伝わる文章を書くにはどうすればいいか?という記事を書きました。
相手に伝わる文章を書く方法と注意点:私が理想とする書き手について - 賢くミニマリストになろう
この記事を書いたあと、たまたま見た、
サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか | Talk Video | TED.com
人を動かすのはWHATではなく、WHYである。私が思っていたことは、このことでした。
まだ見ていない人のために、こんな人にぜひみてほしい動画です。
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ブログのアクセスが一定で止まっている人
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同じ商品を提供しているのに、営業成績悪い人
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なにを努力しても、成果がでない人
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売れる商品と売れない商品の違いが知りたい
問題点はどこにあるのか?
同じようなブログを書いているのに、アクセスが伸びない。デザインもしっかりしている。私の方が毎日更新して、何時間もかけてブログを書いているのに、アクセスが全然伸びない。記事が面白くないから、それとも、テーマがよくない、文章が下手だからなんだ
こういう人は、
サイトのデザインの向上と文章のテクニックの向上をすれば、アクセスは増えると思っています。
別の例えをしましょう。
- 英語がうまくなりたいという人が、同じように勉強しても、英語ができる人とできない人
- 営業で同じ商品を売っているのに、売れる人と売れない人
- 同種のメーカーなのに、売れるメーカーと売れないメーカー
これらの差はけっして、努力が足りないのではなく、その目的(why)の設定が間違っているからです。
正しい目的は人を動かす力がある。
ブログのアクセスが増やしたい、英語がうまくなりたい、売上をのばしたいといった目標を設定はうまくいきません。お金やアクセスは結果であって、目標にしてはいけません。
理由を探っていきます。
人はなにを基準にその商品を選んでいるのでしょうか?
機能でしょうか?デザインでしょうか?ブログなら文章がおもしろいから読みやすいからでしょうか?そうではありません。
書いている人の理想や信念によって、人は動かされているのです。
サモンシックさんの動画では、こんな例えをしています。
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なぜアップル製品だけが売れるのか
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なぜマーチン ルーサー キングが 市民権運動を指導できたのか
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なぜライト兄弟が有人動力飛行を 実現できたのはなぜでしょう
同じようなことをしている会社やメーカーはたくさんあります。どこの会社も同じように人材を集めて、モノやサービスを作っています。
なにが違うのか?
それはリーダーのWHYが人を動かす力になっているからです。
売れない商品は商品だけを売ろうとしている。
CMを作って宣伝をします。
たとえばこんなCM
「この度、新しい携帯ができました。この携帯は素晴らしいデザインと機能性を備えています。操作は簡単です。ひとついかがですか?もっとも豊かで便利になりますよ」
とこんな感じです。はっきりいって、いりません。
図で表すとこんなイメージです。
本質はすべてのことに当てはまります。ブログを書くことも、商品を売ることも、生きることさえ、本質は同じです。
マーケティングも営業でも商品やサービスを売っています。
何をして どう違いどう優れているかを述べ 相手に何か行動を期待します
アップル製品のCMはこうです。
「我々のすることはすべて 世界を変えるという信念で行っています 違う考え方に価値があると信じています 私たちが世界を変える手段は 美しくデザインされ 簡単に使えて 親しみやすい製品です こうして素晴らしいコンピュータができあがりました」
上で書いたCMとアップルのCMはまったく別の方向を向いています。
人を動かすのはお金(what)ではない。
人を動かすには、お金が有効だと考える人も同じ原理です。
たとえば、
高い給料をだして、人を雇った。でも、その人はもっと高賃金で雇ってくれる会社を見つけた。その人は辞めていった。
お金を基準とする人は、判断基準が当然お金です。多い少ないのシンプル世界です。
こんな会社もあります。
私たちの作るサービス・商品は世界を変えることができると信じている。いっしょに働きませんか?
その人はその会社の信念や理想を信じて、例え賃金が安くても、血と汗を流して、いっしょに働くでしょう。
人は「何を」ではなく、「なぜ」で動くのです。
人を動かすのは商品(what)、テクニック・方法論(how)ではなく、目的(why)です。
この行動は生物学の原理と同じだそうです。そこまでは気がつかなかった。それは動画を見てください。もっと理解が深まります。
アクセスを増やしたいなら、
テクニックを学ぶ前に、ブログの信念や理想を書いてください。人を動かしたいと思うなら、プランより、信念や理想を描いてください。
富や利益を目標としている会社や人物には、人は動かされません。
残念ながら今の日本にたりないのはこれではないかと思います。会社の商品は知っているけど、その社長やリーダーを知らない。アップルといったら、ステーブンジョブスです。日本にも任天堂といったら、宮本茂です。パナソニックの松下幸之助という名前もでてきます。人を動かす力がある人は、私利私欲や富や名声を求めません。それを求めている人や会社は偽物だと思ってもいいのかもしれません。
まとめ
最後に私のブログの信念や理想を書いておきます。
私が感じた「何か」が自分のことだけでなく、社会のためにも役に立つと感じたことをブログに書いています
ミニマリストの生き方は「最小限で快適な暮らし」です。私は快適に暮らしたいし、自分の人生を選んで、自由に生きていきたい。
そのためには何をすればいいのか?なにが大事なことで、なにが大切なことなのか?なにを人生に求めているのだろう?
このWHYはちょっと立ち止まって、自分の内なる声や欲求を聞いてあげないと分からないことです。
働けばお金は手に入りますが、何かを所有しても満足しない。何か生きづらい世の中、社会とのズレを感じて生きていました。
ミニマリストは最小限にすることで、自分の本質に近づくことも意味しています。
物はどれだけあっても満足しません。では、逆に持たないことによって、どのくらいあれば満足できる暮らしができるのかがわかってきます。多くを求めなくても満足できることがたくさんあるからです。
持たない暮らしをすることで、時間と空間が与えられます。あなたの本当に求めてる「なにか」について考えて、あなたの人生を選びとってほしいのです。
これはわたしも同じです。
私は与えられる人生より、与える人生を選びます。その方が人は善く生きることができると信じているからです。だから、あなたにも与える人生にしてほしい。
ブログを読んで、あなたの暮らしに少しでも変化をおこし、善くなっていくことを願っています。
この考えは世界を変える力があると信じています。
私のブログは理想でできています。
今日も見に来てくださってありがとうございます。このブログでは、私が感じた「なにか」を自分のことだけとは思わず、多くの人にとって大事なことだと思うことをブログにしています。このブログを読んであなたの生活に小さな変化を起こすことを願っています。
クリックしてもらえるととても嬉しいです。
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