぶ! ぜんぶ! 吐き出しちゃいなさい! 私の子宮を一馬君の精液まみれにして! やだやだやだやだ、またイク……イクイクイクイク……かずまぁ! かずまぁああああ」
「ゆりこ! ゆりこ! ゆりこぁぁぁああああ! でるでる! はらめぇ!」

 一馬は決壊する直前に子宮口に強く亀頭を押し付けた。

 びゅーびゅーびゅるびゅるびゅる!

「……! ハァァッ、――ッ、――ッ、――ッ、――ッ、――ッ、――ッ、――ッ、――ッ、ヴヴウウウウアアアアアアアアアアアッッッッッ!」

 膣内にザーメンを注がれながら百合子は獣のように絶叫した。



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 【 ゲーム3日目 18時10分の生存ポイントの状況 】

 桐山心   □■■■■■■■■■
 円成寺琴子 □□□■■■■■■■
 水島萌   □□□□■■■■■■
 石動美月  □□□□□□□□■■
 槇島百合子 □□□□■■■■■■

 【 隠し権利 】

 桐山一馬:JOKER 女性1名から4Pを奪い、他の女性に強制的に移譲させる権利

 【 ゲームのルール 】

 女性全員には生存ポイントが初期7P与えられる、男性には生存ポイントが存在しない
 生存ポイントは最大10P貯めることができる、超過分は繰り越されない
 女性は1日生存する毎に10時を以って2P減算される
 男性と口淫精飲で2P、膣内尻穴射精で3P生存ポイントは補給出来る
 男性が提供できる生存ポイントの上限は1日7P
 上限の7Pの消化後、男性側の要求で女性は1回の膣内射精につき1P補給出来る
 生存ポイントを1P消費することで避難エリアを2時間利用出来る
 避難エリアには水・食料が備蓄されている。エリア外への持ち出しは出来ない
 男性へは如何なる暴力行為も禁止される
 生存ポイントが0Pの状態で10時を迎えた場合、3時間激痛を与えられ死亡する
 自死した場合は神様によって強制的に生き返させられる
 15日間生き残れれば部屋から開放される
 女性が3名死亡すると男性は死亡する。その時点で生存している女性は全員開放される


 【 特記事項 】

 男性はワイルドカードを保有する。内容は8日目以降に開示される
 神様がつまらなくなったらルールが変更されます♪
お読みいただきありがとうございました。
次回更新は2/4 22時を予定しています。

先生……百合子さんがクソエロいです。
+注意+
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